はちみつは万能調味料!はちみつ料理で献立のバリエーションを豊かに

毎日ごはんを作っていると、味付けがマンネリ化しがちですよね。そんなときは、はちみつを調味料として使うと、献立のバリエーションがぐんと広がります。肉料理や魚料理からサラダのドレッシングまで幅広く使えるうえ、お肉をやわらかくしてくれるなどメリットもいっぱいです!

献立のマンネリ化の解消に、はちみつを使おう

はちみつは乳児ボツリヌス症の原因となるので、1歳未満の子には絶対に与えてはいけません。
そんな理由から、子どもがいるわが家では、食卓ではちみつを使うことを避けてきたのですが、気がつけば、子どもはずいぶんと大きくなっていました。「久しぶりに抱っこしてみようか?」と抱き上げたら、重くて持ち上げられない。信じられないほどに長い月日が経っていたことを知りました…。浦島太郎かよ。

というわけで、献立のマンネリ化を防ぐために、今更ながら、はちみつを料理に使うことを思い立ちました。毎日やらなくちゃいけないごはん作りも自分で作る味にも、とことん飽きてきたから、はちみつにすがる思いで、はちみつ料理に挑戦!
ではさっそく、はちみつを使ってみましょう。フレッシュな気分で料理と向き合えそうだな。何だかわくわくしてきたぞ~!

はちみつを料理に使うと、どんなメリットがあるの?

と、その前に。「はちみつを料理に使うと、何かいいことがあるの?」「料理を甘くするだけなら、砂糖を使えばいいんじゃないの?」という疑問がむくむく湧いてきたので、まずは、はちみつについて調べてみました。

はちみつには、整腸作用が期待できる

はちみつには、腸内環境をよくしてくれるオリゴ糖やグルコン酸が豊富に含まれているんだとか。オリゴ糖は腸内の善玉菌の餌となり、グルコン酸は腸内のビフィズス菌を増やしてくれるので、お通じをよくする整腸作用が期待できるんだそうです。ふむふむ…。はちみつって、何だか健康によさそうですね。

はちみつは、お肉をやわらかくしてくれる

また、お肉をはちみつに漬けておくと、やわらかく仕上がるんだとか。ということは、節約のために使いたい鶏むね肉も、健康のために食べたい鶏のささみも、パサつきを抑えてやわらかくしてくれるということ。これはうれしいメリットです。

はちみつは、魚の臭みをやわらげてくれる

さらに、はちみつは肉料理だけでなく、魚料理にもメリットがありました。魚をはちみつに漬けておくと、魚の臭みが抑えられるんだそうです。漬けるだけで臭みとりができるのは、とっても手軽で助かりますね。

はちみつは、ドレッシングやソースにも使える

そして、はちみつには肉料理や魚料理のほかにも使い道がありました。
はちみつは調味料との組み合わせ次第で、とってもおいしいドレッシングやソースになるんだそうです。たとえば、はちみつとマスタードを混ぜ合わせて作るハニーマスタードや、はちみつとマヨネーズを合わせるハニーマヨネーズ。

ドレッシングやソースなら、混ぜるだけで手早く作れて、普段の料理をかんたんに味変できるし、いろんな料理に添えられるから、はちみつを最後までちゃんと使い切ることもできそうですね。

調べてみると、はちみつにはメリットがいっぱい!
はちみつ料理へのやる気がさらに湧いてきたところで、満を持して挑戦です!
照り焼き、親子丼、野菜のマリネ…。いろいろと作ってみたなかで、おいしくできたレシピをご紹介します。はちみつを試しに料理に使ってみたくなったときの、ほんのささやかなヒントになりましたら幸いです。

はちみつ醤油でお肉やわらか。鶏ささみの親子丼

パサつきがちな鶏のささみを、はちみつ醤油で味付けしたら、ぷりっぷりにやわらかくなりました!長ねぎはあらかじめレンジで加熱して、火を通す工程を時短しています。

■材料(2人分)
鶏ささみ 3本
長ねぎ 15cm
しめじ 1/2袋
★醤油 大さじ2
★みりん 大さじ1
★はちみつ 小さじ2
★砂糖 小さじ1
★すりおろし生姜 ひとかけ
卵 2個
小ねぎ(あれば)適宜

