電気圧力鍋で糸こんにゃくを煮たら、ちりちりに縮んで硬くなってしまったことがありました。そこで、こんにゃくは圧力調理しても大丈夫なのか、ダメなのか確かめてみることに。こんにゃくをいろいろな大きさに切り、めんつゆと一緒に圧力調理してみました。
実際に検証して分かったことは…
・こんにゃくは電気圧力鍋で圧力調理しても大丈夫。
・こんにゃくは加圧が長すぎると硬くなる。サイズ(切り方)に合った加圧時間がある。
それでは、検証結果をもっと詳しくご紹介していきますね。
こんにゃくを6種類の大きさに切って検証
まずは、アク抜き不要の板こんにゃくをいろいろな大きさに切りました。
準備したのは5種類です。
・大きな三角形(半分に切った板こんにゃくをさらに斜め半分に)
・一口大の角切り
・薄切り(一口大の角切りをさらに約1cm厚で薄切りに)
・細切り(約7mm幅)
・一口大にちぎったもの
ひたひたの煮汁で圧力調理・3分
これら5種類のこんにゃくを電気圧力鍋の釜に入れて、
めんつゆと水を混ぜ合わせた煮汁をひたひたで加えたら、
圧力調理・3分にセット。
圧力ピンが下がったら、しばらく置いて味をなじませて、
取り出しました。
圧力調理後の食感と味しみ加減
圧力調理・3分後のこんにゃくを味見すると、
次のような結果に。
・大きな三角形:やわらかい。味がしみてない。
・一口大の角切り:やわらかい。味しみ。
・薄切り:ちょっと硬い。味しみしみ。
・細切り:こりこりとした硬さを感じる。味しみしみ。
・一口大にちぎったもの:薄くちぎれた部分の硬さが気になる(食感にムラがある)。味しみ。
以上から分かったことは―――
・こんにゃくは圧力調理で味がしみるが、加圧しすぎると硬くなる。
・こんにゃくのサイズ(切り方)に合った加圧時間がある。
・小さいこんにゃくは加圧時間を短く、大きいこんにゃくは加圧時間を長くする。
・ちぎったこんにゃくは食感にムラができるため、圧力調理にはあまり向いていない。
大きな三角形のみ、追加で圧力調理・2分
また、味がしみていなかった大きな三角形は、圧力調理を追加してみました。
味見後に残った三角形1つを電気圧力鍋に入れて、めんつゆベースの煮汁を加え、圧力調理・2分にセット。
合計で5分間加圧した三角形のこんにゃくは、
上のとんがった部分のみ少し硬さを感じたものの、やわらかく、味がしみていました。
こんにゃくの加圧時間の目安
検証の結果、こんにゃくはサイズ(切り方)によって加圧時間を変えると、おいしく仕上がることがわかりました。
検証ではパナソニック製の電気圧力鍋SR-MP300を使いました。パナソニック製の場合のこんにゃくの加圧時間の目安は次のような感じです。
大きな三角形:圧力調理・5分
一口大の角切り:圧力調理・3分
薄切り/細切り:圧力調理は3分より短く
こんにゃくの加圧時間は【食材別 加圧時間早見表】にもまとめていますので、参考にしていただけましたら幸いです。
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