電気圧力鍋でじゃがいもを塩ゆですると、もっちり食感とほどよい塩味で、うまみが驚くほど引き立ちます。電気圧力鍋で作った塩ゆでじゃがいもは、冷蔵保存できて作り置きにもぴったり。ポテトサラダやコロッケ、焼きじゃがいもなどにアレンジできて、忙しい日も大助かりです。
このレシピは、パナソニック電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)でおいしく作れます。
レシピの詳しい手順とポイント
ここからは写真付きで詳しく解説していきます。
番号付きのシンプルなレシピは記事後半にあります。
解説をスキップしてレシピだけ見たい方は
電気圧力鍋でじゃがいもを塩ゆで(加圧3~10分)
塩ゆでじゃがいもは電気圧力鍋で作ると、ほったらかせてお手軽です。
じゃがいもは皮付きのまま、よく洗い、水気を切って電気圧力鍋に並べ入れましょう。

じゃがいもを入れたら、塩を混ぜ合わせた水をかぶるくらい加えて、

圧力調理に設定します。加圧時間はじゃがいもの個数によっては変わりませんが、サイズによって異なります。(小サイズは3分、大きいサイズは8~10分など。)
「写真のじゃがいも(中サイズ)は加圧5分にセットしました。
なお、サイズ別の詳しい加圧時間は、記事後半の【レシピまとめ】の表に記載しています!
もっちり食感!うまみ引き立つ
圧力ピンが下がったら、ふたを開けましょう。
皮が割れているものが1つ2つあれば、やわらかくなっている証拠。念のため爪楊枝などを刺して、中まで火が通っているか確認しましょう。

じゃがいもがまだ硬い場合は、ふたやノズルを掃除して、圧力調理を数分追加。
やわらかくなっていたら、トングなどを使って、ざるに取り出し、水気を切ってできあがりです。

じゃがいもは塩ゆですると、もっちりとした食感になります。
塩気がほんのり付いているので、じゃがいものうまみが引き立って、とってもおいしいですよ。
塩ゆでじゃがいもの保存法
塩ゆでじゃがいもは、できたてを料理に使うのはもちろん、冷蔵庫で保存しておくと、忙しい日も、じゃがいも料理がさくっと作れて大助かり。
冷蔵庫に入れるときは、じゃがいものくぼみなどに残ったゆで汁をキッチンぺーパーで拭き取ってから、皮ごと保存すると、水っぽくなるのを防げます。

また、保存後に皮がむきにくいときは、レンジでしっかり温め直すと、割とむきやすくなりますよ。
塩ゆでじゃがいもの使い道
塩ゆでじゃがいもは、おいしいうえに、あらかじめ火が通っているから、いろんなじゃがいも料理に時短でアレンジ可能です。
ポテトサラダ
塩ゆでじゃがいもは、ポテトサラダにすると、もっちりふわふわ。とってもおいしく仕上がります。また、じゃがいもに塩気が付いているから、マヨネーズだけで味がばっちり決まります!

コロッケ
コロッケにしても、もっちりとしたじゃがいもにサクサクの衣がよく合います。

ジャーマンポテト
塩気が付いているから、ジャーマンポテトにも使いやすいです。
皮をむいてくし切りにしたら、ウインナーと一緒に軽く炒めて。コンソメを溶かした少量のお湯をまわしかけ、水分を飛ばしたら完成です。

焼きじゃがいも
塩ゆでしてあるので、半月切りや輪切りにしてフライパンで両面を焼くだけでも、もっちりとして、じゃがいももちみたいになります。
味付けは、塩こしょうを振るだけでもOK。

また、砂糖醤油を絡めても、甘辛味がしっかりしみ込んでおいしいです。

さらに、輪切りにしてグリルで焼くと、ホクホク感と香ばしさも加わって、おいしい付け合わせがとっても簡単に作れます!

【レシピまとめ】塩ゆでじゃがいも
最後にレシピをまとめておきますね。
じゃがいもは品種により、ゆでる途中で割れることがありますが、割れたものは塩気がよくしみるので、マッシュポテトやポテトサラダにすればおいしく食べられます。
ゆで汁の量は、じゃがいもがかぶるくらいが目安。電気圧力鍋の場合は釜底の広さによっても変わるため、2パターン記載しています。
■材料
じゃがいも(大サイズ・1個約150g)4個
以下のゆで汁の量は、大サイズ4個使用時の目安です。
サイズや個数が異なる場合は、じゃがいもがかぶるくらいの量に調整してください。
【ゆで汁】
NF-PC400の場合
★水 4と1/2カップ
★塩 小さじ3
SR-MP300の場合
★水 3カップ
★塩 小さじ2
■作り方(圧力調理*)※パナソニック製の電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)を使用。
1. じゃがいもは皮付きのまま水でよく洗い、水気を切る。
2. 電気圧力鍋に1を並べ入れ、★の材料を混ぜ合わせて加える。(釜の目盛りの最大容量を超えないように注意)
3. 圧力調理にセットする(加圧時間は下表を参照)。
じゃがいもの大きさ | 加圧時間 | 備考 |
大 | 8~10分 | 1個150g前後のもの |
中 | 5~8分 | 1個110g前後のもの |
小 | 3分 | 1個60~80g前後のもの(大さじに入るぐらいのサイズ) |
4. 圧力ピンが下がったら、じゃがいもに爪楊枝を刺して中まで火が通っているか確認する。(じゃがいもがまだ硬い場合は、電気圧力鍋のふたやノズルを掃除して、圧力調理を数分追加する。)
5. じゃがいもをざるに上げ、ゆで汁を切る。(冷蔵保存するときは、ゆで汁をしっかり拭き取り、皮ごと保存する。)
※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、加圧時間の調整が必要かもしれません。
このレシピは、パナソニック電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)でおいしく作れます。
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キーワード:じゃがいも、じゃが芋、ジャガイモ