れんこんは電気圧力鍋で蒸すとホクホク。とってもおいしく仕上がります。そこで、れんこんの肉巻きを作るときは、少なめの煮汁で蒸すように圧力調理。圧力ピンが下がったら、煮汁を照りよく煮詰めましょう。ホクホク甘辛で、ごはんが進むおかずになります。
肉巻きの下ごしらえ
れんこんは色止めをする
れんこんは皮をむき、約1cm厚の輪切りにしたら、酢水に5分ほどさらして色止めをしましょう。
酢水は量を測って作ると、色止めが割とうまくいく感じ。
酢水の濃さは、水2と1/2カップに対して、酢大さじ1が目安です。
れんこんに豚肉を巻く
豚肉は長めにカットされた豚薄切り肉を選ぶと、大きめのれんこんにもぐるっと巻きやすいです。
れんこんの水気をしっかり切ったら、隙間が出ないように豚肉を巻いていきましょう。
小麦粉をまぶして両面を焼く
豚肉を巻き終わったら、両面に小麦粉を薄くまぶします。
小麦粉をつけておくと、仕上げの煮込みで煮汁を照りよく煮詰められます。
豚肉を巻き終わったら、フライパンに油を熱し、肉巻きの両面を中火で軽く焼きましょう。
豚肉の表面に軽く火を通しておくと、圧力調理したときに肉同士がくっつかず、きれいに仕上がりますよ。
電気圧力鍋に肉巻きを並べ入れる
肉巻きの下ごしらえが終わったら、電気圧力鍋に並べ入れて。釜底に並べ切れない分は、重ねて置いて大丈夫です。
煮汁をまわしかけて圧力調理
それから、醤油、砂糖、酒、みりんを混ぜ合わせた煮汁をまわしかけて、
圧力調理・2分にセット。
少ない煮汁で蒸すように、れんこんに火を通しましょう。
煮汁を煮詰めながら絡める
圧力ピンが下がったら、ふたを開けて。
アクが出ていたら取り除き、煮汁を煮詰める準備をします。
色付きの薄い肉巻きが、だいたいでいいので煮汁につかるように位置を変えたら、
煮込み・10分にセット。煮汁をぐつぐつ煮詰めていきます。このとき、煮汁がまんべんなく絡まるように、ときどき肉巻きの位置を変えましょう。
煮汁がほぼなくなって照りが出たら、できあがりです。
すでに味はしみしみなので、さっそく器に移しましょう。
甘辛味のやわらかな豚肉の中に、ホクホクのれんこん。肉は少なめでも、食べ応えはばっちりです。
また、大きなものは半分に切ると、見た目もきれいで食べやすいです。
しっかり甘辛で冷めてもおいしいから、作り置きしても大丈夫。お弁当のおかずにも便利です。
【レシピ】れんこんの肉巻き
それでは最後にレシピを記しておきますね。
シャキシャキ系ともっちり系。品種によって仕上がりの食感が変わるれんこんですが、肉巻きの場合は、どちらを使ってもおいしいです。
ぜひ一度お試しください~。
■材料(4~5人分)
れんこん 200g
豚薄切り肉 230g
小麦粉 適量
サラダ油 小さじ1
★醤油 大さじ1と1/2
★砂糖 大さじ1と1/2
★酒 大さじ4
★みりん 大さじ2
■作り方(圧力調理・2分→煮込み・10分)※パナソニック製の電気圧力鍋を使用。
1. れんこんは皮をむき、約1cm厚の輪切りにする。
2. 1を酢水(分量外)にしばらくさらし、水気をしっかり切る。
3. 2に豚薄切り肉を巻き、小麦粉を薄くまぶす。
4. フライパンにサラダ油を熱し、3の両面を軽く焼く。
5. 電気圧力鍋に4の肉巻きを並べ入れ、★を混ぜ合わせてまわしかける。
6. 圧力調理・2分にセットする。
7. 圧力ピンが下がったら、アクを取り除く。
8. 色付きの薄い肉巻きが煮汁につかるように位置を変える。
9. 煮込み・10分にセットして、肉巻きに煮汁を絡めながら煮詰める。
※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、加圧時間の調整が必要かもしれません。
【電気圧力鍋でヘルシーごはん】
このブログでは、パナソニック電気圧力鍋を使ったレシピを研究・公開しています。加圧時間早見表も随時更新中。ぜひぜひのぞいてみてください!