【大根と豚の角煮風】電気圧力鍋で味しみ。カレー用肉でかんたん

大根と豚の角煮風の写真

カレー用の一口大の豚肉を使って、電気圧力鍋で気軽に角煮風。具材に大根も加えれば、かさましできるうえに野菜もとれるおかずになります。豚肉と大根を圧力調理でやわらかくした後、2回の煮込みで大根と豚肉それぞれに味をしみ込ませるのがポイントです。

カレー用の豚肉を湯通しする

作り方はとってもかんたん。
まずは、カレー用の豚肉を湯通しして、余分な脂を落とします。
鍋にお湯を沸かして、豚肉をくぐらせたら、

ざるに上げて水気を切りましょう。

豚肉→大根の順に電気圧力鍋へ

豚肉の下ごしらえが終わったら、電気圧力鍋に並べ入れて。

大根は皮をむき、1cm厚のいちょう切りにして、豚肉の上に並べ入れましょう。

煮汁少なめで圧力調理

具材を入れたら、次は煮汁。
水、醤油、砂糖、みりんを混ぜ合わせた煮汁を注ぎ入れます。

圧力調理すると大根から水分がたくさん出るので、煮汁の量は少なめに。大根が浸からない程度の量で大丈夫です。

ここまでできたら、圧力調理・1分にセットしましょう。

1回目の煮込みで大根味しみ

圧力ピンが下がったら、ふたを開けて。このままでは味が薄いので、煮込みモードで煮汁を煮詰めます。

アクが出ていたら、お箸などを使って取り除き、

大根を裏返して、色付きの薄い部分が煮汁に浸かるようにして、

煮込み・10分にセット。煮汁を煮詰めて、アクが出てきたら取り除きましょう。

煮込みが終わると、大根はしっかり色付いて味しみっしみ。

豚肉はまだ味が薄いので、大根だけ先に取り出して煮汁をさらに煮詰めていきます。

2回目の煮込みで豚肉を照りよく

大根を取り出したら、さらに煮込み・10分にセット。
焦げ付かないように様子を見ながら、煮汁を煮詰めていきましょう。

煮込みが終わると、豚肉は照りよく味しみしみ。

先に取り出した大根と一緒に、器に盛りつけて完成です。
豚肉はうまみたっぷり、味しみしみで繊維に沿ってほぐれる感じ。大根もとろけるようにやわらかく、味しみっしみです。

冷めてもレンジで温め直せば、豚肉のやわらかさが戻るので、作り置きもいけますよ。

【レシピ】大根と豚の角煮風

それでは最後にレシピを記しておきますね。
大根は味がしみ込みやすいので、1回目の煮込みで先に取り出し、2回目の煮込みで豚肉を照りよく仕上げるのがコツ。
カレー用の豚肉を使って手軽に作れるので、ぜひ一度お試しください~。

■材料(4人分)
カレー用の豚角切り肉 250g
大根 9cm
★水 1/2カップ
★醤油 1/4カップ
★砂糖 大さじ2
★みりん 大さじ2


■作り方(圧力調理・1分→煮込み・10分→煮込み・10分)※パナソニック製の電気圧力鍋を使用。


1. 鍋にお湯を沸かして豚肉をくぐらせ、ざるに上げて水気を切る。


2. 大根は皮をむき、1cm厚のいちょう切りにする。


3. 電気圧力鍋に1を入れ、2を並べ入れる。


4. 3に★の材料を混ぜ合わせて加え、圧力調理・1分にセットする。


5. 圧力ピンが下がったら、大根を裏返し、色付きの薄い部分が煮汁に浸かるようにする。(アクがあれば取り除く)。


6. 煮込み・10分にセットして、アクをすくいながら煮詰める。


7. 煮込みが終わったら大根を取り出す。


8. 煮込み・10分にセットして、豚肉と煮汁を煮詰める。


9. 大根と豚肉を合わせて器に盛る。


※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、加圧時間の調整が必要かもしれません。


【電気圧力鍋でヘルシーごはん】
このブログでは、ふだん使いで、なるべく手間のかからない電気圧力鍋レシピを研究中。おいしくできた料理をコツコツ公開しています。加圧時間や食材の組み合わせなど、電気圧力鍋を使うときのちょっとしたヒントにして頂けましたら幸いです。

電気圧力鍋料理の写真