大豆と昆布、人参の煮物、三目豆は電気圧力鍋で作るとかんたんで、だしたっぷりで深い味。大豆の水煮はせっかくなので、圧力調理でホクホクにゆでたものを使いましょう。ゆでた大豆は昆布、人参と合わせて圧力調理で煮含めて。あら熱を取れば味しみしみです。
このレシピはパナソニック電気圧力鍋の新製品(NF-PC400)でおいしく作れます。
圧力調理で大豆をゆでる
まずは、電気圧力鍋で大豆の水煮を作りましょう。
乾燥大豆を水に一晩浸す
乾燥大豆はやさしく水洗いしたら、豆の4倍くらいの水を加えて、一晩水に浸します。
豆がふくらんで表面の凸凹やしわがなくなれば、吸水が終わった合図です。
浸し水ごと圧力調理
水で戻した大豆は、浸し水ごと電気圧力鍋に入れて、
圧力調理・3分にセット。
圧力ピンが下がると、大豆はふっくらやわらかです。
大豆をざるに上げ、アクの浮いたゆで汁は切りましょう。
大豆はものによってえぐみが強い場合があるので、味見をしておくと安心。独特の苦味を感じたら、普通の鍋で数回ゆでこぼせば大丈夫です。
また、この次も電気圧力鍋を使うので、電気圧力鍋のふたやノズルは掃除して、釜も洗っておきましょう。
圧力調理で大豆、昆布、人参を煮含める
大豆の水煮と合わせる具材は、昆布と人参です。
昆布はとてもいいだしが出るので、三目豆や五目豆を作るときは必須の具材。あとはお手軽に人参を使いましょう。
乾燥昆布を水で戻す
まずは乾燥昆布を水に20~30分ほど浸けて戻します。
昆布は細切りにする
昆布は水で戻したら、食べやすい長さで5mm幅ぐらいの細切りに。昆布は細く切ると、火が通りやすい人参と加圧時間を同じにできますよ。
なお、戻し汁はこの後使うので、捨てずにとっておきましょう。
人参は角切りにする
人参は、大豆の大きさにそろえる感じで1cm幅ぐらいの角切りにして。
具材の大きさを大豆にそろえておくと、食べやすいうえに味もしみやすい感じです。
煮汁を入れて圧力調理
具材の準備が終わったら、電気圧力鍋に入れていきましょう。
昆布に、
人参、
大豆の水煮。
それから、昆布の戻し汁、醤油、みりん、砂糖を混ぜ合わせた煮汁を加えて。
煮汁の量は、ひたひたよりやや少なめで大丈夫です。
ここまでできたら、圧力調理・1分にセットしましょう。
あら熱を取れば味しみしみ
圧力ピンが下がったらふたを開けて、
煮汁が全体になじむようにざっくりとかき混ぜ、
しばらく置いてあら熱を取れば、味しみしみでできあがりです。
大豆も昆布も人参もしっとりやわらかな三目豆。
昆布のだしが利いていて、深い深い味わいです。
【レシピ】三目豆
それでは最後にレシピを記しておきますね。
具材の種類が少ない三目豆は、五目豆よりもずっとお手軽。電気圧力鍋を使えばかんたんで、常備菜にもおすすめです。ぜひ一度お試しください~。
■材料(4人分)
乾燥大豆 75g(約1/2カップ)
水 2カップ
乾燥昆布 (約13cm)2枚
人参(小)1本
★昆布の戻し汁 1/2カップ
★醤油 大さじ1
★みりん 大さじ1
★砂糖 小さじ1/2
■作り方(圧力調理・3分→圧力調理・1分)※パナソニック製の電気圧力鍋(NF-PC400)を使用。
【大豆の水煮を作る】
1. 乾燥大豆はやさしく水洗いし、水に一晩浸す。
2. 1を浸し水ごと電気圧力鍋に入れ*、圧力調理・3分にセットする。
*大豆と浸し水を合わせた量が、釜の目盛「豆類MAX」等の記載を越えないようにします(爆発等の事故の原因となるため)。
3. 圧力ピンが下がったら、ざるに上げて水気を切る(電気圧力鍋のふたやノズルを掃除し、釜は洗う)。
【三目豆を作る】
4. 乾燥昆布は水(分量外)に20~30分ほど浸す。
5. 4の昆布は食べやすい長さで、約5mm幅の細切りにする(戻し汁は取っておく)。
6. 人参は約1cm幅の角切りにする。
7. 電気圧力鍋に昆布、人参、大豆の水煮の順に入れる。
8. ★の材料を混ぜ合わせて電気圧力鍋に加え、圧力調理・1分にセットする。
9. 圧力ピンが下がったら、煮汁がなじむようにかき混ぜてあら熱を取る。
※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、加圧時間の調整が必要かもしれません。
このレシピはパナソニック電気圧力鍋の新製品(NF-PC400)でおいしく作れます。
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【電気圧力鍋でヘルシーごはん】
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