【さつまいもの肉じゃが】電気圧力鍋の無水調理でほっこり煮物

さつまいもの肉じゃがの写真

電気圧力鍋の無水調理でおいしく作れる肉じゃがは、じゃがいもの代わりにさつまいもを使ってもよし。さつまいもはホクホク、甘辛味しみしみ。お肉もやわらかく仕上がります。さつまいもは煮崩れにくい品種を選び、皮付きのまま輪切りするのがポイントです。

さつまいもは皮付きのまま輪切りに

電気圧力鍋で煮崩れがちなさつまいもは、煮崩れにくい品種(鳴門金時、紅はるか)を選ぶのがおすすめ。さらに、皮を付けたまま輪切りにすると、ほぼほぼ煮崩れをおさえられます。
さつまいもは約1.5cm厚の輪切りにしたら、水にさらしてアク抜きをしましょう。

豚肉は軽く炒める

肉は豚薄切り肉か豚こま肉を一口大に切って使います。
薄切りの肉は生のまま加圧すると、肉同士がくっついて塊になってしまうので、油を熱したフライパンで軽く炒めて、ほぐしておきます。

豚肉の表面が白っぽくなったら火を止めて。赤みが少し残っていても大丈夫です。

玉ねぎ→さつまいも→豚肉の順に電気圧力鍋へ

玉ねぎはくし切りにして、電気圧力鍋に入れましょう。
電気圧力鍋で無水調理するときは、釜底に1個分の玉ねぎを敷いておくと、玉ねぎの水分がたっぷり引き出せて、焦げ付きもおさえられますよ。

玉ねぎの次は、さつまいもです。水気を切って並べ入れたら、

豚肉をさつまいもの隙間に入れるように、並べ入れましょう。

煮汁をまわしかけて無水調理

具材を入れたら、次は煮汁。

だし汁、酒、醤油、砂糖を混ぜ合わせた煮汁をまわしかけて、

無水調理・1分にセットします。

ざっくりと混ぜて、あら熱を取る

圧力ピンが下がったら、ふたを開けて。さつまいもはすでに味しみしみでホクホク。

豚肉は色付きの薄い部分があるので、シリコンスプーンなどでざっくりと混ぜ、豚肉も煮汁に浸かるようにして、しばらく置いておきます。

あら熱が取れたころには、豚肉も味しみ。器に移して頂きましょう。

ホクホク甘辛、ほっこり煮物。さつまいもの肉じゃが。
玉ねぎの自然な甘みもたっぷりで、豚肉もやわらかくっておいしいです。

【レシピ】さつまいもの肉じゃが

それでは最後にレシピを記しておきますね。
さつまいもは鳴門金時や紅はるかなどの煮崩れにくい品種を選ぶのがおすすめ。
おいしいさつまいもを使って、ぜひ一度お試しください~。

■材料(4人分)
豚肉(豚薄切り肉/豚こま肉)200g
玉ねぎ(中~大)1個
さつまいも(大)1本
★だし汁 1/4カップ
★酒 1/4カップ
★醤油 大さじ3
★砂糖 大さじ2と1/2


■作り方(無水調理・1分)※パナソニック製の電気圧力鍋を使用。


1. さつまいもは皮付きのまま約1.5cm厚の輪切りにし、水にさらす。


2. 豚肉は一口大に切り、油(分量外)を熱したフライパンでほぐしながら軽く炒める。


3. 玉ねぎはくし切りにする。


4. 電気圧力鍋に玉ねぎを並べ入れ、水気を切ったさつまいもを並べ入れる。


5. 電気圧力鍋に豚肉を並べ入れ、★の材料を混ぜ合わせてまわしかける。


6. 無水調理・1分にセットする。


7. 圧力ピンが下がったら、さつまいもが崩れないようにざっくりと混ぜる。


8. あら熱が取れたら器に移す。


※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、加圧時間の調整が必要かもしれません。


【電気圧力鍋でヘルシーごはん】
このブログでは、ふだん使いで、なるべく手間のかからない電気圧力鍋レシピを研究中。おいしくできた料理をコツコツ公開しています。加圧時間や食材の組み合わせなど、電気圧力鍋を使うときのちょっとしたヒントにして頂けましたら幸いです。

電気圧力鍋料理の写真