【豚肉と厚揚げの肉豆腐】電気圧力鍋で味しみしみのメインおかず

豚肉と厚揚げの肉豆腐の写真

電気圧力鍋でほったらかしで作る、豚肉と厚揚げの肉豆腐。無水調理で玉ねぎの水分を引き出せば、やさしい甘みが凝縮されてバッチリ味が決まります。豚肉はさっと炒めてから加圧。厚揚げは加圧が終わってからの後入れで。それが、おいしく作るコツ~。

玉ねぎ、きのこの順に入れる

それではさっそく作り方をご紹介しますね。
電気圧力鍋で無水調理するときは、水分が出やすい材料から入れると焦げつきを防げるので、まずは玉ねぎから電気圧力鍋に入れましょう。
玉ねぎは加圧すると煮崩れやすいので、大き目のくし切りに。

玉ねぎを入れたら、お好みのきのこを1株分ほぐして入れていきます。きのこはしめじと舞茸を試してみましたが、どちらを使ってもおいしくできました。写真では舞茸を使っています。

豚肉は軽く炒めてから電気圧力鍋へ

玉ねぎ、きのこの次は、食べやすい大きさに切った豚肉をフライパンでさっと炒めて、電気圧力鍋に並べ入れます。
豚肉は豚こま肉でもロース肉でも。薄切り肉であれば、お好みの豚肉で大丈夫です。
薄切り肉をたくさん入れる場合は、生のまま加圧すると肉同士がくっついて塊になってしまいます。加圧前に炒めて表面に軽く火を通しておくと、くっつきがおさえられ、食感よく仕上がりますよ。

豚肉を入れたらその上に、砂糖、醤油、みりん、酒を混ぜ合わせた調味液をまわしかけ、無水調理・1分にセットして、しばし放置~。

厚揚げは加圧後に加える

厚揚げは、圧力が下がってから加えます。厚揚げを一緒に入れて加圧しても、煮汁に浸からない状態で仕上がるので、後入れがおすすめです。
圧力ピンが下がってふたを開けると、こんな感じになっているので、

食べやすい大きさに切った厚揚げを加え、シリコンスプーンなどで全体をやさしくかき混ぜましょう。

そうして厚揚げが煮汁になるべく浸かるようにしたら、煮込み・4分にセットして加熱スタート。
煮込みモードが終わったら、しばらくおいて、厚揚げに味をなじませれば完成です!

とろける玉ねぎとやわらかな豚肉に味がしみ込んだ肉豆腐。ぜひ一度お試しください~。

【レシピ】豚肉と厚揚げの肉豆腐

それでは最後に、レシピを記しておきますね。
電気圧力鍋で無水調理した肉豆腐は、味しみしみでおいしいだけでなく、ほったらかしでメインのおかずができあがるので、とっても助かります~。

■材料(3人分)
豚薄切り肉 200g
厚揚げ 2枚
玉ねぎ 1個
きのこ(舞茸/しめじ)1株
★砂糖 大さじ2
★醤油 大さじ2
★みりん 大さじ1
★酒 大さじ1


■作り方(無水調理・1分→煮込み・4分)※パナソニック製の電気圧力鍋を使用。


1. 玉ねぎは大き目のくし切りに、きのこは石づきを取ってほぐす。


2. 豚薄切り肉は食べやすい大きさに切り、フライパンに少量の油(分量外)を敷いて、表面が白っぽくなるまで炒める。


3. 厚揚げは食べやすい大きさに切る。


4. 電気圧力鍋の釜に、玉ねぎ、きのこ、2の順に入れ、★の材料を混ぜ合わせて加える。


5. 無水調理・1分にセットする。


6. 圧力ピンが下がったら3を入れ、厚揚げが煮汁に浸かるように全体をやさしくかき混ぜる。


7. 煮込み・4分にセットし、煮込みが終わったら、しばらくおいて味をなじませる。


※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、加圧時間の調整が必要かもしれません。


【電気圧力鍋でヘルシーごはん】
このブログでは、ふだん使いで、なるべく手間のかからない電気圧力鍋レシピを研究中。おいしくできた料理をコツコツ公開しています。加圧時間や食材の組み合わせなど、電気圧力鍋を使うときのちょっとしたヒントにして頂けましたら幸いです。

電気圧力鍋料理の写真