【いわしのさっぱり煮】酢を入れると骨は早くやわらかくなる?電気圧力鍋で試した結果

いわしのさっぱり煮(電気圧力鍋使用)

いわしは酢を入れると、骨までやわらかく煮られる。
そんなふうに聞きますが、圧力鍋の場合はどのくらい効果があるのか?
電気圧力鍋で酢を入れて、秋いわしを煮てみました。

結果から言うと、酢を入れると骨は少しやわらかくなる印象はありましたが、加圧時間を時短することはできませんでした。

一方で、うれしい効果も。
仕上がりは、酢の香りも酸味もほどよく、臭みを感じない煮魚に。
70分加圧すると酸味がマイルドになり、いわしの脂とのバランスが絶妙でした。

※このレシピは、家庭用の電気圧力鍋(70kPa/NF-PC400・SR-MP300)で調理した記録です。
※記事内の手順や時間は、家庭環境によって調整が必要です。

酢を入れて加圧した結果(60分・65分・70分)

わが家ではいつも、いわしは60分加圧したあと10分追加。
合計70分の加圧時間で骨までやわらかくしています。
今回は酢を入れて、60分の時点で骨の状態を確かめてみました。

電気圧力鍋から、いわしを一切れ、小皿に取り出したところ

▼下の画像は、加圧60分:いつもより少しやわらかい印象。でも、骨にパリッとした食感が残る。

60分加圧後、半分に開いたいわしと取り出した骨。骨にはまだ張りがある様子

▼下の画像は、加圧60分+5分:まだ少しパリパリ感が気になる。

合計65分加圧後、半分に開いたいわしと取り出した骨。骨が曲がり、ややほろっとした様子

結局、さらに5分加圧したところで骨のパリパリ感がなくなり、骨ホロホロに。
酢を入れても、骨を充分やわらかくするには、いつもどおり合計70分が必要でした。

作り方の詳しい手順(写真付き)

ここからは写真付きの詳しい作り方です。

シンプルなレシピだけ見たい方は、

いわしの下ごしらえ

ご紹介するのは、体長20cm前後の大きないわし(マイワシ、またはウルメイワシ)を使った作り方です。

内臓が除かれた下処理済みのいわしの場合は、尾を切り落として食べやすい長さに切るだけでOK。尾は圧力調理でボロボロになってしまうので、切り落とすのがおすすめです。

丸ごとのいわしを使う場合は、以下の手順で下ごしらえをしましょう。

うろこを取る

いわしは、うろこが残っている場合があるので、まずはうろこを取りましょう。
包丁の背をいわしの尾にあてて、頭へ向かって動かすと、うろこが簡単に取れますよ。

いわしのうろこを包丁の背でこそげ取る様子。さっぱり煮の下ごしらえ工程

頭を切り落とし、内臓を引き抜く

うろこを取ったいわしは頭を切り落として、

頭を切り落としたいわしが並び、切り口から内臓が見えている状態

切り口から見える内臓を、菜箸で挟んで引き抜きましょう。

切り口から内臓を菜箸で丁寧に引き抜く工程

このとき、内臓は全部取り切れなくても大丈夫。この後の処理で取り除けます。

半分に切り、中を洗う

いわしは食べやすいように半分に切り、尾を切り落として。尾は圧力調理するとちぎれてしまうので、最初から切り落としておくのがおすすめですよ。

半分に切ったいわしをキッチンペーパーの上に並べた状態。尾も切り落とされている

取り切れなかった内臓は、半分に切った断面から指で押し出すか、菜箸で掻き出すとかんたんに取り除けます。
内臓を全部取ったら、中をきれいに洗って水気をしっかり拭き取りましょう。

内臓を取り除き、水洗いして断面がきれいになったいわしが並んでいる。下処理が完了した状態

一度目の圧力調理(加圧60分)

下ごしらえしたいわしは、電気圧力鍋に並べ入れ、

下処理済みのいわしを、電気圧力鍋の内釜にすき間なく平らに並べた状態

皮付きのまま細切りにした生姜を加えます(生姜は皮の下に香り成分が多く含まれているそうなので、皮付きのまま使いましょう)。

具材を入れたら、酒、醤油、砂糖、酢、水を混ぜ合わせた煮汁を入れて、

電気圧力鍋に並べたいわしに煮汁を加えたところ。具材が煮汁に浸っている加圧前の状態

圧力調理・60分にセット。

二度目の圧力調理(加圧10分)

わが家の鍋では、加圧を2回に分けたほうが骨がやわらかくなりやすいので、圧力ピンが下がったら、もう一度加圧します。

電気圧力鍋で煮込んだ、いわしのさっぱり煮。黒っぽい煮汁に浸っている

ふたの蒸気口やパッキンまわりに煮汁や脂がついているので、ふたを掃除したら、圧力調理・10分にセット。

そして、圧力ピンが下がったら、器に移していただきましょう。

電気圧力鍋で煮込んだ、いわしのさっぱり煮。黒っぽい煮汁の中にふっくらとしたいわし

酢のマイルドな香り漂う、いわしのさっぱり煮。

器に盛り付けたいわしのさっぱり煮。煮汁のしみた生姜と照りのあるいわし

酢のおかげで臭みなし。
いわしのうまみがたっぷりで、酸味のバランスも絶妙です。

【レシピまとめ】いわしのさっぱり煮

最後にレシピをまとめておきますね。
酢を入れても加圧時間は短くできませんが、おいしさがレベルアップ。
臭みのない煮魚に仕上がります。

また、わが家の鍋の場合、加圧は2回に分けたほうが、いわしの骨がやわらかくなりやすいため、60分と10分で加圧時間を分けています。

■材料(4~6人分)
いわし(大)5~8尾
生姜 1片
★酒 1/2カップ
★醤油 大さじ2
★砂糖 大さじ2
★酢 1/4カップ
★水 1/3~2/3カップ*

*水の量(わが家の目安)
鍋底が狭いタイプ1/3カップ
鍋底が広いタイプ2/3カップ

*水の量は、鍋などの調理環境によって異なります(煮詰まり具合などが異なるため)。調味料の量は変えずに、水の量を調節すると、味が決まりやすいです。


■作り方(圧力調理・60分→圧力調理・10分)


【いわしの下処理】
1. いわしはうろこを取り、頭を切り落とす。


2. いわしの内臓を菜箸で引き抜き、尾を切り落として半分に切る。


3. いわしは2で取り切れなかった内臓を取り除き、中を水でよく洗って水気を拭き取る。


【電気圧力鍋で調理する】
4. 電気圧力鍋にいわしを並べ入れる。


5. 電気圧力鍋に、皮付きのまま細切りにした生姜を入れる。


6. ★の材料を混ぜ合わせて加え、圧力調理・60分にセットする。


7. 圧力ピンが下がったらふたを開け、ふたを掃除して、圧力調理・10分にセットする。


8. 圧力ピンが下がったら器に移す。


※下処理済みのいわしを使う場合は、尾を切り落とし、食べやすい長さに切って、工程4から始めてください。


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よくある質問

Q:長く加圧しても、酢の味は残りますか?

A:わが家では、70分加圧しても酸味はちゃんと残りました。
ツンとした酸っぱさはなく、いわしの臭みをすっきり取り除いてくれる、マイルドな酸味です。

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キーワード:いわし、鰯、イワシ、生姜、しょうが、さっぱり煮、酢煮

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