白花豆の甘煮を簡単においしく作るなら、電気圧力鍋を使うのがおすすめ。火加減いらずで失敗しにくく、初心者でも安心して挑戦できるレシピです。白花豆はほくほくやわらかな食感で、上品な甘さに仕上がります。この記事では、白花豆の甘煮の作り方のコツも詳しくご紹介します。
このレシピは、パナソニック電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)でおいしく作れます。
レシピの詳しい手順とポイント
ここからは写真付きで詳しく解説していきます。
番号付きのシンプルなレシピは記事後半にあります。
解説は飛ばしてレシピだけ見たい方は
白花豆を水に浸す(一晩)
まずは、白花豆(しろはなまめ)を水で戻します。
乾燥豆をボウルに移して、傷つかないようにやさしく水洗いしたら、たっぷりの水に一晩浸しておきましょう。

乾燥豆は水を吸うと外皮にしわが寄り、充分に吸水されると外皮がふくらみます。外皮のしわがなくなったら、吸水終了の合図です。
アクをゆでこぼす
吸水が終わった白花豆はアクをゆでこぼしましょう。
浸し水ごと、普通の鍋に移して中火にかけます。

沸騰して白い泡がたくさん出てきたら、

白花豆をざるに上げ、アクの入ったお湯は捨てましょう。

電気圧力鍋でゆでる(加圧7分/13分)
白花豆のアクをゆでこぼしたら、電気圧力鍋の出番です。
水気を切った白花豆は、電気圧力鍋の釜に入れ、

水を加えましょう。このとき、豆と水を合わせた量が、釜の目盛『豆ここまで』等の記載を越えないように注意します。

ここまでできたら、圧力調理にセット。(加圧時間は、NF-PC400は7分、SR-MP300は13分です。)
味付けする(煮込み10分)
圧力ピンが下がったら、ふたを開けて味見をします。白花豆がやわらかく、ほくほくになっていれば、仕上げの味付けに入りましょう。(まだ固い場合は、電気圧力鍋のふたを掃除して、圧力調理を数分追加すると良いです。季節によっても仕上がりのやわらかさが変わります。)

味付けは砂糖と、ちょっぴりの塩、醤油。電気圧力鍋に調味料を加えたら、ふたを開けたまま、煮込み・10分にセット。

煮込みが終わったら、しばらく置いて味をなじませて完成です。
ほくほくやわらかな白花豆の甘煮。

抱え込んで食べたくなるほどおいしいから、たっぷり作っても大丈夫。

食卓の彩りや、ちょこっとつまめる副菜にもよし。お弁当の隙間も埋めてくれます。

【レシピまとめ】白花豆の甘煮
最後にレシピをまとめておきますね。
火の通りにくい白花豆は電気圧力鍋を使えば、簡単にやわらか。
味付けは醤油と塩を少々加えると、砂糖控えめでも甘みが引き立っておいしいです。
■材料
【1袋分(作りやすい分量)】
白花豆(乾燥豆)200g
水 3カップ
★砂糖 180g
★塩 小さじ1/2
★醤油 小さじ1/2
【4人分】
白花豆(乾燥豆)100g
水 1と1/2カップ
★砂糖 90g
★塩 小さじ1/4
★醤油 小さじ1/4
■作り方(圧力調理*→ 煮込み・10分)※パナソニック製の電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)を使用。
1. 白花豆(乾燥豆)をやさしく水で洗い、たっぷりの水(分量外)に一晩浸す。
2. 1を浸し水ごと普通の鍋に移して中火で煮立て、白い泡が出てきたら、白花豆をざるに上げる。
3. 電気圧力鍋の釜に、2の白花豆と水を入れる。
豆と水を合わせた量が、釜の目盛「豆ここまで」等の記載を越えないようにします(吹きこぼれや故障の原因となるため)。
4. 圧力調理*にセットする(*加圧時間は下の表を参照)。
加圧時間(パナソニック製の電気圧力鍋の場合) | |
NF-PC400 | 7分 |
SR-MP300(旧製品) | 13分 |
5. 圧力ピンが下がったら、★の材料を加える。
6. ふたを開けたまま煮込み・10分にセットし、アクが出たら取り除く。
7. 煮込みが終わったら、しばらく置いて味をなじませる。
※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、必要に応じて加圧時間を調整してください。
この記事で使用している電気圧力鍋(NF-PC400)はこちら↓
この記事で使用している電気圧力鍋(SR-MP300)はこちら↓
白花豆は、こちらのものを使いました。いつ買っても品質がよくて、おいしいです。
もっとレシピを探したい方へ
電気圧力鍋でヘルシーごはん
▶トップページはこちら
パナソニック電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)を使ったレシピや加圧時間早見表を公開中。季節のおすすめレシピも随時更新しています!