知らないと損する！料理をラクにする【電気圧力鍋の使い方】蒸し料理篇

電気圧力鍋は煮込み料理のイメージが強いけれど、蒸し料理に電気圧力鍋を使うと、料理がぐんとラクになります。電気圧力鍋を持ってはいるけど、あまり使っていない方や、購入を迷っている方のために、蒸し料理で活躍する電気圧力鍋の使い方をご紹介します。

電気圧力鍋は冬しか使えない？
電気圧力鍋は時間がかかる？
おすすめの蒸し料理３選

電気圧力鍋は冬しか使えない？

電気圧力鍋は、煮込み料理の出番が多い冬にしか使えないかといったら、そんなことは全然ありません。電気圧力鍋って、実は、１年中便利に使える家電。特に、料理中に蒸気があまり出ないことは大きなメリットになります。キッチンが暑くなったり、湿っぽくなったりしないから、ムシムシする梅雨、酷暑の夏、そして残暑の厳しい秋に電気圧力鍋を使えば、料理の負担をすっごく軽くしてくれますよ。

電気圧力鍋は時間がかかる？

電気圧力鍋は、圧力が下がるまでふたが開けられないというデメリットがあります。降圧にかかる時間が予想外に長く、食事の時間に間に合わない、なんてことも起こりがち…。

だけど、蒸し料理は、煮込み料理に比べると降圧がとても早いんです。忙しい日や暑くてキッチンに立ちたくない日は、電気圧力鍋に蒸し料理をおまかせするとラクちん。副菜やスープを作っている間に、蒸し料理ができあがっているイメージです。

電気圧力鍋で圧力が下がりにくいのは、カレーや豚汁、おでんなど、たっぷりの煮汁で調理する場合。釜の中の汁気が多いほど、降圧に時間がかかります。一方で、蒸し料理の場合、食材を蒸すための水（蒸し水）を入れますが、蒸し水の量はそれほど多くは必要ないので、圧力は割とすぐに下がります。

おすすめの蒸し料理３選

それでは最後に、電気圧力鍋で作る、おすすめの蒸し料理を３つご紹介。当ブログで人気のあるレシピを選びました。（弱小ブログではありますが…ささやかな参考になりましたら幸いです。）

肉が主役の蒸し料理

脂肪の少ない鶏むね肉や鶏ささみ肉は、電気圧力鍋で煮込むよりも、蒸す方がやわらかく仕上がります。特に、味噌や塩こうじ、はちみつなどで下味を付けてから蒸すと、ジューシーでやわらか。とっても食べやすく仕上がりますよ。

【鶏むね肉のホイル蒸し】

1．味噌で下味を付けた鶏むね肉に、長ねぎ、しめじをのせてアルミホイルで包む。

2．電気圧力鍋でホイル包みを蒸す。

3．長ねぎの青い部分でたれを作り、添える。

【鶏むね肉のホイル蒸し】の詳しいレシピはこちらから

野菜が主役の蒸し料理

夏から秋が旬のなすは、電気圧力鍋で蒸すと加熱ムラなし。どこを食べても、ふかふかやわらか。電子レンジで蒸すのとは、また違った食感が楽しめます。また、電気圧力鍋で蒸したなすは、アレンジもいろいろ。めんつゆやポン酢をかければ、さっぱり副菜。別鍋で作った肉味噌をかければ、立派なメイン料理になってくれます。

【蒸しなすの肉味噌がけ】

1.　なすは皮をむき、電気圧力鍋で蒸す。

2.　圧力ピンが下がったら、なすを器に移す。

3.　別鍋で作った肉味噌をかける。

【蒸しなすの肉味噌がけ】の詳しいレシピはこちらから

魚が主役の蒸し料理

料理しないといけないのに、味付けすらも面倒。そんな日におすすめなのは、電気圧力鍋で塩鮭を蒸すという使い方。キャベツと塩鮭を白ワインで蒸したり、きのこと塩鮭をアルミホイルに包んで蒸したり。塩鮭を野菜やきのこと一緒に電気圧力鍋に入れれば、快速でメイン料理ができあがります。特に、旬のさつまいもと一緒に蒸すと、さつまいもも甘いので、たれも必要ありません。