寒い日に食べたいスイーツや甘煮を電気圧力鍋で簡単に。火加減いらずで失敗しにくく、忙しい日や年末年始にもぴったりです。この記事では、和風・洋風どちらも楽しめる、冬に人気の甘い電気圧力鍋レシピを5品紹介。おせちの一品にも便利なので、ぜひチェックしてみてください。
このレシピは、パナソニック電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)でおいしく作れます。
冬の簡単スイーツ&甘煮レシピ一覧
寒い日にぴったり!電気圧力鍋で作れる冬の甘味レシピはこちらです。
❶煮小豆:思い立ったらすぐ作れるお手軽レシピ
❷いもきんとん:栗もクチナシも使わず、やさしい甘さに
❸白花豆の甘煮:ほくほく食感で食べ応えも抜群
❹りんごのコンポート:やわらかジューシー。デザートや朝食にも◎
❺さつまいもと栗の甘煮:市販の栗の甘露煮でほっこり味
年末年始・手軽さ・甘い味。そんな視点で選んだレシピ。それぞれの詳しい作り方は、下でご紹介しています!
【レシピ❶】煮小豆
煮小豆は、電気圧力鍋で簡単に作れる定番の甘味。手作りすると風味が良く、ぜんざい・いとこ煮・あんバターなど幅広く使えます。

電気圧力鍋の加熱特徴や水分量でとろみ加減が大きく変わるため、レシピはNF-PC400/SR-MP300それぞれに専用のレシピがあります。
(※砂糖は控えめです。甘みが足りない場合は追加してください。)
■材料 A(かために仕上げる場合)
小豆(乾燥豆)100g
水 1と1/2カップ
砂糖 70g*
■材料 B(ゆるめに仕上げる場合)
小豆(乾燥豆)100g
水 2カップ
砂糖 80g*
■作り方(圧力調理・15分→煮込み・Aは8分/Bは10分)※パナソニック電気圧力鍋(NF-PC400)を使用。
1. 普通の鍋に小豆(乾燥豆)と、豆の3倍の量の水(分量外)を入れて強火にかける。
2. 沸騰したら、さし水をして、もう一度沸騰したら小豆をざるにあげて、煮汁は捨てる。
3. 電気圧力鍋に、2の小豆と水を入れる*。
*豆と水を合わせた分量が、釜の目盛り「豆類MAX」等の記載を越えないようにします。(吹きこぼれや故障の原因となるため)
4. 圧力調理・15分にセットする。
5. 圧力ピンが下がったら、砂糖を加えて煮込みにセットする。(煮込み時間:Aは8分。Bは10分)
6. ときどきかき混ぜながら煮詰め、お好みのとろみ加減になったら煮込みを止める。
■材料
小豆(乾燥豆)100g
水 1と1/2カップ
砂糖 70g*
■作り方(圧力調理・15分→煮込み・10分)※パナソニック電気圧力鍋(SR-MP300)を使用。
1. 普通の鍋に小豆(乾燥豆)と、豆の3倍の量の水(分量外)を入れて強火にかける。
2. 沸騰したら、さし水をして、もう一度沸騰したら小豆をざるにあげて、煮汁は捨てる。
3. 電気圧力鍋に、2の小豆と水を入れる*。
*豆と水を合わせた分量が、釜の目盛り「豆類MAX」等の記載を越えないようにします(吹きこぼれや故障の原因となるため)。
4. 圧力調理・15分にセットする。
5. 圧力ピンが下がったら、砂糖を加えて煮込み・10分にセットする。
6. ときどきかき混ぜながら煮詰め、お好みのとろみ加減になったら煮込みを止める。
【レシピ❷】いもきんとん
クチナシ・栗を使わないレシピなので、普段のおやつや箸休めにも活躍します。
さつまいもは、安納芋や紅はるかなどのねっとり系の品種を使うと、なめらかに仕上がります。特に、おせちにする場合は、安納芋が色鮮やかに仕上がっておすすめです。

■材料
さつまいも 約500g
水(圧力調理時)電気圧力鍋により異なる(*下表を参照)
| パナソニック電気圧力鍋 | *水の量(圧力調理時) |
| NF-PC400 | 3/4カップ |
| SR-MP300 | 1/2カップ |
★砂糖 50g
★みりん 1/4カップ
★水 1/4カップ
★レモン汁 小さじ1/2
■作り方(圧力調理・2分→煮込み・5分/途中で停止)※パナソニック製の電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)を使用。
1. さつまいもは皮を厚くむき、約1cm厚の輪切りにして水にさらす。
2. ざるに上げて水気を切った1と、水を電気圧力鍋に入れる。
3. 圧力調理・2分にセットする。
4. 圧力ピンが下がったら、ゆで汁を捨て、さつまいもが熱いうちに、なめらかになるまで潰す。
5. 電気圧力鍋に★の材料を加え、煮込み・5分にセットする。
6. さつまいもを練りながら、みりんのアルコールを飛ばす。水分が飛び過ぎないように注意。
7. ゆるめのやわらかさになったら*、煮込みモードを停止する。(*硬くなってしまった場合は、水を加えて練り直す。)
【レシピ❸】白花豆の甘煮
白花豆は電気圧力鍋を使うと、ほったらかしで、ほくほくやわらか。上品な甘煮に仕上がります。豆が大きいので、食べ応えも見た目の美しさも抜群です。

