電気圧力鍋で気軽に煮魚!さば、いわし、めかじきを使って

魚は積極的に食べたいヘルシーな食材。でも料理が面倒で、お刺身、焼き魚からのバリエーションが広がらない…。そこで「ラクに作れる魚料理を身につけたい」と思い立ち、ほったらかしで調理ができる電気圧力鍋で煮魚にチャレンジしてみました。

電気圧力鍋なら、火の番をしなくていい

電気圧力鍋は、食材や調味液などを入れてスタートボタンを押せば、あとは勝手に調理してくれるので、その間に別のおかずを作ったり、ほかの家事もできて、気持ちにも時間にも余裕が生まれます。そんな理由から電気圧力鍋にハマり、煮物やミートソースなどの料理で難なく使いこなせるようになると、あらたに欲が出てきました。
電気圧力鍋で魚料理を作れるようになりたい!お刺身と焼き魚オンパレードだった魚料理のバリエーションを広げたい~。

電気圧力鍋で作ったさばの味噌煮が激うま

さっそく、電気圧力鍋の付属レシピを参考にさばの味噌煮を作ってみました。
さばの3枚卸しを買ってきて、食べやすい大きさにカットしたら電気圧力鍋の釜へ。付属レシピにならって、皮に十字の切り込みを入れました。

あとは、味噌や砂糖、煮切りした酒などをよく混ぜ合わせて、しょうがとともに加えたら下ごしらえは完了です。

キッチンペーパーで落としぶたをして、圧力調理3分にセット。スタートボタンを押したら、あとは放置でOK!電気圧力鍋が勝手にやわらかくしてくれるから、ラクちんです~。

圧力ピンがコトンと落ちたら、さばの味噌煮のできあがり。
新鮮なさばは脂も旨みもたっぷりで、やわらかくて、とってもおいしい!自然とほかの魚料理にもチャレンジしたくなりました。でも、付属レシピには魚料理があまり載っていないから、自分なりのレシピで試してみることに。

電気圧力鍋で魚料理を作るときのコツ

魚料理のマンネリ化防止のために、普段使いの魚料理を身につけたい。使う食材は、切り身で買える魚か、かんたんにさばける魚、そして、必ず家にある調味料…。そんなことをぐるぐる考えて、めかじきのケチャップ煮と、いわしとじゃがいもの甘辛煮の2品を作ってみることに。

魚と一緒に入れる調味液は、仕上がりの味にしておく

まずは、めかじきのケチャップ煮。
電気圧力鍋で調理するときは、食材と一緒に入れる調味液を初めから仕上がりの味に調整しておくと、うまくいくのだとか。そこで、ケチャップやみりんなどを混ぜ合わせ、味見をしながら調味液を作り、めかじきと合わせて圧力調理しました。そうしたら、できあがりはちょうどいい味つけ!大成功でした。

魚の骨まで食べたいときは圧力時間を長く

めかじきの切り身はすぐに火が通るので、圧力をかける時間は短く。試しに圧力調理・3分で調理すると、やわらかく、おいしく仕上がりました。
一方、いわしとじゃがいもの甘辛煮は、いわしの骨まで軟らかくしたかったので圧力時間は長めに。まずは、付属レシピなどを参考に圧力調理・20分で調理してみると、太い骨に少し硬さが残っていました。噛むと、ちょっとパリパリする感じ。

そこで、さらに圧力調理・5分にセットして再調理したところ、食べやすくなりました。
最初は圧力時間を何分にすればいいのか迷ったのですが、「味見して骨が硬ければ、追加で圧力調理すればよし!」とわかったら気分爽快~。これからは、小骨の多い魚も気軽に買えそうです。

煮崩れる野菜は、圧力が下がってから加える

また、いわしとじゃがいもの甘辛煮は、いわしだけを電気圧力鍋で調理しました。じゃがいもは圧力をかけ過ぎると煮崩れてしまうので、レンジでやわらかくして、圧力調理が終わった後に電気圧力鍋の釜へ。煮込みモードで5分ほど煮たら、じゃがいもが茶色っぽく色づき、とってもいい仕上がりになりました。

めかじきのケチャップ煮のレシピ

最後に、めかじきのケチャップ煮といわしとじゃがいもの甘辛煮のレシピを記しておきますね。

■材料(2人分)
めかじき 2切れ(約180g)
玉ねぎ 1個
しめじ 1/2株
小麦粉 適量
★水 カップ1/2
★ケチャップ 大さじ3
★みりん 大さじ1
★砂糖 小さじ1
★顆粒コンソメ 小さじ1

■作り方(圧力調理・3分)※パナソニック製の電気圧力鍋を使用。
1. めかじきは1口大に切って塩をふり、小麦粉をつけ、フライパンで両面を焼いたら取り出す。
2. しめじと薄く切った玉ねぎをフライパンで炒める。
3. 1と2を電気圧力鍋の釜にいれ、★の材料をよく混ぜ合わせて加える。
4. キッチンペーパーで落としぶたをして圧力調理3分にセットし、スタートボタンを押す。
5. 圧力ピンが下がったら取り出す。

いわしとじゃがいもの甘辛煮のレシピ

■材料(4人分)
いわし 4尾
じゃがいも 3個
★水 カップ1/2
★酒(煮切り) カップ1/2
★醤油 大さじ3
★砂糖 大さじ2
しょうが 1片

■作り方(圧力調理・25分)※パナソニック製の電気圧力鍋を使用。
1. いわしは頭と内蔵をとって洗い、尾と背びれを落として1口大に切る。
2. しょうがは皮つきのまま細切りする。
3. 電気圧力鍋の釜に1と2を入れ、★の材料を混ぜ合わせて加える。
4. キッチンペーパーで落としぶたをして圧力調理25分にセットし、スタートボタンを押す。
5. じゃがいもは皮をむいて1口大に切り、レンジでやわらかくする。
6. 圧力ピンが下がったら、5を電気圧力鍋の釜に加え、煮込みモードで5分煮る。

※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、加圧時間の調整が必要かもしれません。

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【電気圧力鍋でヘルシーごはん】
このブログでは、ふだん使いで、なるべく手間のかからない電気圧力鍋レシピを研究中。おいしくできた料理をコツコツ公開しています。加圧時間や食材の組み合わせなど、電気圧力鍋を使うときのちょっとしたヒントにして頂けましたら幸いです。

電気圧力鍋料理の写真