【鶏肉の八幡巻き】電気圧力鍋でやわらか!鶏もも肉で作るおせち料理

八幡巻きの写真

ごぼうなどの野菜を鶏もも肉で巻いて、甘辛く煮詰める八幡巻き。電気圧力鍋で作ると味しみしみで、お肉もやわらか。すっごくおいしく仕上がりますよ。下ごしらえさえ頑張れば、あとの調理はほったらかしで、食卓が一気に華やかに変身~!

このレシピはパナソニック電気圧力鍋の新製品(NF-PC400)でおいしく作れます。

八幡巻きとは?

読み方は「やわたまき」。八幡巻きとは、ごぼうなどの野菜を鶏肉や牛肉で巻いて甘辛く煮詰めたおかずのことです。ごぼうは地中に長く根を張ることから縁起がいいといわれ、健康長寿の願いを込めて、おせち料理にも使われます。
この記事では、ごぼうと人参を鶏もも肉で巻いた八幡巻きのレシピをご紹介しますね。

鶏もも肉の下ごしらえ

鶏もも肉は1枚で、肉巻きが1本作れます。
4人分でしっかり食べたい場合は、鶏もも肉は2枚使って、肉巻きを2本作るといい感じ。

鶏もも肉は、皮を取り除いたら、きれいな面を下にして、厚みのある部分に包丁で切り込みを入れて、厚さを均一にしておきます。

ごぼうと人参のスティックを作る

ごぼうは太めの部分を使い、皮ごとよく洗ったら、縦に十字に切って4等分に。酢水にさらしてアク抜きをします。

人参は皮をむいて縦に切り、幅1~1.5cm角のスティックを4本作ります。(人参の余った部分は、ほかの料理に使いましょう~。)

ごぼうと人参を鶏もも肉で巻く

ごぼうと人参のスティックを作ったら、鶏もも肉で巻いていきます。
鶏もも肉は、内側になる片面に塩を少々ふります。

鶏もも肉の端に、ごぼう2切れと人参スティック2本を置いたら、

ごぼうと人参の位置を市松模様になるように揃えて、鶏もも肉をぎゅぎゅっと巻き込んで、

たこ糸できつく、ぐるぐると縛りましょう。もう1枚の鶏もも肉も同じようにして、肉巻きを2本作ります。

フライパンで軽く焼き色を付ける

肉巻きは、電気圧力鍋で調理する前に、表面に軽く焼き色を付けておくときれいです。
熱したフライパンに肉巻きを置いて、

ときどき転がしながら焼いて、焼き色が薄く付いたら火を止めます。

電気圧力鍋で圧力調理する

下ごしらえした肉巻きは、電気圧力鍋に並べ入れ、

風味付けに、皮付きのまま薄切りにした生姜を入れて。

水、醤油、砂糖、みりんを混ぜ合わせた濃いめの煮汁を加えたら、

圧力調理・5分にセット。肉巻きは仕上げに裏返して煮詰めるので、煮汁から飛び出していても大丈夫です。

煮込みモードで煮詰める

圧力ピンが下がったら、ふたを開けて。

色付きの薄い部分が煮汁に浸かるように、肉巻きを裏返したら、

煮込み・10分にセット。ほったらかしで煮汁を煮詰めましょう。(パナソニック電気圧力鍋NF-PC400は、煮込みの火力が弱いけど、心配しなくて大丈夫。静かに煮込んでも、しっかり味がしみ込みます。)

煮込みモードが停止したら、しばらく置いて、あら熱を取りましょう。冷める間に、さらに味がしみ込みますよ。

肉巻きは冷めてから切る

肉巻きが冷めたら、煮汁から取り出して、たこ糸を取って。

形が崩れないように、包丁で丁寧に輪切りにしましょう。

結局ちょっと崩れちゃうものもあるけれど…味は最高~!

お肉も、ごぼうも人参も、やわらか。甘辛味しみしみ!

八幡巻きの写真

電気圧力鍋で作った八幡巻きは、うまみもたっぷりで、とにかくおいしくて感動です~!

【レシピ】鶏肉の八幡巻き

それでは最後にレシピを記しておきますね。
ごぼうと人参は生のまま巻いても、圧力調理でやわらかくなります。
食べるときは、煮汁を少しかけるとおいしいです。

■材料(4人分)
鶏もも肉 2枚
ごぼう(太めの部分)約13cm
人参(中)約13cm
塩 少々
生姜 一片
★水 1カップ
★醤油 1/2カップ
★砂糖 大さじ4
★みりん 大さじ4


■作り方(圧力調理・5分→煮込み・10分)※パナソニック製の電気圧力鍋(NF-PC400)を使用。


1. 鶏もも肉は皮を取り除き、きれいな面を下にして置く。


2. 鶏もも肉の厚い部分に包丁で切り込みを入れ、厚さをなるべく均一にする。


3. ごぼうは皮ごとよく洗い、縦十字に4つ切りにして酢水(分量外)にさらす。


4. 人参は皮をむいて縦に切り、幅1~1.5cm角のスティックを4本作る。


5. 鶏もも肉は、内側になる片面に塩をふる。


6. 鶏もも肉の端に、水気を切ったごぼう2切れと人参スティック2本をのせる。


7. ごぼうと人参の位置を市松模様になるように揃えて鶏もも肉を巻き込み、たこ糸できつく縛る。


8. 熱したフライパンで鶏もも肉を焼き、焼き色が薄く付いたら火を止める。


9. 電気圧力鍋に肉巻きを並べ入れ、皮付きのまま薄切りにした生姜を入れる。


10. 電気圧力鍋に★の材料を混ぜ合わせて加え、圧力調理・5分にセットする。


11 圧力ピンが下がったら、肉巻きを裏返し、色付きの薄い部分を煮汁に浸ける。


12. 電気圧力鍋のふたを開けたまま、煮込み・10分にセットする。


13. 煮込みが停止したら、しばらく置いて、あら熱を取る。


14. 肉巻きが冷めたら煮汁から取り出して、たこ糸を取り、形が崩れないように輪切りにする。


※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、加圧時間の調整が必要かもしれません。

このレシピはパナソニック電気圧力鍋の新製品(NF-PC400)でおいしく作れます。

※SR-MP300で作りたい場合は、釜底の面積に合わせて、八幡巻きの分量を1本(鶏もも肉1枚・ごぼうと人参のスティックを2本)に減らすと良さそうです。煮汁の量、加圧時間、煮込み時間はNF-PC400のレシピと同じで大丈夫です。

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