ふろふき大根は電気圧力鍋を使えば、かんたんにおいしく煮られて得した気分。大根を圧力調理する間に、味噌だれをちゃちゃっと作り、圧力ピンが下がったら、やわらかな大根にとろりとかけてできあがり。大根がおいしい冬にぜひぜひおすすめの一品です。
大根は輪切りにする
ますは大根の下ごしらえから。大根は3cmぐらいの厚さで輪切りにしたら、
皮をむいて。
皮の近くに筋が見えるものは、筋を取り除くように皮を厚めに切ると食感がよくなりますよ。
大根と乾燥昆布を電気圧力鍋へ
大根を切ったら、電気圧力鍋の出番です。
だしの素にする乾燥昆布は水で戻さず使えます。乾燥昆布は調理中に大きくなることを考慮して、短めに切って、釜の底に並べ入れて。
その上に大根を並べ入れましょう。釜底に入り切らない分は重ねて置いて大丈夫です。
水と酒を加えて圧力調理
具材を入れたら、水を注ぎましょう。
大根は圧力調理すると水分が結構出てくるので、水はひたひたよりも少なめがおすすめです。(煮汁の量が多すぎると降圧に時間がかかるため。)
それから、風味付けに酒を加えたら、
圧力調理・4分にセット。
酒はなければ入れなくてもおいしいけれど、酒を入れると風味が付いて、大根がより味わい深くなる感じです。
味噌だれを作る
電気圧力鍋で圧力調理する間に、大根に添える味噌だれを作りましょう。普通の鍋に味噌、みりん、砂糖を入れて加熱しながら、かき混ぜて。
とろみがついたら火を止めて、味噌だれは完成です。
大根に味噌だれをかける
電気圧力鍋の圧力ピンが下がったら、ふたを開けましょう。
このとき、大根に爪楊枝などを刺してみて、中までやわらかいか確認を。(硬い場合は、電気圧力鍋のふたやおもり、蒸気の出る穴を掃除して、圧力調理を数分追加。)
大根がやわらかければ、器に移して、味噌だれをかけていただきましょう!
やわらかくてクセのない大根に、甘じょっぱい味噌だれ。お買い得の大根も、ごちそうに変身です。
なお、ふろふき大根は作り置きしても大丈夫。レンジで温め直しても、とってもおいしいですよ。
【レシピ】ふろふき大根
それでは最後にレシピを記しておきますね。
電気圧力鍋で作る、ふろふき大根はとってもやわらかで、かんたんで、ごちそう感もあり。
買い過ぎた大根の消費にもおすすめです。ぜひ一度お試しください~。
■材料(5~6人分)
大根 18cm
乾燥昆布(長さ6cm)3枚
水 4カップ
酒 大さじ4
【味噌だれ】
★味噌 大さじ4
★みりん 大さじ2
★砂糖 大さじ2
■作り方(圧力調理・4分)※パナソニック製の電気圧力鍋を使用。
1. 大根は約3cm厚の輪切りにして皮をむく。
2. 電気圧力鍋の釜に乾燥昆布を入れ、その上に大根を並べ入れる。
3. 2に水と酒を加え、圧力調理・4分にセットする。
4.【味噌だれを作る】別鍋に★の材料を入れ、加熱しながらかき混ぜて、とろみが付いたら火を止める。
5. 圧力ピンが下がったら、大根に爪楊枝などを刺して中までやわらかいか確認する。(硬い場合は、電気圧力鍋のふたやおもり、蒸気の出る穴を掃除して、圧力調理を数分追加する。)
6. 大根がやわらかければ器に移し、4の味噌だれをかける。
※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、加圧時間の調整が必要かもしれません。
だしを取ったあとの昆布の使い道
ちなみに…だしを取ったあとの昆布は、電気圧力鍋で佃煮にすると、おいしく最後まで食べ切れますよ。佃煮にするには量が少し足りないので、追加で乾燥昆布を水で戻し、それと一緒に圧力調理後、煮汁を煮詰めれば完成です。
【参考書】「圧力鍋の生涯作り続けたいレシピ100」
ふろふき大根の作り方は、こちらの本を参考にしました。電気圧力鍋ではなく圧力鍋の本ですが、使い方の説明もレシピもわかりやすく、電気圧力鍋ユーザーにとっても、バイブルのように使えておすすめです。
【電気圧力鍋でヘルシーごはん】
このブログでは、パナソニック電気圧力鍋を使ったレシピを研究・公開しています。加圧時間早見表も随時更新中。ぜひぜひのぞいてみてください!