■作り方
1. 長ねぎは斜め切りにし、レンジでやわらかくして(500W・1分半)あら熱をとる。
2. しめじは石づきをとり、ほぐす。
3. 鶏ささみは筋をとり、そぎ切りにする。
4. ボウルに1、2、3と★の材料を入れ、揉み込んだらラップをかけて、冷蔵庫に1時間以上置く。
5. 油を熱したフライパンに4を入れ、ふたをして蒸し焼きし、途中で肉を返して両面に火を通す。
6. 5を溶き卵でとじ、ごはんの上にのせて小ねぎを散らす。

漬けるだけで、しっとり。鮭のはちみつ味噌漬け

生鮭を、はちみつと味噌を合わせた調味料に漬け込んで焼いたら、身しっとり!はちみつを使うことで、まろやかな味噌味になりました。

■材料(2人分)
生鮭切り身 2枚
★味噌 大さじ1
★はちみつ 小さじ1と1/2
★醤油 小さじ1

■作り方
1. 生鮭をビニール袋などに入れ、★の材料を混ぜ合わせて加え、なじませたら、冷蔵庫に1時間以上置く。
2. 1の生鮭についた調味液をぬぐい、グリルなどで焼く(焦げ付きやすいので弱火で)。

はちみつで、まろやかな甘さに。新玉ねぎのハニーマスタードマリネ

前回挑戦した粒マスタードの消費レシピをアレンジ。はちみつと粒マスタードを合わせたハニーマスタードで、新玉ねぎをマリネしました。上品な甘みで、はちみつの香りも楽しめました。

■材料(2人分)
新玉ねぎ 1個
★粒マスタード 大さじ1
★はちみつ 小さじ2
★顆粒コンソメ 小さじ1/3

■作り方
1. 新玉ねぎはスライサーでスライスし、ひたひたの水に小さじ2の酢を加えて、さらす。
2. 1を10分ほど経ったらザルにあげ、水気を絞る。
3. ★の材料を2に加えてよく混ぜ合わせ、冷蔵庫で10分以上冷やす(半日ほど置くと、甘みがよりまろやかになった印象です)。

レモンの代わりにポン酢で。さつまいもとハムのハニーマヨサラダ

はちみつを使ったドレッシングの王道、ハニーマヨネーズは、はちみつとマヨネーズに、レモン汁を加えて作るのが基本みたい。でも、レモンはいつでも冷蔵庫にあるわけではないので、常備しやすいポン酢で代用したら、おいしくできました。

■材料(2人分)
さつまいも 1/2本
ハム 2枚
★マヨネーズ 大さじ1
★はちみつ 小さじ1
★ポン酢 小さじ1

■作り方
1. さつまいもは皮をむき、1.5㎝程度の角切りにして、水にさらす。
2. ハムは7mm程度の角切りにする。
3. 1をざるにあげ、鍋で水からゆでる。
4. 3のさつまいもがやわらかくなったら、ざるにあげ、しばらく置いて水気を切る。
5. ★の材料を混ぜ合わせ、4とあえる。

神戸養蜂場のはちみつは、風味豊かで料理におすすめ

この記事で挑戦したはちみつ料理は、神戸養蜂場からお取り寄せした「料理に使いたいはちみつセット」を使いました。神戸養蜂場のはちみつは、香りがとっても豊か!料理中からお花のいい匂いがふわ~っと立ち上り、仕上がりの風味もよくて感動しました。

3種類もあると、どれを何の料理に使ったらいいのか悩んでしまいそうですが、「料理にもドリンクにも使える」「ドレッシングやソースにおすすめ」といった説明も添えられているので、はちみつ料理初心者でも迷わず使うことができました。
また公式サイトでは、はちみつを使ったレシピが主食から副菜までジャンル別に紹介されていて、とっても心強い!
パッケージもシンプルでかわいらしいので、自宅用はもちろん、贈りものにもよさそうですよ。

神戸養蜂場の公式サイトはこちらから↓

はちみつだけでなく、はちみつレシピや、はちみつの豆知識などの情報も満載。覗いてみると楽しいサイトです。



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