【金時豆の甘煮】圧力調理で失敗しにくい作り方|下ごしらえ・加圧時間

金時豆の甘煮(電気圧力鍋使用)

金時豆をやわらかく煮る、電気圧力鍋を使ったわが家の甘煮レシピです。
豆は一晩水に浸け、ゆでこぼしてから煮汁を加えて加圧調理。加圧後にしばらく煮汁に浸しておくと、ふっくらした仕上がりになります。
乾燥豆の分量は150gと250g、どちらでも作れるレシピです。

※このレシピは、一般的な家庭用の電気圧力鍋で調理した記録です。

※本記事は筆者の家庭料理の個人的なメモであり、特定製品やメーカーの評価・推奨を目的としたものではありません。※記事内の手順や時間は、家庭環境によって調整が必要です。

レシピの詳しい手順とポイント

ここからは写真付きで詳しく解説していきます。

番号付きのレシピと分量は記事後半にあります。
解説を飛ばしたい方は

金時豆を水に浸ける(6~8時間)

まずは、金時豆(乾燥豆)を軽く水洗いし、豆の量の3倍ほどの水に6~8時間浸しましょう。

たっぷりの水に浸けた乾燥金時豆。浸水して皮のしわが少しずつ伸び、ふくらみ始めた様子

浸水時間は季節によって変わります。
冬場は一晩ほど浸けても大丈夫。浸水時間が長いと、やわらかく仕上がります。
夏場は、クーラーの利いた涼しい場所で、常温の水に6時間前後浸すのが目安です。

ゆでこぼしてアクを抜く

金時豆のしわがなくなり、ふっくらしたら吸水は完了。
浸し水ごと普通の鍋に入れ、強火で加熱してアク抜きをしましょう。

普通の鍋に浸し水ごと金時豆を入れ、沸騰させて白い泡が出ているところ

沸騰したら、さし水をして、

さし水をして鍋の温度を下げ、金時豆のアクをさらに抜いている様子

もう一度沸騰したら、ざるにあげ、ゆで汁を切ります。

ゆでこぼしてアクを抜いた金時豆をざるに上げたところ。皮がふくらみ、しわがほとんどない状態

金時豆は、えぐみが強い場合があるので、ゆでこぼしをすると安心。多少、色落ちはしてしまいますが、いつ作っても、澄み切った味に仕上がります。

圧力鍋で甘煮にする(加圧10分)

ゆでこぼしが終わった金時豆は、電気圧力鍋に入れましょう。

電気圧力鍋に金時豆を入れた様子

それから、水、砂糖、醤油少々を混ぜ合わせた煮汁を加えます。
豆は調味料と一緒に煮るとやわらかくなりにくいので、普通の鍋で煮るときは、水でやわらかくゆでた後に砂糖を入れるのが一般的。でも、圧力の強さが中程度の電気圧力鍋なら、金時豆の場合は、砂糖と一緒に煮た方が煮崩れが多少おさえられます。

電気圧力鍋に水・砂糖・醤油の煮汁を加えた様子

煮汁を注いだ後、豆が煮汁にしっかり浸かっていない場合は、仕上がりで豆にしわが寄るため、水を少し追加します。
このとき、煮汁と豆を合わせた量が、使用する調理器具や取扱説明書に示された最大量を超えないようにしてください。

電気圧力鍋の内釜で、煮汁に浸りきっていない金時豆に水を少量注ぎ足しているところ

ここまでできたら、圧力調理・10分にセット。

煮汁に浸してなじませる

圧力ピンが下がったらふたを開け、そのまま煮汁に浸して、味と色を含ませます。

圧力調理が終わり、ふっくらとした金時豆。煮汁に浸して味をなじませているところ

あら熱がとれたら、器に移しましょう。

器に盛り付けた金時豆の甘煮。ふっくらとして照りのある仕上がり

割れている豆もあるけれど、そんな見た目はご愛敬。
ふっくらほくほく、やわらかな金時豆の甘煮、完成です!

【レシピまとめ】金時豆の甘煮

砂糖と醤油はちょっぴり控えめのレシピです。
豆は煮汁にしっかり浸かった状態で煮上がると、しわが寄りにくくなります。仕上がりの見た目を良くするため、豆と煮汁を入れた後に、適宜、水を追加してください。

■材料(5~6人分)
金時豆(乾燥豆)250g
【煮汁】
★水 2と1/2カップ(500ml)~
★砂糖 150g
★醤油 小さじ2
*釜に煮汁を入れた後、最大量の目盛りを越えないよう、水を1/2カップ程度追加。

■材料(3~4人分)
金時豆(乾燥豆)150g
【煮汁】
★水 1と3/4カップ(350ml)**
★砂糖 90g
★醤油 小さじ1
**釜に煮汁を入れた後、豆がしっかり浸っていない場合は、水を少し追加。


■作り方(圧力調理・10分)


1. 金時豆は軽く水洗いし、豆の量の3倍くらいの水(分量外)に6~8時間浸す。


2. 金時豆を浸し水ごと鍋に入れ、強火にかけて沸騰させる。


3. 2にさし水をして再び沸騰したら火を止め、金時豆をざるにあげて、ゆで汁を切る。


4. 電気圧力鍋の釜に3の金時豆を入れ、★の材料を混ぜ合わせて加える
*煮汁と豆を合わせた量が、使用する調理器具や取扱説明書に示された最大量を超えないようにしてください(吹きこぼれや故障の原因となるため)。


5. 圧力調理・10分にセットする。


6. 圧力ピンが下がったらふたを開け、しばらく置いて味を含ませる。


※加圧の強さや鍋の容量、食材の状態によって仕上がりは変わるため、必要に応じて時間や分量を調整してください。

保存のしかた

金時豆の甘煮を冷蔵庫で保存するときは、煮汁に浸したままがおすすめ。甘みも色も、さらになじんでくれます。また、皮にしわが寄った豆も、煮汁に浸けておくと、ふっくらとします。

煮汁ごと保存容器に入れた金時豆の甘煮。冷蔵保存前の状態

また、食べ切れない分は、冷凍してもおいしく保存できますよ。

煮崩れの原因とその対策

金時豆は、乾燥豆の状態によっては煮崩れやすいことがあります。
特に、吸水の時点で皮が破けている豆が多い場合は、圧力調理で煮るとほとんどが煮崩れてしまいます。そのため、甘煮をきれいに作りたいときは、別の乾燥豆を入手するのが安心です。

また、乾燥豆は、急に冷たい水に浸すと皮が破けやすくなるのだとか。
吸水中に皮が破けてしまう場合は、水ではなく「お湯」で戻す方法を試してみるのもおすすめです。

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レシピ変更履歴

・豆150gの場合を追加。また、より分かりやすくするため、水追加の文章表現を変更。(2025/11/24)

キーワード:おせち、正月料理