【イカめし】初心者OK!電気圧力鍋でやわらか&味しみ時短レシピ

イカめし(電気圧力鍋使用)

手間のかかるイカめしも、電気圧力鍋を使えば、簡単・時短でやわらか&味しみ抜群に仕上がります。この記事では「電気圧力鍋で作るイカめしレシピ」を写真付きで詳しくご紹介。下ごしらえから加圧のコツまで丁寧に解説していますので、初めてのイカめし作りにもおすすめです。

このレシピは、パナソニック電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)でおいしく作れます。

レシピの詳しい手順とポイント

ここからは写真付きで詳しく解説していきます。

番号付きのシンプルなレシピは記事後半にあります。
解説は飛ばしてレシピだけ見たい方は

使うイカの種類

イカは、中サイズ(胴体15cm前後)のするめイカを使います。
するめイカは胴体にもち米が詰めやすいサイズ感。もち米を詰めても、中まで無理なく火が通ります。

イカめしに使うするめイカ2杯をまな板に並べた準備工程

ちなみに、イカめしを主食にするなら、イカは2杯で2人分。副菜にするなら4人分くらいになるイメージです。

もち米を水に浸す(1時間)

もち米は軽く洗ったら、水に1時間浸しておきましょう。
浸水を済ませておくと、イカの中で米粒がしっかりふくらむことができ、仕上がりがきれいになりやすいです。

イカめし用のもち米をボウルの水に浸している工程

【補足】もち米は浸水させずにイカに詰めると、火は通るけれど、米粒がややパラパラとした質感になります。

浸水が終わったもち米は、ざるに上げて水気をしっかり切りましょう。

イカめしに使うもち米をざるに上げ、水気を切っている状態

イカをさばく

もち米の浸水が終わったら、するめイカをさばきましょう。
イカは吸盤をしごきながら軽く洗ったら、胴からゲソを内蔵ごと引き抜きます。
胴の中には長い軟骨があるので、引き抜いて取り除きます。

するめイカの胴と、足と内臓の部分をまな板の上に並べた様子

イカの足(ゲソ)はもち米に混ぜるので、両目と内臓を切り落としたら細かく刻みます。

イカめしに使う刻んだゲソと胴をまな板に並べた様子

イカの胴にもち米を詰める

刻んだゲソは、水気を切ったもち米に混ぜ込みます。

イカめし用のもち米に刻んだゲソを混ぜている工程

このもち米をイカの胴に詰めましょう。スプーンよりも指先でぎゅっと押し込みながら、気持ちキツめに詰めるとふっくらきれいに仕上がります。

もち米を詰めたイカの胴を爪楊枝で止めた、煮る前の状態

煮るともち米がふくらむので、イカの胴に7割くらいの量で詰めたら、爪楊枝で口を止めましょう。口は隙間が空いていて大丈夫です。

電気圧力鍋で煮る(加圧10分)

下ごしらえが終わったら、あとは電気圧力鍋で煮るだけです。
もち米入りのイカを電気圧力鍋の釜に並べ入れて。

電気圧力鍋の内釜にもち米入りのイカを並べたところ。圧力調理前の下準備

水・酒・醤油・みりん・砂糖を混ぜ合わせた煮汁を注ぎます。

イカめしを作るための煮汁を電気圧力鍋の内釜に注いでいるところ

煮汁の量は、ひたひた程度がおすすめ。イカの胴が煮汁にだいたい浸かるようにしておくと、もち米の火通りが良くなります。

電気圧力鍋の内釜に煮汁を注ぎ終わったところ。イカが煮汁に浸かった状態

ここまでできたら、圧力調理・10分にセットしましょう。

圧力ピンが下がったら、ふたを開けて。
煮汁から出ている部分は色が薄いので、イカを裏返して煮汁に浸しましょう。しばらく置くと、色と味がなじみます。

圧力調理後の内釜でイカを煮汁に浸している様子

あら熱が取れたら、食べやすいように輪切りにして完成~。

器に盛り付けた、輪切りのイカめし。断面の米粒がふっくらとして、イカが茶色く色付いた仕上がり

イカはほろりとやわらかく、もち米もふわっと軽やか。イカのうまみがしっかりしみ込み、できたての香りは格別。ご馳走感たっぷりの一品です!

【レシピまとめ】イカめし

最後にレシピをまとめておきますね。
イカめしは電気圧力鍋で煮ると、とってもやわらかく仕上がります。するめイカはさばくのも簡単なので、ぜひ一度お試しください~。

■材料(2人分)
するめイカ 2杯
もち米 1/2合弱
【煮汁 NF-PC400の場合】
★水 3カップ
★醤油 大さじ6
★酒 大さじ4
★砂糖 小さじ2
【煮汁 SR-MP300の場合】
★水 2カップ
★醤油 大さじ4
★酒 大さじ2と1/2
★砂糖 小さじ1

*機種により釜底の広さが違うため、煮汁の量が異なります。


■作り方(圧力調理・10分)※パナソニック製の電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)を使用。


1. もち米は軽く洗い、水に1時間浸す。


2. もち米はざるに上げて、水気をしっかり切る。


3. するめイカをさばく(❶吸盤をしごきながら軽く洗う。❷胴から足を内臓ごと引き抜く。❸胴の中の軟甲を引き抜く。❹足と内臓の部分は、目から上を切り落とし、ゲソを刻む。)


4. もち米にゲソを混ぜ込む。


5. するめイカの胴に4のもち米を詰め、胴の口を爪楊枝で止める(もち米は指先でぎゅっと押し込んでややキツめに、胴の7割程度まで詰める)。


6. 電気圧力鍋に、もち米を詰めたイカを並べ入れ、★の材料を混ぜ合わせて加える。


7. 圧力調理・10分にセットする。


8. 圧力ピンが下がったら、ふたを開け、イカをひっくり返して、色付きの薄い部分を煮汁に浸ける。


9. あら熱が取れたら、イカめしを輪切りにする。


※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、必要に応じて加圧時間を調整してください。

輪切りにするときの注意点

電気圧力鍋で作るイカめしは、市販のものよりやわらかい仕上がりになります。そのため、輪切りにするときは、よく切れる包丁を使って、ゆっくり丁寧に。やわらかさも手作りならではのおいしさですね。


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