【いわしの味噌煮】圧力調理で骨までやわらか|失敗しにくい基本レシピ

いわしの味噌煮(電気圧力鍋使用)

骨までやわらかく煮たいときのわが家の定番、いわしの味噌煮の記録です。

大きないわしは一度でなく、二度に分けて加圧調理すると、骨もホロホロにやわかくなりました。

煮汁はやや薄味にし、長時間煮込んでも味が濃くなりすぎないよう調整しています。
基本的でシンプルな味付けなので、繰り返し作っている一品です。

※このレシピは、一般的な家庭用の電気圧力鍋で調理した記録です。

※本記事は筆者の家庭料理の個人的なメモであり、特定製品やメーカーの評価・推奨を目的としたものではありません。※記事内の手順や時間は、家庭環境によって調整が必要です。

大きないわしを骨までやわらかくするコツ

この記事で使うのは、体長20cm前後の大きないわし(マイワシまたはウルメイワシ)。

骨までホロホロにしたいなら「2度加圧」するのがポイントです。

作り方の詳しい手順(写真付き)

ここからは写真付きの詳しい作り方です。

シンプルなレシピと分量は記事後半にあります。
詳細を飛ばしたい方は

いわしの下ごしらえ

それでは、詳しい作り方です。

内臓が除かれた下処理済みのいわしの場合は、尾を切り落として食べやすい長さに切るだけでOK。尾は圧力調理でボロボロになってしまうので、切り落とすのがおすすめです。

丸ごとのいわしを使う場合は、以下の手順で下ごしらえをしましょう。

うろこを取る

いわしは、うろこが残っていることがあるので、まずはうろこを取りましょう。

包丁の背をいわしの尾にあてて、頭へ向かって動かすと、うろこが簡単に取れますよ。

いわしのうろこを包丁の背でこそげ取る様子。味噌煮の下ごしらえ工程

頭を切り落とし、内臓を引き抜く

うろこを取ったいわしは頭を切り落として、

頭を切り落としたいわしが並び、切り口から内臓が見えている状態

切り口から見える内臓を、菜箸で挟んで引き抜きましょう。

切り口から内臓を菜箸で丁寧に引き抜く工程

このとき、内臓は全部取り切れなくても大丈夫。
この後の処理で取り除けます。

いわしを半分に切り、中を洗う

いわしは食べやすいように半分に切り、尾を切り落とします。

半分に切ったいわしをキッチンペーパーの上に並べた状態。尾も切り落とされている

取り切れなかった内臓は、半分に切った断面から指で押し出すか、菜箸で掻き出すとかんたんに取り除けます。

内臓を全部取ったら、中をきれいに洗って水気を拭き取れば、いわしの下ごしらえは完了です。

内臓を取り除き、水洗いして断面がきれいになったいわしが並んでいる。下処理が完了した状態

一度目の圧力調理(加圧60分)

下ごしらえしたいわしは電気圧力鍋に、なるべく平らになるように並べ入れ、

下処理済みのいわしを、電気圧力鍋の内釜にすき間なく平らに並べた状態

皮付きのまま千切りにした生姜を入れましょう。
生姜は香り成分が皮の下に多くあるので、皮付きのまま使います。)

内釜に並べたいわしの上に、皮付きのまま細切りにした生姜をまんべんなくのせたところ

具材を入れたら、煮汁を作ります。
圧力調理が長いと煮詰まりやすいので、煮汁の味はやや薄めにしておくと、しょっぱすぎない仕上がりになります。
水、酒、味噌、みりん、砂糖をよく混ぜ合わせて、味噌を溶かしたら、

小鍋に調味料を入れ、味噌が溶けるようにスプーンで混ぜている。味噌煮の煮汁を作る工程

電気圧力鍋に入れて、

電気圧力鍋に並べたいわしに煮汁を加えたところ。具材が煮汁に浸っている加圧前の状態

圧力調理・60分にセット。

二度目の圧力調理で骨までやわらかく煮る(加圧10分)

