焼豚・煮豚用として売られている豚塊肉を見つけたら、電気圧力鍋で煮豚を作るのがおすすめです。電気圧力鍋を使えば、ほったらかしで煮られてかんたん。加熱時間も短く済みます。しかも、肉のうまみがぎゅぎゅっと凝縮。チャーハンや冷やし中華に使うと絶品!
豚ロースの塊肉を使って
煮豚に使うのは、焼豚・煮豚用として売られているロース肉。
あらかじめネットでしばってある豚塊肉を使って、気軽に作りましょう。
豚塊肉の表面に焼き色をつける
煮豚の作り方はとってもかんたん!
まずは、豚塊肉の表面に焼き色をつけます。
熱したフライパンで油を敷かずに、肉を転がしながら表面をまんべんなく焼きましょう。
焦げ目が少しつく程度まで焼いておくと、できあがりが香ばしくなりますよ。
豚塊肉、長ねぎの青い部分を電気圧力鍋に入れる
表面を焼いた豚塊肉は、電気圧力鍋に入れて、
長ねぎの青い部分を1~2本、隙間に入れます。
煮汁を加えて圧力調理
煮汁は、水、醤油、砂糖、みりんを混ぜ合わせたもの。
量は、ひたひたよりも少なめで注ぎましょう。圧力調理後に肉を裏返して煮詰めるので、肉の一部が煮汁から飛び出していても大丈夫です。
材料を入れたら、圧力調理をスタート。
加圧時間は肉の大きさや圧力の強さによって変わりますが、パナソニック製の電気圧力鍋で約350gの豚塊肉を煮るときは、加圧時間約15分で火が通る感じです。
豚塊肉を裏返して煮込む
圧力ピンが下がったら、豚塊肉を裏返し、煮汁に浸かっていなかった部分を煮汁に浸すようにして、
煮込み・10分にセット。煮汁を煮詰めていきましょう。
豚塊肉の上部に煮汁をときどきかけながら、煮込みモードが停止するまで煮込みます。
煮込みが終わったら、電気圧力鍋から釜ごと取り出し、しばらく置いてあら熱を取りましょう。
スライスして煮汁に浸す
あら熱が取れた豚塊肉は、煮汁から取り出し、ネットを切って取り除いて。
また、電気圧力鍋の釜に残った煮汁は後で使うので、捨てずにとっておきましょう。
豚塊肉は包丁で薄切りにして、
容器に移し、残しておいた煮汁をかけて冷蔵庫へ。半日ほど置いて、中まで味をしみ込ませましょう。
濃い味がよければ、たっぷりの煮汁に浸して。
薄味が好みなら、煮汁の量を少なめにして浸けておくといい感じです(写真は煮汁少なめです)。
チャーハンや冷やし中華の具材に
豚ロース肉はうまみが濃いけれど、脂の少ない部位でもあるので、圧力調理すると、やわらかな仕上がりではなく、繊維に沿ってほぐれる感じ。歯ごたえもあります。
そこでおすすめなのが、細かく切って使うアレンジ。特においしいのがチャーハンです。
細かく切った煮豚を小ねぎや長ねぎ、冷ご飯と炒めると、肉のうまみが絡まって絶品!おかわり必至です。
また、細切りにして、冷やし中華の具材に使ってもおいしいですよ。
【レシピ】煮豚
それでは最後にレシピを記しておきますね。
煮豚は自分で作るとうまみたっぷり!コスパも良好。
とってもかんたんなので、ぜひ一度お試しください~。
■材料
焼豚・煮豚用の豚塊肉(ネットがかけてあるもの・ロース)約350g
長ねぎの青い部分 1~2本
★水 1カップ
★醤油 1/2カップ
★砂糖 大さじ4
★みりん 大さじ4
■作り方(圧力調理・15分→煮込み・10分)※パナソニック製の電気圧力鍋を使用。
1. 豚塊肉は熱したフライパンで転がしながら、表面に焼き色をつける。
2. 電気圧力鍋に1と長ねぎの青い部分を入れる。
3. 2に★の材料を混ぜ合わせて加え、圧力調理・15分にセットする。
4. 圧力ピンが下がったら、豚塊肉を裏返す。
5. 煮込み・10分にセットして、肉の上部に煮汁をときどきかけながら煮詰める。
6. 煮込みが終わったら、しばらく置いてあら熱を取る。
7. 6の豚塊肉を薄切りにして容器に移し、6の煮汁に浸けて冷蔵庫に半日ほど置く。
※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、加圧時間の調整が必要かもしれません。
【電気圧力鍋でヘルシーごはん】
このブログでは、パナソニック電気圧力鍋を使ったレシピを研究・公開しています。加圧時間早見表も随時更新中。ぜひぜひのぞいてみてください!