キッチンに立つのがつらい、蒸し暑い7月。そんなときこそ、火を使わずに調理できる電気圧力鍋が頼りになります。この記事では、暑い日もラクに作れる夏向け料理を5つ厳選。「具材ひとつ」「時短」などの視点で選んだ、シンプルなレシピをご紹介します。
このレシピは、パナソニック電気圧力鍋(NF-PC400)と旧製品(SR-MP300)どちらでもおいしく作れます。
7月のレシピ一覧&おすすめポイント
7月におすすめの電気圧力鍋レシピはこちらになります。
❶鶏むね肉の醤油漬け:下味付けは1~2時間でOK。時短メイン料理
❷イカの煮物:うまみたっぷりの煮物。たんぱく質と塩分をチャージ
❸なすのめんつゆ煮:やわらかとろとろ。冷たい副菜
❹長芋の梅煮:さっぱり梅味で夏にぴったり。食欲がない日にも◎
❺ひたし豆:だしの味がしみる、冷やしてもおいしい作り置き副菜
具材ひとつ・時短・旬の食材・作り置き。そんな視点で選んだレシピ。それぞれの詳しい作り方は、下でご紹介しています!
【レシピ❶】鶏むね肉の醤油漬け
鶏むね肉に醤油・塩・砂糖で下味を付け、アルミホイルに包んで電気圧力鍋で蒸すだけ。ハムのような塩気があってやわらか。下味付けの時間は1~2時間でOKだから、思い立ったときに作れます。

■材料(4人分)
鶏むね肉 2枚
蒸し水 電気圧力鍋で定められた量*
【下味(鶏むね肉1枚につき)】
★醤油 大さじ2
★塩 小さじ1/2
★砂糖 小さじ1/2
*蒸し水の量(パナソニック製の電気圧力鍋の場合) | |
NF-PC400 | 3/4カップ |
SR-MP300(旧製品) | 1/2カップ |
■作り方(圧力調理・2分~4分*)※パナソニック製の電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)を使用。
1. 鶏むね肉は皮を取り除き、★の材料を混ぜ合わせた調味液に1時間~2時間ほど浸ける。(鶏むね肉が小さい場合は1時間、厚みがあり大きめの場合は1時間半、特に大きなものは2時間が目安。)
2. 1の鶏むね肉を1枚ずつ、アルミホイルに包む。
3. 電気圧力鍋の釜に蒸し板を敷き、蒸し水を入れる。
4. 蒸し板の上に2のホイル包みを並べ入れ、圧力調理・2分~4分*にセットする。(*加圧時間の目安は下表を参照)。
鶏むね肉の大きさ | *加圧時間の目安 |
小さい | 2分 |
厚みがあり大きめ | 3分 |
厚みがあり特に大きい | 4分 |
5. 圧力ピンが下がったら、鶏むね肉を取り出して食べやすい大きさに切る。
ちなみに、アルミホイルに残った肉汁は、うまみたっぷりだから、スープの素になります。水と具材を加えて煮込み、塩で味をととのえるだけで具沢山スープも完成します。

【レシピ❷】イカの煮物
イカを電気圧力鍋で煮ると、やわらかくて味しみ抜群。夏が旬のスルメイカを使えば、さらにうまみたっぷり!たんぱく質と塩分をしっかり摂れる煮物が、火を使わずに手軽に作れます。

■材料(4人分)
イカ 2杯
生姜 1片
★水 1/2カップ
★醤油 大さじ2
★酒 大さじ2
★みりん 大さじ2
★砂糖 大さじ1
■作り方(圧力調理・2分)※パナソニック製の電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)を使用。
1. イカをさばく。(❶胴から足を内臓ごと引き抜く。❷目から上の内臓部分を切り落とし、足の根元に切り込みを入れてクチバシを取り除く。❸胴の中の軟甲を引き抜き、胴を輪切りにする。❹足(ゲソ)は包丁でしごいて吸盤を取り除き、食べやすい長さに切る。)
2. 生姜は皮付きのまま薄切りにする。
3. 電気圧力鍋にイカを並べ入れ、生姜を入れる。
4. ★の材料を混ぜ合わせて、電気圧力鍋に入れる。
5. 圧力調理・2分にセットする。
6. 圧力ピンが下がったら、しばらく置いて味をなじませる。
【レシピ❸】なすのめんつゆ煮
旬のなすをめんつゆで煮るだけ。電気圧力鍋でとろとろに仕上がり、冷やすとおいしい夏の副菜です。作り置きしておけば、あと一品に困りません。

■材料(4人分)
なす(中)3本
★めんつゆ(3倍濃縮)1/4カップ
★水 1/2カップ
ごま油 小さじ1
■作り方(圧力調理・1分)※パナソニック製の電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)を使用。
1. なすはへたを切り落として縦半分に切る。
2. なすの皮側に爪楊枝を刺して、穴を数か所開ける。
3. なすを水にしばらくさらし、ざるに上げて水気を切る。
4. 電気圧力鍋になすを並べ入れ、★の材料を混ぜ合わせて加える。
5. 電気圧力鍋に、ごま油をまわし入れ、圧力調理・1分にセットする。
6. 圧力ピンが下がったら、なすを器に移して冷蔵庫で冷やす。
【レシピ❹】長芋の梅煮
長芋は加圧たったの1分で、ホクホクほどよい食感に。梅干しの酸味とほんのりとした塩気が、長芋のおいしさを引き立てる、さっぱり和風の一品です。

■材料(4人分)
長芋 380g
梅干し(中)2個
★だし汁 1カップ
★塩 小さじ1/2
■作り方(圧力調理・1分)※パナソニック製の電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)を使用。
1. 長芋は皮をむき、1.5cm厚の輪切りにする。
2. 長芋を酢水(分量外)にさらす。
3. 梅干しは種を取り除き、粗く刻む。
4. 電気圧力鍋に水気を切った長芋を並べ入れる。
5. 電気圧力鍋に梅干しを入れ、★の材料を混ぜ合わせて加える。
6. 圧力調理・1分にセットする。
7. 圧力ピンが下がったら、しばらく置いて味をなじませる。
【レシピ❺】ひたし豆
青大豆を電気圧力鍋でゆでて、だし汁に浸すだけ。ホクホク食感にだしのうまみがしみ込んで、冷やすとさらにおいしい夏向けの副菜です。あと一品やお弁当にも便利。

■材料(4人分)
乾燥青大豆 約75g(1/2カップ)
水
★だし汁 1カップ
★醤油 小さじ1
★塩 小さじ1/2
■作り方(圧力調理・3分)※パナソニック製の電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)を使用。
1. 乾燥青大豆は軽く水洗いして、豆の約4倍の量の水に6~8時間浸す。
2. 1を浸し水ごと、電気圧力鍋に入れる*。
*豆と水を合わせた量が、釜の目盛「豆ここまで」等の記載を越えないようにします。
3. 圧力調理・3分にセットする。
4. 圧力ピンが下がったら、青大豆をざるに上げて水気を切る。
5. 耐熱容器に★の材料を入れ、電子レンジ(500W)で2分加熱する。
6. 5のだし汁に、4の青大豆を浸して、あら熱を取る。
以上、7月におすすめの電気圧力鍋レシピを5つご紹介しましたが、いかがでしたか?
電気圧力鍋なら火を使わずに調理できるから、暑い時期にとっても便利です。気になるレシピがあれば、ぜひ今日のごはんに取り入れてみてください~!
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