きのこは圧力鍋に入れるとどうなる?縮む?食感は?実際に試してみた!

電気圧力鍋で調理前のきのこ4種(しいたけ・舞茸・マッシュルーム・エリンギ)。加圧前の下ごしらえ

きのこを圧力鍋に入れると、仕上がりはどうなる?
「縮まない?」「うまみは落ちない?」「食感は大丈夫?」と気になる方も多いのではないでしょうか?

わが家で普段通りに調理した範囲では、煮崩れはなく、食感もおいしく仕上がりました。
ただし、普通の鍋とは少し違う変化もありました。

この記事では、わが家の電気圧力鍋で調理したときの「きのこの変化・加圧時間の目安・おいしく仕上げるコツ」をまとめました。

加圧時間だけ知りたい方はこちら👇
👉きのこの加圧時間の目安
すぐに作りたい方はこちら👇
👉圧力鍋で失敗しない◎きのこレシピ

※この記事は、わが家で使用している一般的な電気圧力鍋を使った調理メモです。内容は筆者個人の使用体験に基づくもので、特定の製品やメーカーを評価・推奨するものではありません。

圧力鍋できのこを煮るとどうなる?

わが家の電気圧力鍋では、きのこは圧力鍋で煮ても大丈夫でした。

通常の使い方をしていれば煮崩れや極端な風味の変化を感じたことはなく、安心して調理しています。

うまみは増える?抜ける?

結論:普通の鍋で煮るのと同程度

きのこは圧力鍋で加圧しても、香りや風味がしっかり出ます。
煮汁にだしが溶け込むので、汁物や煮物に加えると味わいがぐっと深まります。

食感はどうなる?

結論:劇的にやわらかくはならないが、ほどよくくたっとする
きのこは熱に強いため、煮崩れにくく形が保たれます。

  • しめじ・えのき・しいたけの傘 → やわらかくなるが形は残る
  • しいたけの硬い軸 → 圧力をかけても硬さが残る

普通の鍋との一番の違いは、かさが大きく減ること。
思っている以上に、ぐっと縮みます。
きのこをたっぷり食べたいときや、買い過ぎたときの消費に圧力鍋は便利です。

電気圧力鍋で圧力調理する前のしいたけ・まいたけ・マッシュルーム
電気圧力鍋で圧力調理する前のしいたけ・舞茸・マッシュルーム。
電気圧力鍋で圧力調理後のしいたけ・舞茸・マッシュルーム。かさが大きく減っている
「圧力調理後でかさが大きく減ったしいたけ・舞茸・マッシュルーム。

味はしみる?しみない?

結論:短時間の加圧で味がしみる。

きのこは中がスポンジのような構造をしているので、水分が出入りしやすく、短時間でも煮汁が入り込みやすい食材です。

圧力をかけるとこの働きが強まり、普通の鍋よりも味がしっかりなじむのが特長。
きのこは圧力鍋と相性がいい食材といえます。

電気圧力鍋の内釜に入れた、しいたけの薄切り。加圧前の状態
電気圧力鍋で圧力調理する前のしいたけ。
電気圧力鍋で圧力調理した、薄切りのしいたけ。煮汁がしみて色濃く仕上がっている
圧力調理後のしいたけ。短時間の加圧で、しっかり味がしみる。

圧力鍋できのこを入れるタイミングはいつ?