圧力ピンが下がって、ふたを開けると、いわしと味噌のいい香り。

電気圧力鍋で煮込んだ、いわしの味噌煮。濃い色合いの煮汁がしっかり絡んでいる

そして、ここからがポイントです。
圧力調理は一度に済ませるよりも、二度に分けることで骨がよりやわらかくなるので、鍋のふたを掃除したら、さらに圧力調理・10分にセットしましょう。

そして圧力ピンが下がったら、器に移して完成です。

盛り付けた完成後のいわしの味噌煮。千切り生姜をのせ、器にすっきりと盛られている

骨までやわらかな、いわしの味噌煮。

脂ののった大ぶりのいわしは香りがよくて、味もしみしみ。
加圧時間が長くても、身はふわふわでやわらかな仕上がりです。

【レシピまとめ】いわしの味噌煮

最後にレシピをまとめておきますね。
骨が太い大きないわしは圧力調理を一度で済ませるより、二度に分けると骨がやわらかくなりやすいです。

また、長時間加圧すると煮汁が煮詰まりやすいので、味付けは薄めにしてあります。

■材料(4~6人分)
いわし(大)5~6尾
生姜 1片
★水 1~1と1/2カップ
★酒 1/4カップ
★味噌 大さじ3
★みりん 大さじ2
★砂糖 大さじ1

*水の量は、鍋などの調理環境によって異なります(煮詰まり具合などが異なるため)。調味料の量は変えずに、水の量を調節すると、味が決まりやすいです。

*水の量(わが家の目安)
鍋底が狭いタイプ1カップ
鍋底が広いタイプ1と1/2カップ

■作り方(圧力調理・60分→圧力調理・10分)


【いわしの下処理】
1.
 いわしはうろこを取り、頭を切り落とす。


2. いわしの内臓を菜箸で引き抜き、尾を切り落として半分に切る。


3. いわしは2で取り切れなかった内臓を取り除き、中を水でよく洗って水気を拭き取る。


【電気圧力鍋で調理する】
4. 電気圧力鍋にいわしを並べ入れ、皮付きのまま千切りにした生姜を入れる。


5. ★の材料をよく混ぜ合わせて味噌を溶かし、電気圧力鍋に加える。


6. 圧力調理・60分にセットする。


7. 圧力ピンが下がったら、ふたを掃除して、圧力調理・10分にセットする。


8.  圧力ピンが下がったら器に移す。


※下処理済みのいわしを使う場合は、尾を切り落とし、食べやすい長さに切って、工程4から始めてください。

※加圧の強さや鍋の容量、食材の状態によって仕上がりは変わるため、必要に応じて時間や分量を調整してください。

【補足】冷凍保存すると便利

食べ切れなかったいわしの味噌煮は冷凍保存がおすすめです。

いわしの味噌煮は煮汁を切って、冷凍保存袋に重ならないように並べた状態で冷凍庫に入れると、

いわしの味噌煮を冷凍保存袋に並べ入れ、煮汁を切った状態で凍らせた様子。表面に霜がついている

切り身同士がくっつかずに冷凍できますよ。

冷凍保存袋を開けたところ。いわしの味噌煮がくっつかずにバラバラの状態で冷凍されている

冷凍保存したいわしの味噌煮は、アレンジもお手軽。

春キャベツなどの野菜と炒めてもおいしいですし、

器に盛り付けた春キャベツといわしの味噌煮の炒めもの。ほぐしたいわしと鮮やかなキャベツを和えたアレンジ料理

ごはんの上にのせて、お茶漬けにしても、風味が良いです。

また、オープンサンドなどでサンドイッチの具にしてもおいしいです。
(タルタルソースと合わせたら、とってもおいしかったです。)

いわしの味噌煮を使ったオープンサンド。食パンの上にきゅうりのスライスといわし、タルタルソースをのせている

なお、いわしの味噌煮を電子レンジで解凍するときは、温めすぎると身が「ボン!」と弾けるので、最初は短めの加熱時間で様子を見て、温めが不十分だった場合は、さらに加熱時間を追加するといいですよ。

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キーワード:いわし、鰯、イワシ、しょうが、生姜