かぼちゃと小豆を甘く煮る、かぼちゃのいとこ煮。かぼちゃ煮にゆであずき缶や煮小豆を合わせる、お手軽な方法もあるけれど、かぼちゃと小豆を一緒に煮る方法も、電気圧力鍋を使えば割とかんたん。砂糖も控えめにできるから、たくさん食べても罪悪感なし!
このレシピはパナソニック電気圧力鍋の新製品(NF-PC400)でおいしく作れます。
かぼちゃは煮崩れを防ぐ
かぼちゃは電気圧力鍋で煮崩れやすいので、いとこ煮を作るときは以下の2つに気を付けて。
煮汁を少なくする
かぼちゃは、たっぷりの煮汁で圧力調理すると煮崩れてしまうので、煮汁の量は控えめに。電気圧力鍋の釜底に小豆を入れ、煮汁は小豆が浸る程度に入れて、小豆の上にかぼちゃをのせて蒸すように加圧しましょう。
水っぽくないかぼちゃを使う
また、かぼちゃは品種によっても煮崩れやすさが変わります。品種は表示がないとわからないけど…輸入物のかぼちゃか、日本のかぼちゃなら栗かぼちゃを選ぶと、だいたい大丈夫。硬くて切りにくい、実の詰まったものを使うと煮崩れが抑えられますよ。(切ったときにサクッとかんたんに切れる、水っぽいかぼちゃは盛大に煮崩れてしまうので、いとこ煮には不向きです。)
乾燥小豆の下ごしらえ
それでは作り方の手順です。
乾燥小豆はかぼちゃよりも火の通りが遅いので、アクをゆでこぼして、下ゆでも済ませておきましょう。
アク抜きをする
まずは、乾燥小豆のゆでこぼしです。普通の鍋に乾燥小豆を入れ、水を加えて強火で加熱し、
沸騰したら、さし水をして、
再び沸騰したら火を止めて。小豆をざるに上げて、水気を切りましょう。
下ゆでする
それから、小豆を普通の鍋に再び戻して、水を加えて中火で20分ゆでます。
ゆでた小豆はざるに上げ、小豆とゆで汁に分けておきます。
煮汁を作る
小豆のゆで汁には、砂糖と少量の醤油を加えて溶かし、
さらに水を足して、煮汁を作ります。(足し水の量はレシピに記載)
電気圧力鍋に小豆と煮汁を入れる
小豆と煮汁の下ごしらえができたら、電気圧力鍋の出番です。
まずは小豆と煮汁を入れて。
かぼちゃを並べ入れて圧力調理
それから、一口大に切ったかぼちゃを小豆の上に並べ入れます。かぼちゃの皮は火が通りにくいので、皮を下にして、皮だけを煮汁に浸ける感じで。
ここまでできたら、圧力調理・8分にセット。
圧力調理でホクホクに
圧力ピンが下がったら、ふたを開けましょう。ふっくら小豆とホクホクかぼちゃのお出まし、お出まし。
すでに味はしみているので、すぐに器に移せます。
かぼちゃほっくり、素朴な甘さ。かぼちゃのいとこ煮。
砂糖を控えめにすると、小豆のうまみも感じられてライトな食べ応え。豆好き、かぼちゃ好きなら、いくらでもいけちゃいます…!
【レシピ】かぼちゃのいとこ煮
それでは最後にレシピを記しておきますね。
かぼちゃは水っぽくない、実の詰まったものを使うと煮崩れが防げます。
とってもおいしいので、ぜひ一度お試しください~。
■材料(4人分)
かぼちゃ 1/4個(電気圧力鍋に並べ切れる量)
乾燥小豆 大さじ3(約40g)
水
★砂糖 大さじ1と1/2
★醤油 小さじ1/2
■作り方(圧力調理・8分)※パナソニック製の電気圧力鍋(NF-PC400)を使用。
1. 普通の鍋に乾燥小豆と水(2カップ)を入れて強火にかける。
2. 沸騰したら、さし水をして、もう一度沸騰したら小豆をざるにあげる。
3. 普通の鍋に2の小豆と水(2カップ)を入れて、中火で20分ゆでる。
4. 小豆をざるにあげ、小豆とゆで汁を分ける。
5. 4のゆで汁に★の材料を加えて溶かし、水を足して分量を3/4カップにする。
6. 電気圧力鍋に4の小豆と5を入れる。
7. かぼちゃを一口大に切り、皮を下にして電気圧力鍋に並べ入れる。
8. 圧力調理・8分にセットする。
9. 圧力ピンが下がったら器に移す。
※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、加圧時間の調整が必要かもしれません。
このレシピはパナソニック電気圧力鍋の新製品(NF-PC400)でおいしく作れます。
【電気圧力鍋でヘルシーごはん】
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