【肉じゃが】電気圧力鍋の無水調理で味しみ。玉ねぎの甘みたっぷり

肉じゃがの写真

電気圧力鍋で肉じゃがを作るときは、無水調理がおいしくておすすめ。玉ねぎをまるっと1個使って水分を引き出せば、自然な甘みたっぷりに仕上がりますよ。また、じゃがいもはほどよく煮崩れる男爵やメークインを使うと、できあがりから甘辛味しみしみでホクホク!

このレシピはパナソニック電気圧力鍋旧製品(SR-MP300)でおいしく作れます。

じゃがいもは一口大の2倍に切る

じゃがいもは煮崩れやすいので大きめに切りましょう。
一口大の2倍ぐらいの大きさに切ったら、しばらく水にさらします。

じゃがいもの品種は男爵やメークインがおすすめ。電気圧力鍋で調理すると、溶けるほど煮崩れる品種もあるけれど、男爵はほどよい煮崩れ感。メークインは少し割れる程度で、煮汁の味もしっかりしみ込んでおいしいですよ。

豚肉は軽く炒める

豚肉は、豚薄切り肉か豚こま肉を一口大に切って使いましょう。
薄切りの肉は生のまま加圧すると、肉同士がくっついて仕上がってしまうので、油を熱したフライパンで軽く炒めて、ほぐしておきます。

豚肉の表面が白っぽくなったら火を止めて。赤みが少し残っていても大丈夫です。

玉ねぎ→人参→じゃがいも→豚肉の順に電気圧力鍋へ

玉ねぎはくし切りにして、電気圧力鍋に入れましょう。
釜底に玉ねぎを敷いておくと、玉ねぎの水分や甘みがたっぷり引き出せます。

玉ねぎの次は人参です。約1cmの厚さで斜め切りにして入れましょう。斜め切りで大きすぎるものは半分に切って大丈夫です。

人参の次は、じゃがいも。水気を切って並べ入れたら、

豚肉をじゃがいもの隙間に入れるように、並べ入れます。

煮汁をまわしかけて無水調理

具材を入れたら、煮汁です。だし汁、酒、醤油、砂糖を混ぜ合わせた煮汁をまわしかけて、

無水調理・1分にセットしましょう。

ざっくりと混ぜ、あら熱を取る

圧力ピンが下がったら、ふたを開けて。じゃがいもはすでに味しみしみでホクホクです。

豚肉は色付きの薄い部分があるので、シリコンスプーンなどでやさしく混ぜ合わせ、豚肉も煮汁に浸かるようにします。

あら熱が取れたころには、豚肉も味しみ。器に移して頂きましょう。

じゃがいもホクホク味しみしみな肉じゃが。
玉ねぎの自然な甘みもたっぷりで、まろやかな甘辛味。おかわりしたくなるおいしさです。

【レシピ】肉じゃが

それでは最後にレシピを記しておきますね。
玉ねぎは無水調理で煮崩れてしまうけれど、それもまた味わい。
煮汁にやさしい甘みがたっぷり溶け込んで、とってもいい仕事をしてくれますよ。

■材料(4人分)
豚肉(豚薄切り肉/豚こま肉)200g
玉ねぎ(中)1個
じゃがいも(中)5個
人参(中)1本
★だし汁 1/4カップ
★酒 1/4カップ
★醤油 大さじ3
★砂糖 大さじ2と1/2


■作り方(無水調理・1分)※パナソニック製の電気圧力鍋(SR-MP300)を使用。


1. じゃがいもは皮をむき、一口大の2倍ぐらいの大きさに切って水にさらす。


2. 豚肉は一口大に切り、油(分量外)を熱したフライパンでほぐしながら軽く炒める。


3. 玉ねぎはくし切りにする。


4. 人参は約1cm厚の斜め切りにし、大きなものは半分に切る。


5. 電気圧力鍋に玉ねぎ、人参の順に並べ入れ、水気を切ったじゃがいもを並べ入れる。


6. 電気圧力鍋に豚肉を並べ入れ、★の材料を混ぜ合わせてまわしかける。


7. 無水調理・1分にセットする。


8. 圧力ピンが下がったら、じゃがいもが崩れないようにざっくりと混ぜる。


9. あら熱が取れたら器に移す。


※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、加圧時間の調整が必要かもしれません。

このレシピはパナソニック電気圧力鍋旧製品(SR-MP300)でおいしく作れます。


※パナソニック電気圧力鍋の新製品(NF-PC400)対応の【肉じゃが】レシピはこちらです。

【電気圧力鍋でヘルシーごはん】
このブログでは、ふだん使いで、なるべく手間のかからない電気圧力鍋レシピを研究中。おいしくできた料理をコツコツ公開しています。加圧時間や食材の組み合わせなど、電気圧力鍋を使うときのちょっとしたヒントにして頂けましたら幸いです。

電気圧力鍋料理の写真