電気圧力鍋で大豆をゆでると、ふっくら甘くてとってもおいしい!この自家製の大豆の水煮を、細かく切った複数の具材、煮汁と一緒に電気圧力鍋で圧力調理。仕上げに煮込みモードで煮詰めれば、味しみで深い味わいの五目豆に。量もたっぷりできて助かりますよ。
このレシピはパナソニック電気圧力鍋の旧製品(SR-MP300)でおいしく作れます。
圧力調理で大豆をゆでる
まずは、電気圧力鍋で大豆の水煮を作りましょう。
調理の負担を減らしたいときは、大豆の水煮を作り置きして、翌日に五目豆にアレンジするといい感じです。
五目豆は大豆を他の具材といっぺんに圧力調理する方法もあるけれど、大豆はものによって、えぐみが多い場合があります。電気圧力鍋は加熱の途中でアクをすくえないので、大豆だけ先に圧力調理して、ゆでこぼしをするのがおすすめ~。
乾燥大豆を水で一晩戻す
乾燥大豆はやさしく水洗いしたら、豆の4倍くらいの水を加えて、一晩水に浸しましょう。
豆がふくらんで表面の凸凹やしわがなくなれば、吸水が終わった合図です。
浸し水ごと圧力調理
水で戻した大豆は、浸し水ごと電気圧力鍋に入れて、
圧力調理・3分にセット。
圧力ピンが下がると、大豆はふっくらやわらかです。
大豆をざるに上げ、アクの浮いたゆで汁は切りましょう。
大豆は念のため味見をし、えぐみを感じた場合は普通の鍋で数回ゆでこぼせば大丈夫です。
また、この次も電気圧力鍋を使うので、電気圧力鍋のふたやノズルは掃除して、釜も洗っておきましょう。
圧力調理で五目の具材を煮る
大豆の水煮と合わせる具材は、昆布、人参、たけのこの水煮、こんにゃくです。
乾燥昆布を水で戻す
まずは乾燥昆布を水に30分ほど浸けて戻しましょう。
昆布は細切りにする
昆布は水で戻したら、5mm幅ぐらいの細切りにして、食べやすい長さに切ります。
昆布は細切りにしておくと、火が通りやすい他の具材に合わせて加圧時間を短めにできますよ。
なお、戻し汁はこの後使うので、捨てずにとっておきましょう。
その他の具材は角切りにする
人参、アク抜き済みのこんにゃく、たけのこの水煮は、大豆の大きさにそろえる感じで1cm幅ぐらいの角切りに。
煮汁少なめで圧力調理
具材を切ったら、電気圧力鍋に入れていきます。
昆布に、
人参、
たけのこの水煮、
そして大豆の水煮、
こんにゃくを入れて。
昆布の戻し汁、醤油、みりん、砂糖を混ぜ合わせた煮汁をまわしかけたら、
圧力調理・1分にセット。
圧力調理すると具材から水分が出てくるので、煮汁はひたひたより少なくて大丈夫です。
煮込みモードで煮詰めて味しみ
圧力ピンが下がったらふたを開け、煮汁がなじむようにざっくりとかき混ぜて。
このままでは味が薄いので、煮込み・17分にセット。
煮汁をぐつぐつと煮詰め、味しみしみに仕上げましょう。
ときどき様子を見ながら、焦げ付かないようにかき混ぜて。
煮汁がだいたいなくなったら、煮込みを停止します。
できたてから味しみしみなので、すぐに器に移しても大丈夫。
いろんな具材のうまみが溶け合う、深い味わいの五目豆。
量もたっぷりできるから、食べきれない分は翌日のおかずにもできちゃいます。
【レシピ】五目豆
それでは最後にレシピを記しておきますね。
五目豆はいろんな具材と煮ることで味わいが深くなり、かさましができるというメリットも。
たけのこの水煮は、ごぼうでも代用できます。ぜひ一度お試しください~。
■材料(5~6人分)
乾燥大豆 75g(約1/2カップ)
水 2カップ
乾燥昆布 (約16cm)2枚
人参(大)1/2本
たけのこの水煮 80g
こんにゃく(アク抜き済み)1枚
★昆布の戻し汁 1/2カップ
★醤油 大さじ2
★みりん 大さじ2
★砂糖 小さじ1
■作り方(圧力調理・3分→圧力調理・1分→煮込み・17分)※パナソニック製の電気圧力鍋(SR-MP300)を使用。
【大豆の水煮を作る】
1. 乾燥大豆はやさしく水洗いし、水に一晩浸す。
2. 1を浸し水ごと電気圧力鍋に入れ*、圧力調理・3分にセットする。
*大豆と浸し水を合わせた量が、釜の目盛「豆ここまで」等の記載を越えないようにします(爆発等の事故の原因となるため)。
3. 圧力ピンが下がったら、ざるに上げて水気を切る(電気圧力鍋のふたやノズルを掃除し、釜は洗う)。
【五目豆を作る】
4. 乾燥昆布は水(分量外)に20~30分ほど浸す。
5. 4の昆布は食べやすい長さで、約5mm幅の細切りにする(戻し汁は取っておく)。
6. 人参、たけのこの水煮、こんにゃくは約1cm幅の角切りにする。
7. 電気圧力鍋に昆布、人参、たけのこの水煮、大豆の水煮、こんにゃくの順に入れる。
8. ★の材料を混ぜ合わせて電気圧力鍋に加え、圧力調理・1分にセットする。
9. 圧力ピンが下がったら、ざっくりとかき混ぜ、煮込み・17分にセットする。
10. ときどきかき混ぜながら煮詰め、煮汁がだいたいなくなったら煮込みを停止する。
※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、加圧時間の調整が必要かもしれません。
※煮込み時間や調味料の適量は電気圧力鍋によって異なります。味が濃くなる場合は、煮込みの工程をなくしたり、調味料の量を減らしてみてください。
このレシピはパナソニック電気圧力鍋の旧製品(SR-MP300)でおいしく作れます。
パナソニック電気圧力鍋の旧製品(SR-MP300)はこちら↓
【電気圧力鍋でヘルシーごはん】
このブログでは、パナソニック電気圧力鍋を使ったレシピを研究・公開しています。加圧時間早見表も随時更新中。ぜひぜひのぞいてみてください!