アク抜き済みのこんにゃくなら、圧力鍋でそのまま煮てOK。下ゆでは基本的に不要です。
こんにゃくは加圧すると中まで味がしみ込みやすい食材なので、そのまま調理してもおいしく仕上がります。
ただし、次のケースでは下ゆでするのがおすすめです。
1.アク抜きされていないこんにゃく(臭みが残るため必須)
2.こんにゃくだけを煮る場合(味がぼやけやすい)
3.味のしみにくい食材と組み合わせる場合(たけのこなど)
このように、使うこんにゃくの種類や料理の内容によって使い分けるのがポイントです。
※この記事は、パナソニック電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)を使用しています。
圧力鍋で下ゆで不要な場合
ここでは、アク抜き済みのこんにゃくを圧力鍋で煮る場合について解説します。
下ゆでをせずにそのまま煮ても、しっかり味がしみ込み、おいしく仕上がります。特に、次のようなケースでは下ゆで不要です。
大根やごぼうと一緒に煮るとき
大根やごぼうなど、味がしみ込みやすい食材と一緒にこんにゃくを煮る場合、アク抜き済みこんにゃくは下ゆでしなくて大丈夫。大根やごぼうにしっかり味がしみ込むため、下ゆでなしでも味がぼやけず、ほどよく味濃く仕上がります。


圧力鍋で下ゆでが必要な場合
アク抜き済みのこんにゃくでも、次のようなケースでは下ゆでをした方が味や食感がよくなります。
こんにゃくだけの煮物を作るとき
こんにゃくだけで煮る場合は、下ゆでをせずに煮ると、味のしみ込みがやや弱く全体的にぼやけた印象になります。ほかの具材のうまみや味付けの濃淡もないので、単調な味になりやすく、作り置きするとさらに薄味に感じることも。
そのため、こんにゃく単品で煮るときは、下ゆでするのがおすすめ。味がしっかり入り、ぷりっとした食感に仕上がります。

味のしみにくい食材と煮るとき
たけのこのように味が入りにくい食材と組み合わせる場合は、こんにゃくを下ゆでしておくと全体の味が決まりやすくなります。

臭みが気になる場合
市販のアク抜き済みこんにゃくなら、臭みが気になることはほとんどありませんが、もし気になるときは、軽く下ゆでしてから調理すると、よりすっきりと仕上がります。
まとめ
- アク抜き済みこんにゃくなら、基本的に下ゆで不要。
- こんにゃくだけの煮物や、味のしみにくい食材と組み合わせる場合は下ゆでがおすすめ。
- 臭みが気になる場合は、軽く下ゆでするとすっきり。
👉 圧力鍋は短時間で味がしみ込みやすいので、料理や食材に合わせて下ゆでを使い分けるのがコツです。
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