きのこは火の通りが早く、煮崩れもしにくいため、圧力鍋では「加圧前」に入れても大丈夫です。

ただし、食感をできるだけ残したい場合や、香りを立たせたい場合は、加圧後に加えて、余熱や弱火でさっと火を通すのもおすすめです。

きのこをおいしく煮るコツ

下ごしらえ

きのこは水洗いせず、汚れがきになるときはキッチンペーパーなどで軽く拭き取る程度でOK。
洗うと風味が落ちやすくなります。

自然放置でさらに味しみ

きのこを圧力鍋で煮たときは、降圧後にしばらく置くと、さらに味がしみ込んで味わいがアップします。

きのこの加圧時間の目安

きのこの加圧時間は、種類や切り方によって少し変わります。
ここでご紹介するのは、わが家の家庭用の電気圧力鍋を使ったときの目安です。

※きのこは煮崩れないので、目安より数分長く加圧してもOKです。

しめじ・舞茸・えのき

  • ほぐす → 加圧1分
ほぐした舞茸がまな板の上に置かれている
火の通りがよいきのこは、ほぐすだけでOK。

マッシュルーム

  • 薄切り → 加圧1分
電気圧力鍋で加圧する前に薄切りにしたマッシュルーム
薄切りは加圧で縮みやすいが、うまみも出やすい。

しいたけ

  • 薄切り → 加圧1分
電気圧力鍋で加圧する前に薄切りにした、しいたけの傘
薄切りは短時間の加圧でよく味がしみる。
  • 傘ごと(飾り切りあり/なし)、または半分・4つ割り→ 加圧2~3分
電気圧力鍋で加圧する前に、花の飾り切りを施した、しいたけの傘
加圧で縮むので、飾り切りは太めに入れる。
電気圧力鍋で加圧する前に、軸ごと半分または4つ割りに切ったしいたけ
軸ごと半切り(または4つ割り)にするときは、硬い石突きは切り落とす。

エリンギ

  • 薄切り(5mm前後)/縦に細めに裂く→ 加圧1分
電気圧力鍋で加圧する前に、エリンギを食べやすい長さで薄切りにした状態
薄切りにすると、歯ごたえが残せる。
電気圧力鍋で加圧する前に、手で細めに裂いたエリンギ
手で裂くと、煮汁の味がよくなじむ。

電気圧力鍋なら「低温調理」もおすすめ

電気圧力鍋をお使いなら「低温調理モード」を試すのもアリ。

きのこは 60〜70℃前後でうまみ成分(グアニル酸)が最も出やすいといわれていて、低温調理ならだしがよく出るうえに、圧力調理では得られないシャキッとした歯ごたえが楽しめます。

電気圧力鍋の内釜に重ね入れた、舞茸・しいたけ・マッシュルーム。低温調理前の状態
電気圧力鍋で低温調理する前の舞茸・しいたけ・マッシュルーム。
電気圧力鍋の低温調理モードで仕上げた舞茸・しいたけ・マッシュルーム。かさが減りにくく、歯ごたえが残っている
低温調理後のきのこ。かさが減りにくく、食感も残る。

ポイントまとめ

きのこは圧力鍋で安心して使える食材です。

  • うまみ … 加圧中に煮汁へしっかり溶け出し、料理全体の味を深めてくれます。
  • 食感 … 形が崩れず、ほどよくやわらかくなります。
  • 味しみ … 短時間の加圧でも煮汁がしみやすく、しっかり味がなじみます。
  • 使い分け … 煮物や汁物は圧力調理、シャキッと感を楽しみたいなら電気圧力鍋の低温調理がおすすめです。

きのこは圧力鍋でおいしく調理できて、スープ、煮物、肉や根菜との組み合わせなど、アレンジも無限大。日々の食卓に、きのこの圧力鍋レシピをどんどん取り入れていきましょう。

圧力鍋で失敗しない◎きのこレシピ

電気圧力鍋で作りやすい、きのこを使ったレシピをまとめました。
気になるものがあれば、次の一品にぜひどうぞ。

しいたけが味しみしみ
👉【しいたけ昆布】圧力調理で味しみ佃煮|簡単作り置き常備菜

器に盛り付けた、しいたけ昆布。味がしみて、つやのある仕上がり

👉【しいたけとこんにゃくの煮物】電気圧力鍋で味しみ!簡単和食レシピ

白い器に盛り付けた、しいたけとこんにゃくの煮物。具材が茶色く色付き、味がしみている様子

👉【大根としいたけの煮物】加圧3分の副菜レシピ|味しみやわらか

大根としいたけの煮物の盛り付け例。大根に薄茶色の煮汁がしみている

お肉とエリンギは相性抜群
👉【牛肉とエリンギのハヤシライス風】無水ケチャップ煮|ルーなし・電気圧力鍋レシピ

器に盛り付けた牛肉とエリンギのハヤシライス風。赤い煮汁に浸った牛肉、エリンギ、玉ねぎがやわらかな仕上がり

👉【牛肉とエリンギの甘辛煮】電気圧力鍋で簡単!すき煮風の味しみレシピ

器に盛り付けた牛肉とエリンギの甘辛煮。味がしみて、やわらかな仕上がり

低温調理だけのおいしさ体験
👉【きのこのマリネ】電気圧力鍋でうまみ濃縮!低温調理の作り置きレシピ

保存容器に入れた、きのこのマリネ。マッシュルーム・しいたけ・舞茸の作り置き

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わが家で試した圧力調理の記録をまとめています。

圧力鍋などで作った料理の記録。圧力調理または無水調理した煮物や蒸し野菜など9種類(じゃがいも、さつまいも、サンマの生姜煮、イカ大根など)