■材料
【1袋分(作りやすい分量)】
白花豆(乾燥豆)200g
水 3カップ
★砂糖 180g
★塩 小さじ1/2
★醤油 小さじ1/2
【4人分】
白花豆(乾燥豆)100g
水 1と1/2カップ
★砂糖 90g
★塩 小さじ1/4
★醤油 小さじ1/4
■作り方(圧力調理*→ 煮込み・10分)※パナソニック製の電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)を使用。
1. 白花豆(乾燥豆)をやさしく水で洗い、たっぷりの水(分量外)に一晩浸す。
2. 1を浸し水ごと普通の鍋に移して中火で煮立て、白い泡が出てきたら、白花豆をざるに上げる。
3. 電気圧力鍋の釜に、2の白花豆と水を入れる。
豆と水を合わせた量が、釜の目盛「豆ここまで」等の記載を越えないようにします(吹きこぼれや故障の原因となるため)。
4. 圧力調理*にセットする(*加圧時間は下の表を参照)。
| 加圧時間(パナソニック製の電気圧力鍋の場合) | |
| NF-PC400 | 7分 |
| SR-MP300(旧製品) | 13分 |
5. 圧力ピンが下がったら、★の材料を加える。
6. ふたを開けたまま煮込み・10分にセットし、アクが出たら取り除く。
7. 煮込みが終わったら、しばらく置いて味をなじませる。
【レシピ❹】りんごのコンポート
白ワインを使ってコクを出すレシピです。白ワインは安価なもので大丈夫。各段に風味良く仕上がります。また、電気圧力鍋で煮たあとは、冷蔵庫で冷やすとよりおいしくなります。

電気圧力鍋は機種ごとに加熱の特徴が異なります。りんごをきれいに仕上げるため、NF-PC400では無水調理、SR-MP300では圧力調理と、それぞれの特徴に合わせて調理方法を変えています。
■材料(4人分)
りんご* 1個
★水 1/4カップ
★白ワイン 大さじ2
★砂糖 大さじ1
*煮崩れにくい品種(ふじ、サンふじ、秋映、王林など)で鮮度が高めのものを選ぶ。
■作り方(無水調理・2分)※パナソニック製の電気圧力鍋(NF-PC400)を使用。
1. りんごは皮をむき、8等分のくし切りにする。
2. 電気圧力鍋に1の側面を下にして並べ入れ、★の材料を混ぜ合わせてまわしかける。
3. 無水調理・2分にセットする。
4. 圧力ピンが下がったら、汁ごと容器に移す。
5. あら熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。
■材料(4人分)
りんご* 1個
レーズン(あれば)大さじ1
★砂糖 大さじ2と1/2
★白ワイン 1/2カップ
★水 1カップ
*煮崩れにくい品種(ふじ、サンふじ、秋映、サンつがる、王林など)を選ぶ。
■作り方(圧力調理・1分)※パナソニック製の電気圧力鍋(SR-MP300)を使用。
1. りんごは皮をむき、8等分のくし切りにする。
2. 電気圧力鍋に、りんご、レーズンを入れる。
3. ★の材料を混ぜ合わせて加え、圧力調理・1分にセットする。
4. 圧力ピンが下がったら、あら熱をとって冷蔵庫で冷やす。
【レシピ❺】さつまいもと栗の甘煮
市販の栗の甘露煮を使って、自然な甘さに仕上げるレシピです。さつまいもは電気圧力鍋で煮崩れやすいので、鳴門金時や紅はるかなどの煮崩れにくい品種を選びましょう。

■材料(4人分)
さつまいも(中)2本
栗の甘露煮 1瓶(約165g)
★水 2カップ
★砂糖 大さじ3
★みりん 大さじ2
★栗の甘露煮のシロップ 大さじ3
★塩 ふたつまみ
■作り方(圧力調理・1分)※パナソニック製の電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)を使用。
1. さつまいもは約1.5cm厚で輪切りにし、水にさらす。
2. 栗の甘露煮は、栗とシロップに分けておく。
3. 電気圧力鍋の釜に、水気を切ったさつまいもを入れる。
4. ★の材料を混ぜ合わせて電気圧力鍋に加える。
5. 圧力調理・1分にセットする。
6. 圧力ピンが下がったら、しばらく置いて味をなじませる。
7. さつまいもの甘煮を栗と一緒に器に盛り付ける。
以上、冬におすすめの電気圧力鍋を使った甘味レシピを5つご紹介しましたが、いかがでしたか?
手作りの甘い一品は、寒い日に心まであたためてくれます。電気圧力鍋を味方につけて、忙しい時期も、冬の甘味づくりを手軽に楽しみましょう。
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