だしをとった後の昆布や使い切れない乾燥昆布は、しいたけと合わせて佃煮にすると、とってもおいしい!電気圧力鍋の圧力調理でほったらかしで煮たら、煮汁を煮詰めてツヤツヤに照りよく。しっかり味でやわらかくって、ごはんのお供におすすめです。
乾燥昆布を水で戻す
それではさっそく作り方をご紹介しますね。
まずは、乾燥昆布を水に浸してやわらかく戻しましょう。
使う昆布は、だしを取っても、煮て食べてもおいしいと言われる、肉質やわらかな日高昆布(みついし昆布)がおすすめです。
水に浸す時間は30分から一晩まで、そのときどきの状況に合わせて大丈夫。
浸す時間が長いほど、戻し汁のだしは濃くなります。
戻し汁は、だし汁として使うので捨てずにとっておきましょう。
昆布としいたけを切る
乾燥昆布を水で戻したら、昆布をくるんと丸めて細切りにして、食べやすい長さにカットします。
細切りといっても、がんばって細くしなくて大丈夫。少し太いかなと感じる程度だと食べごたえが出ておいしいですよ。
しいたけは軸を切り落として薄切りにします。
少なめの煮汁で圧力調理
材料を切ったら、電気圧力鍋に入れましょう。昆布に、
しいたけを入れたら、
昆布の戻し汁、醤油、砂糖、みりんを混ぜ合わせた煮汁を加えます。
煮汁の量はひたひたよりやや少なめにしておくと、圧力調理後に煮詰めやすくなりますよ。
材料を入れたら、圧力調理・4分にセット。
煮込みモードで煮汁を煮詰める
圧力ピンが下がったら、ふたを開けて、
煮込み・9分にセット。焦げ付かないようにシリコンスプーンなどでかき混ぜながら、煮汁を煮詰めていきましょう。
煮汁がなくなったら、煮込みモードを停止して。
器に移して、できあがりです。
昆布もしいたけもやわらかくって、ツヤツヤの味しみしみ!
ごはんのお供にちょっとだけつまむつもりが、気づいたら食べ続けてる…。そんな仕上がりです。
【レシピ】しいたけ昆布
それでは最後にレシピを記しておきますね。
しいたけ昆布は自分で作るとおいしいです!
だしをとった後の昆布や使い切れない乾燥昆布の消費に、ぜひお試しください~。
■材料
乾燥昆布(12~14cm)2枚
しいたけ(中)4~5個
★昆布の戻し汁 1/2カップ
★醤油 大さじ2と1/2
★砂糖 大さじ1
★みりん 大さじ1
■作り方(圧力調理・4分→煮込み・9分)※パナソニック製の電気圧力鍋を使用。
1. 乾燥昆布を水に30分~一晩浸けて戻す。
2. 1を食べやすい長さで細切りにする。(戻し汁はとっておく)
3. しいたけは軸を切り落として薄切りにする。
4. 電気圧力鍋に2、3を入れ、★の材料を混ぜ合わせて加える。
5. 圧力調理・4分にセットする。
6. 圧力ピンが下がったら、ふたを開け*、煮込み・9分にセットする。
*加圧時間は、昆布の厚さによって変わります。圧力調理後に仕上がりが硬い場合は、電気圧力鍋のふたやおもり、蒸気の出る穴を掃除して、圧力調理を数分追加してください。
7. ときどきかき混ぜながら煮詰め、煮汁がなくなったら煮込みを停止する。
※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、加圧時間の調整が必要かもしれません。
【電気圧力鍋でヘルシーごはん】
このブログでは、パナソニック電気圧力鍋を使ったレシピを研究・公開しています。加圧時間早見表も随時更新中。ぜひぜひのぞいてみてください!