黒豆を甘く煮る、わが家のおせち用の定番レシピです。
熱い煮汁に一晩浸してから圧力調理することで、ふっくらしわなく仕上がります。くぎや鉄玉を使わなくても、煮汁にしっかり浸けておけば、味と色がなじみます。
年末年始だけでなく、ふだんの副菜としても、ときおり楽しみたくなる一品です。
※このレシピは、一般的な家庭用の電気圧力鍋で調理した記録です。
※本記事は筆者の家庭料理の個人的なメモであり、特定製品やメーカーの評価・推奨を目的としたものではありません。※記事内の手順や時間は、家庭環境によって調整が必要です。
圧力鍋で黒豆をしわなく煮るコツ
黒豆は皮にしわが寄りやすい豆。だけど、戻し方と煮方を工夫すれば、圧力鍋でも、ふっくら美しく仕上がります。まずは、しわが寄りにくくなるコツをおさえておきましょう。
熱い煮汁で戻す
乾燥黒豆の戻し方は、水に浸ける/熱湯に浸ける/熱い煮汁に浸ける/など、諸説あって迷いますよね。どの方法でも、電気圧力鍋を使えば、やわらかく煮られますが、黒豆は水に浸けるより、熱い煮汁で戻した方が、しわが寄りにくく見た目がふっくらして、きれいに仕上がります。
煮汁の量を多めにする
もうひとつのポイントは、圧力鍋に入れる煮汁の量です。圧力鍋で煮た後のできあがりの時点で、黒豆の一部が煮汁から飛び出していると、そこだけしわが寄ります。黒豆全体が煮汁に浸かった状態で仕上がるように、鍋に入れる煮汁は、ひたひたより多くするのがおすすめです。
レシピの詳しい手順とポイント
ここからは写真付きで詳しく解説していきます。
番号付きのレシピと分量は記事後半にあります。
解説を飛ばしたい方は
黒豆を熱い煮汁に浸す(一晩)
それでは、詳しい作り方です。
まずは、乾燥豆の量をはかりましょう。200mLの計量カップではかると、約1/2カップが4人で無理なく食べ切れるぐらいの量。重さにすると約80gです。

黒豆は軽く水洗いをしたら、煮汁を作りましょう。
熱湯を沸かして、砂糖と少量の醤油を溶かします。

煮汁が熱いうちに黒豆を入れて、一晩浸します。

黒豆が大きくふくらんで、しわがなくなったら、吸水が終わった合図です。

普通の鍋でアクを除く
黒豆は電気圧力鍋に入れる前に、アクを除いておくのがおすすめ。
煮汁ごと普通の鍋に入れて、中火にかけて。沸騰したら、やや弱火に。白い泡状のアクが出てくるので、すくって取り除きます。

電気圧力鍋で煮る(加圧10分~15分)
アクを除いたら、黒豆を煮汁ごと電気圧力鍋に入れましょう。

そして、圧力調理・10分~15分にセット。(豆は、鍋や季節などの環境によって火の通りやすさは変わります。火が通りやすい条件の場合は10分、それ以外は15分ぐらいが目安です。)
煮汁に浸けておく(半日)
圧力ピンが下がったら、ふたを開けて。黒豆はふっくらツヤツヤに仕上がっていると思います。(まだ固い場合は再加圧しましょう。)

くぎや鉄玉を使っていないと、できたては色も味も薄いですが、心配しなくて大丈夫。

煮汁ごと容器に移して半日ほど置くと、黒豆に色と味がしみ込み、より黒く甘く仕上がります。なお、保存の際も、黒豆がなるべく煮汁から飛び出さないようにすると、しわが寄りにくくなりますよ。

電気圧力鍋で煮た黒豆は、ふっくらツヤツヤ、しっとりやわらか。

自分で煮ると驚くほどおいしいので、食べ過ぎ注意です…。
【レシピまとめ】黒豆の甘煮
最後にレシピをまとめておきますね。
圧力調理時の煮汁は「ひたひたより多くする」のがポイント。煮汁の適量は、鍋の容量などで変わるため、わが家の例として、2パターン記録しています。
■材料(4人分)
黒豆(乾燥豆)1/2カップ(約80g)
【煮汁】鍋底が広めの場合
熱湯 3カップ
砂糖 100g
醤油 小さじ1/2
【煮汁】鍋底が狭めの場合
熱湯 2カップ
砂糖 70g
醤油 小さじ1/2
■作り方(圧力調理・10分~15分)
1. 黒豆(乾燥豆)の量をはかり、軽く水洗いする。
2.【煮汁を作る】熱湯に砂糖と醤油を溶かす。
3.【黒豆を浸す】1の煮汁が熱いうちに黒豆を浸して、一晩置く。
4.【アクを除く】煮汁ごと普通の鍋に入れ、中火にかけて沸騰させる。
5. 白い泡状のアクが出てきたら、やや弱火にして、アクをすくって取り除く。
6.【圧力調理】電気圧力鍋に5の黒豆を煮汁ごと入れる*。
7. 圧力調理・10分~15分にセットする(豆に火が通りやすい条件の場合は10分、それ以外は15分程度が目安)。
8. 圧力ピンが下がったら、黒豆を煮汁ごと容器に移す。
9. 半日ほど置いて、黒豆に煮汁の色と味をしみ込ませる。
*分量を変えて作る場合は、煮汁と豆を合わせた量が、使用する調理器具や取扱説明書に示された最大量を超えないようにしてください(吹きこぼれや故障の原因となるため)。
※加圧の強さや鍋の容量、食材の状態によって仕上がりは変わるため、必要に応じて時間や分量を調整してください。
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キーワード:おせち、正月料理

