電気圧力鍋を持ってはいるけど、あまり使っていない方や、購入を迷っている方のために、電気圧力鍋の便利な使い方をご紹介。電気圧力鍋は、ほったらかしで煮込み料理が完成できる。そんなイメージが強いけど、料理の下ごしらえにも大活躍です。
電気圧力鍋は使い道が少ない?
食材を入れてスイッチを入れると、料理が一品できあがる。そんなイメージの強い電気圧力鍋ですが、「できあがりまで」にこだわらず、下ごしらえに電気圧力鍋を使うと、料理がとってもラクになります。下ごしらえって聞くと地味だけど…これが、けっこう助かるんです!

どんな料理の下ごしらえに便利?
わが家で定番の下ごしらえは、餃子、大根ステーキ、ポタージュスープ。餃子は、たねに入れるキャベツを、大根ステーキは大根を、ポタージュスープはじゃがいもを、電気圧力鍋で蒸して火を通してから、料理に使うとラクちんです。
餃子の下ごしらえ
餃子のたねのキャベツは、電気圧力鍋であらかじめ蒸してから入れるとジューシー。キャベツのうまみたっぷりの餃子ができます。

また、電気圧力鍋でキャベツを蒸すと、かさがぐんと減るので、使い切れないキャベツの消費にも助かりますよ。
電気圧力鍋でキャベツを蒸す
キャベツは、電気圧力鍋でとってもかんたんに蒸せます。電気圧力鍋に付属の蒸し板や蒸しかごを置いて、水(蒸し水)を入れて。

大きく切ったキャベツを電気圧力鍋に入れたら、圧力調理をスタート。キャベツは火が通りやすいので、中圧の電気圧力鍋の場合、加圧時間は1分です。

蒸したキャベツを餃子のたねに
蒸したキャベツは包丁で粗く刻んで、餃子のたねに入れます。


蒸しキャベツが余ったときは、インスタントスープの具に加えると、具沢山スープも手軽に完成。

大根ステーキの下ごしらえ
大根ステーキは、電気圧力鍋で蒸して火を通した大根を使うと、時短で焼けてラクちん。そのうえ、やわらか!

電気圧力鍋で大根を蒸す
電気圧力鍋に蒸し板や蒸しかごをセットして水を入れ、大根を入れたら、圧力料理モードで蒸します。電気圧力鍋に入れる大根の量は多くても少なくても、加圧時間は変わらないので、気楽に好きな量を蒸せますよ。

蒸した大根をフライパンで焼く
降圧後、やわらかくなった大根は、フライパンで焼き目を付けて、

砂糖醤油をまわしかけ、照りが出たらできあがりです。

ポタージュスープの下ごしらえ
じゃがいもを使ったポタージュスープは、電気圧力鍋で蒸したじゃがいもを使うとラクちん。ほったらかしで、じゃがいもに火が通せるうえ、圧力調理で蒸したじゃがいもはやわらかく、マッシュもしやすいです。
じゃがいもを電気圧力鍋で蒸す
電気圧力鍋に蒸し板や蒸しかごを入れて、水(蒸し水)を入れたら、じゃがいもを皮ごと入れて、圧力調理モードで蒸します。

ふかしいもを潰してポタージュに
電気圧力鍋で蒸したじゃがいもは、熱いうちに皮をむいて潰します。

潰したじゃがいもは普通の鍋に入れ、コーンクリーム、牛乳、コンソメと合わせて温めます。

じゃがいもは甘みが引き立っておいしくて、ブレンダーやミキサーを使わなくても、なかなかの味のポタージュスープができますよ。

ポテトサラダやグリルもおすすめ
また、電気圧力鍋でまとめて蒸して、冷蔵庫にストックしておくと、ほかの料理にも大助かり。
潰してポテトサラダにしてもよし。

食べやすい大きさに切ってグリルで焼くと香ばしく、前日に蒸したものでもホクホク感が復活します。グリルが面倒なら、フライパンで焼いても大丈夫。

また、ふかしいもをピザ生地や食パンにのせて焼き、ピザやピザパンにして食べるアレンジもおいしいです。

この記事でご紹介したレシピ
以上、電気圧力鍋の活用方法をかんたんにご紹介してきましたが、いかがでしたか?「できあがりまで」にこだわらず、電気圧力鍋に下ごしらえをおまかせすると、料理がとってもラクになります。
加圧時間などについて、もっと詳しく知りたい方は、下記の記事でご紹介していますので、ぜひぜひのぞいてみてください~。
電気圧力鍋の便利な使い道
電気圧力鍋は、豆料理や蒸し料理に使っても便利。下の2つの記事で詳しくご紹介していますので、ご興味ありましたら、ぜひぜひのぞいてみてください~。
知らないと損する!【電気圧力鍋の使い方】自分で豆をゆでる篇

知らないと損する!料理をラクにする【電気圧力鍋の使い方】蒸し料理篇

【電気圧力鍋でヘルシーごはん】
このブログでは、パナソニック電気圧力鍋を使ったレシピを研究・公開しています。加圧時間早見表も随時更新中。ぜひぜひのぞいてみてください!