カレー用として売られている豚角切り肉を使い、電気圧力鍋で豚肉とれんこんの煮物を作りましょう。豚肉は湯通しして脂を落とし、れんこんと一緒に濃いめの煮汁で圧力調理。仕上げに煮汁を煮詰めると、豚肉はやわらかな角煮風に。れんこんもホクホク味しみしみ!
豚肉の下ごしらえ
豚肉は、カレー用として売られている豚角切り肉を使うと、高温の圧力調理でも割とやわらかく煮られます。
豚肉は、圧力調理する前に、湯通しをして余分な脂を落としましょう。
鍋にお湯を沸かして、豚肉をくぐらせたら、
ざるに上げて水気を切ります。
湯通しすると脂っこさが減らせるうえに、肉の表面に火が通るので、圧力調理時に肉同士がくっつきにくく、きれいに仕上がっておすすめです。
れんこんの下ごしらえ
れんこんは皮をむいたら、1.5~2cm厚のいちょう切りに。角切りの豚肉と同じような形に切りましょう。
れんこんを切ったら、酢水にさらしてアク抜きと色止めをします。
豚肉→生姜→れんこんの順に電気圧力鍋へ
具材の下ごしらえが終わったら、電気圧力鍋に豚肉を並べ入れて。豚肉を釜底に入れておくと、煮汁の味がしっかり付いて、角煮風の仕上がりになりますよ。
それから、皮付きのまま薄切りにした生姜を入れて、
水気を切ったれんこんを並べ入れましょう。
煮汁を入れて圧力調理
具材を入れたら、煮汁です。
水、醤油、砂糖、みりんを混ぜ合わせた煮汁を、豚肉が被るぐらいまで加えます。
圧力調理すると、れんこんから水分が出て、煮汁のかさが増えるので、れんこんは煮汁から飛び出していても大丈夫。
ここまでできたら、圧力調理・1分にセットします。
煮込みモードで煮汁を煮詰める
圧力ピンが下がったら、ふたを開けて。
このままでは味が薄いので、れんこんは裏返し、色付きの薄い部分が煮汁に浸かるようにして、
煮込み・10分にセット。煮汁を煮詰めて、味をしっかり付けていきます。
れんこんは途中で取り出す
れんこんは豚肉よりも味がしみやすく、また火の通りも早いので、煮込みの途中で取り出します。
目安は、煮込み開始から5分後ぐらい。
れんこんを取り出したら、煮込みモードが終わるまで、豚肉をぐつぐつ煮詰めましょう。
煮込みが終わったら、しばらく置いて豚肉に味をなじませて、
れんこんと一緒に盛り付けて完成~。れんこんと豚の角煮風。
豚肉はしっかり甘辛く、繊維に沿ってほぐれる食感。
れんこんもホクホク、味しみしみ。豚肉のうまみもしみっしみです。
【レシピ】れんこんと豚の角煮風
それでは最後にレシピを記しておきますね。
カレー用の豚肉に、れんこんを加えてかさましすると、食べ応えのある一皿に。
れんこんは火が通りやすいので、厚めに切るのがおすすめです。
■材料(4人分)
カレー用の豚角切り肉 300g
れんこん 200g
生姜(薄切り)一片
★水 1/2カップ
★醤油 1/4カップ
★砂糖 大さじ2
★みりん 大さじ2
■作り方(圧力調理・1分→煮込み・10分)※パナソニック製の電気圧力鍋を使用。
1. 鍋にお湯を沸かして豚肉をくぐらせ、ざるに上げて水気を切る。
2. れんこんは皮をむき、1.5~2cm厚のいちょう切りにして酢水(分量外)にさらす。
3. 電気圧力鍋に1を並べ入れ、生姜を入れ、水気を切った2を並べ入れる。
4. 3に★の材料を混ぜ合わせて加え、圧力調理・1分にセットする。
5. 圧力ピンが下がったら、れんこんを裏返し、色付きの薄い部分が煮汁に浸かるようにする。
6. 煮込み・10分にセットする。
7. れんこんが色付いたら、れんこんだけ先に取り出す。
8. 煮込みが終わったら、しばらく置いて味をなじませる。
9. 豚肉をれんこんと合わせて器に盛る。
※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、加圧時間の調整が必要かもしれません。
【電気圧力鍋でヘルシーごはん】
このブログでは、パナソニック電気圧力鍋を使ったレシピを研究・公開しています。加圧時間早見表も随時更新中。ぜひぜひのぞいてみてください!