【大豆の水煮】電気圧力鍋でふっくらゆでる方法|冷凍保存もOK

大豆の水煮(電気圧力鍋使用)

乾燥大豆をやわらかくゆでるなら、電気圧力鍋が簡単でおすすめ。あらかじめ浸水しておけば、加圧たったの3分で、ほくほく食感の大豆の水煮が完成します。まとめてゆでて冷凍保存しておけば、忙しい日のおかず作りや節約にも役立つ、便利なストック食材になりますよ。

このレシピは、パナソニック電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)でおいしく作れます。

レシピの詳しい手順とポイント

ここからは写真付きで詳しく解説していきます。

番号付きのシンプルなレシピは記事後半にあります。
解説は飛ばしてレシピだけ見たい方は

乾燥大豆を水で戻す(6~8時間)

それでは大豆の水煮の作り方をご紹介しますね。
乾燥大豆はやさしく水洗いしたら、豆の4倍くらいの量の水に浸します。
浸す時間は季節によって変わるけれど、目安は6~8時間。(夜浸せば翌日の朝に、朝浸せば、その日の午後には調理できるイメージです。)

「乾燥大豆を水に浸している様子。ふくらみはじめて皮のしわが伸びてきた段階

豆がふっくらふくらんで、皮にしわがなくなれば、吸水が終わった合図です。

電気圧力鍋でゆでる(加圧3分)

水で戻した大豆は、浸し水ごと電気圧力鍋の釜に入れましょう。
このとき、豆と水を合わせた量が、釜に記載の「豆ここまで」等の目盛を越えないように注意して。制限を越えて豆をゆでると、吹きこぼれや破損につながる恐れがあります。

パナソニック電気圧力鍋の内釜に、浸し水ごと大豆を入れたところ

豆と水の量を確認できたら、圧力調理・3分にセット。

圧力ピンが下がったら、

「圧力調理を終えた電気圧力鍋の内釜。ゆで汁の中にふっくらゆで上がった大豆が見える

大豆をざるに上げて、ゆで汁を切ります。

ざるに上げたゆで上がり直後の大豆の水煮。ふっくらしてやわらかい見た目

圧力調理でゆでた大豆はホクホク。ちょっぴり甘くて、しっとりやわらか。とってもおいしいです!

冷凍保存もできる

できあがった大豆の水煮は、冷凍もできますよ。ゆで汁を切った大豆をお好みの分量に小分けして、冷凍保存袋に入れて冷凍庫へ。

冷凍保存袋に分けて入れた大豆の水煮。冷凍前の状態

凍ると霜がつくけれど、手でほぐすとパラパラになるので、必要な分だけ取り出せます。
サラダなどに使うときはレンジで解凍。加熱料理に使うときは、凍ったまま煮たり、炒めたりできますよ。

冷凍庫で保存した大豆の水煮。凍って白っぽくなった状態

【レシピまとめ】大豆の水煮

最後にレシピをまとめておきますね。
電気圧力鍋で乾燥大豆をまとめてゆでれば、コスパがいいのはもちろんのこと、ほくほく、しっとりやわらかで、ちょっぴり甘くて、とってもおいしく仕上がります!

■材料
【一度に使いやすい分量】

乾燥大豆 75g(約1/2カップ)
水 2カップ

【まとめて作りたいとき】
乾燥大豆 150g(約1カップ)
水 4カップ


■作り方(圧力調理・3分)※パナソニック製の電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)を使用。


1. 乾燥大豆はやさしく水洗いし、水に6~8時間浸す。


2. 1を浸し水ごと電気圧力鍋に入れ、圧力調理・3分にセットする。(このとき、豆と水を合わせた量が、釜の目盛「豆ここまで」等の記載を越えないように注意。吹きこぼれや破損の原因となるため。)


3. 圧力ピンが下がったら、ざるに上げて水気を切る。


※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、必要に応じて加圧時間を調整してください。

この記事で使用している電気圧力鍋(NF-PC400)はこちら↓

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よくあるお悩みQ&A

電気圧力鍋で大豆をゆでるときに感じがちな疑問や、お悩みポイントをまとめました。

大豆のえぐみが気になるときは?

大豆の浸水時間や加圧時間が短いと、あるいは大豆の個体差で、電気圧力鍋で大豆をゆでた後に独特の苦味(えぐみ)が残る場合があります。そんなときは、普通の鍋でゆでこぼしを数回くり返すと、えぐみはすっきりなくなります。(ゆでこぼし:普通の鍋に大豆の水煮と水を入れ、沸騰するまで加熱して、泡が出てきたら大豆をざるに上げる。)

冷凍保存するとき、ゆで汁はどうする?

大豆の水煮の冷凍保存は、ゆで汁ごと冷凍する方法もあります。ただ、電気圧力鍋は途中でアクがすくえないので、ゆで汁は捨てて冷凍する方が、えぐみをおさえられるので安心です。また、ゆで汁を切っておくと、大豆が凍ってもパラパラにほぐせるので取り出しやすくなります。

NF-PC400でゆでると、大豆のやわらかさが気になる…

パナソニックの電気圧力鍋 (NF-PC400)で大豆を圧力調理すると、旧製品のSR-MP300と比べて、よりやわらかな食感に仕上がります。ただ、NF-PC400はふたを閉めたまま「煮込みモード」が使えるので、この使い方を生かせば、大豆をかためにゆでることもできます。

NF-PC400で大豆をかためにゆでたい方は、下のリンクをご覧ください。
👉【大豆のかたゆで】パナソニック電気圧力鍋NF-PC400レシピ

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