電気圧力鍋でお雑煮を作るなら、圧力調理でホロホロにやわらかくなる鶏もも肉や、ホクホクになるごぼうを使うと、とってもおいしく仕上がります。普段使いの根菜を使って作れるので、お正月のお雑煮はもちろん、余ったお餅の消費にもおすすめですよ。
ごぼう、大根、人参の下ごしらえ
それではさっそく作り方をご紹介しますね。
まずは、ごぼうの下ごしらえから。
ごぼうは薄く皮をむいたら、5mmぐらいの厚さで斜め切りにして、酢水にさらしてアクを抜きます。
大根は5mmぐらいの厚さでいちょう切りに、人参は5mmぐらいの厚さで輪切りにします。
人参は飾り切りをしたいところだけれど、人参は圧力調理で煮崩れやすく、お花の形にすると欠けてしまう場合もあるので、輪切りの方が安心です。
「一年なにごともなく、丸くおさまりますように」と、輪切りの人参に願いを込めて…。
鶏もも肉の下ごしらえ
鶏もも肉は皮を取り除いたら、熱湯をまわしかけましょう。
肉の表面に軽く火を通しておくと、圧力調理のときに肉同士がくっつかずに仕上がっておすすめです。また、お湯をかけることで臭み取りにもなりますよ。
材料をすべて入れたら圧力調理
野菜と肉の下ごしらえが終わったら、電気圧力鍋に材料をすべて入れます。
ざるにあげて水気を切ったごぼうに、大根、人参、
そして、鶏もも肉を入れたら、
だし汁、醤油、塩を混ぜ合わせたスープを加えて、圧力調理・2分にセット。
圧力調理が終わったら、焼いたお餅を入れる
圧力ピンが下がったらふたを開けて。
アクがたくさん出ているけれど、だしもたっぷり出ています!
アクをきれいに取り除いたら、器に移して、トースターなどで焼いたお餅を加えれば完成です。
鶏もも肉ホロホロ!ごぼうもやわらか。だしたっぷりのスープもおいしい、鶏ごぼうのお雑煮です。
【レシピ】鶏ごぼうのお雑煮
それでは最後にレシピを記しておきますね。
電気圧力鍋は、だし汁や水をたくさん入れると、圧力ピンが下がるのに時間がかかるので、あらかじめ余裕をもって作るのがおすすめです。
■材料(4人分)
鶏もも肉 200g
ごぼう 40cm
大根 4cm
人参 6cm
切り餅 4個
★だし汁 3カップ
★醤油 小さじ2
★塩 小さじ1/2
■作り方(圧力調理・2分)※パナソニック製の電気圧力鍋を使用。
1. ごぼうは皮を薄くむき、5mmぐらいの厚さで斜め切りして酢水にさらす。
2. 大根は皮をむき、5mmぐらいの厚さでいちょう切りにする。
3. 人参は皮をむき、5mmぐらいの厚さで輪切りにする。
4. 鶏もも肉は皮を取り除き、熱湯をまわしかける。
5. 電気圧力鍋に水気を切った1と、2、3、4を入れ、★の材料を混ぜ合わせて加える。
6. 圧力調理・2分にセットして、スタートボタンを押す。
7. 圧力ピンが下がったら、アクを取り除いて器に移し、トースターなどで焼いた切り餅を加える。
※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、加圧時間の調整が必要かもしれません。
【電気圧力鍋でヘルシーごはん】
このブログでは、パナソニック電気圧力鍋を使ったレシピを研究・公開しています。加圧時間早見表も随時更新中。ぜひぜひのぞいてみてください!