余らせがちな乾燥昆布や、だしを取ったあとの「だしがら昆布」の使い道に困っていませんか?電気圧力鍋があれば、そんな昆布も簡単に佃煮にできます。この記事では、生姜を利かせた佃煮レシピをご紹介。昆布のやわらかなうまみが引き立つ、作り置きにおすすめのレシピです。
このレシピは、パナソニック電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)でおいしく作れます。
レシピの詳しい手順とポイント
ここからは写真付きで詳しく解説していきます。
番号付きのシンプルなレシピは記事後半にあります。
解説は飛ばしてレシピだけ見たい方は
乾燥昆布の下ごしらえ
それでは詳しい作り方です。
乾燥昆布はボウルに入る大きさに切り、30分ほど水に浸けて戻しましょう。(だしがら昆布を使う場合は、この工程は省きます。)

水で戻した昆布は、食べやすい大きさで角切りにします。また、戻し汁はこのあと使うので、捨てずに取っておきましょう。

生姜の下ごしらえ
生姜は皮付きのまま細切りに。なるべく細く切ると、煮汁がしみておいしいです。細切りしにくいときは、繊維に沿うと切りやすくなりますよ。

なお、生姜は皮の下に香り成分がたくさんあるそうなので、皮はむかないのがおすすめです。
電気圧力鍋で煮る(加圧4分または8分)
材料を切ったら、電気圧力鍋に昆布と

生姜を入れましょう。

それから、昆布の戻し汁、醤油、砂糖、みりんを混ぜ合わせた煮汁をひたひたで注ぎ、

圧力調理にセット。
加圧時間は昆布の種類によって変わります。普段のだし取りに使われる肉質やわらかな日高昆布(みついし昆布)は加圧時間4分。日高昆布より分厚い利尻昆布は加圧時間8分が目安です。
煮汁を煮詰める(煮込み14分)
圧力ピンが下がったら、ふたを開けて。このままだと味が薄いので、

煮込み・14分にセットして、煮汁を煮詰めていきましょう。

焦げ付かないように、ときどきかき混ぜて。

煮汁がなくなったら、煮込みを停止して、できあがりです!

電気圧力鍋でやわらか。昆布と生姜の佃煮。昆布つやつや、生姜も味しみ。

風味たっぷり、やわらかな昆布は、ごはんのお供にぴったり。お弁当にも大活躍です。

【レシピまとめ】昆布と生姜の佃煮
最後にレシピをまとめておきますね。
生姜はできれば細く切ると、味がしみて、よりおいしいです。
余らせがちな乾燥昆布や、だしをとった後の昆布の消費に、ぜひ一度お試しください~。
■材料
乾燥昆布(15~18cm)3枚
生姜 二片
★昆布の戻し汁 1/2カップ
★醤油 大さじ2と1/2
★砂糖 大さじ1
★みりん 大さじ1
■作り方(圧力調理*→煮込み・14分)※パナソニック製の電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)を使用。
1. 乾燥昆布はボウルに入る大きさに切り、水に30分ほど浸けて戻す。
2. 1を食べやすい大きさで角切りにする(戻し汁は取っておく)。
3. 生姜は皮付きのまま細切りにする。
4. 電気圧力鍋に2と3を入れ、★の材料を混ぜ合わせて加える。
5. 圧力調理*にセットする(*加圧時間は下表を参照)。
| 昆布の種類 | 加圧時間 |
| 日高昆布(みついし昆布) | 4分 |
| 利尻昆布 | 8分 |
6. 圧力ピンが下がったら、昆布がやわらかいか確認する。(加圧時間は、昆布の厚さによって変わります。仕上がりが硬い場合は、電気圧力鍋のふたやおもりを掃除して、圧力調理を数分追加してください。)
7. 煮込み・14分**にセットする。(**煮込み時間は目安。途中で焦げ付かないように様子を見る。)
8. 全体をときどきかき混ぜながら煮詰め、煮汁がなくなったら煮込みを停止する。
※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、必要に応じて加圧時間を調整してください。
この記事で使用している電気圧力鍋(NF-PC400)はこちら↓
この記事で使用している電気圧力鍋(SR-MP300)はこちら↓
【参考書】「まいにち生姜レシピ」
昆布の佃煮に生姜を入れるアイデアは、この本を読んでいて閃きました。
使い切れない生姜の使い道を広げたいときにおすすめです。
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