【キャベツとウインナーのポトフ】電気圧力鍋のごった煮はウマい!

キャベツとウインナーのポトフの写真

圧力調理は食材によって向き不向きがあるけれど、豚汁のように、いろんな具材をごった煮にすると、なぜだかとってもおいしくなります。じゃがいも、人参、きのこなど、野菜たっぷりのポトフもしかり。電気圧力鍋でポトフをおいしく作りましょう~。

キャベツは大きく切る

ポトフの具材は、じゃがいも、人参、キャベツ、しめじ、ウインナー。
ウインナーは加圧すると皮が破けてしまうので、圧力調理が終わってから入れるのがおすすめ。
まずは、ウインナー以外の具材を電気圧力鍋で調理しましょう。
キャベツは圧力調理すると、とろけるようにやわらかくなり、かさも減るので大きく切るといいですよ。1/4個なら、ざくっと半分に切るぐらい。

じゃがいもは煮崩れにくい品種を使う

じゃがいもは圧力調理で煮崩れしがちなのですが、品種を選ぶと割と煮崩れが防げます。
おすすめの品種は「北海こがね」や「マチルダ」です。多少のひび割れで収まるので、電気圧力鍋で安心して煮込むことができますよ。
また、じゃがいもは大き目に切ることでも煮崩れを防げます。
下の写真のように、一口大の2倍ぐらいの大きさに切り、念のため面取りもしておきましょう。

人参は火が通りやすいので、少し厚めに。1cm厚ぐらいで斜め切りすると、いい感じです。

煮汁は、ひたひたよりも少ない量で

電気圧力鍋に、じゃがいも、人参、キャベツを隙間なく敷き詰めるように入れたら、

しめじをほぐして加えて、

水、顆粒コンソメ、酒を混ぜ合わせた煮汁を加えます。
圧力調理で野菜から水分が出るので、煮汁の量はひたひたよりも、ちょっと少なめがいい感じ。煮汁を入れ過ぎないようにすれば、圧力が下がるまでの時間も短縮できておすすめです。
ここまでできたら、圧力調理・2分にセット。

圧力調理後にウインナーを入れて煮込む

圧力ピンが下がったら、ふたを開けて。

ウインナーを加えて、煮込み・5分で加熱します。
ウインナーは圧力調理すると皮が破けてしまうので、最後に加えて温めましょう。

煮込みモードが終了したら、器に移して。

キャベツはとろんとやわらか味しみ。じゃがいもはホクホク。
キャベツとウインナーのポトフです。

【レシピ】キャベツとウインナーのポトフ

それでは最後にレシピを記しておきますね。
やや薄めの味付けなので、粒マスタードやマヨネーズを添えると、よりおいしくいただけます。
キャベツのかさがぐんと減るので、キャベツの消費にもおすすめです。

■材料(4人分)
じゃがいも(中~大)3個
人参 1本
キャベツ 1/4個
しめじ 1/2株
ウインナー 6~8本
★水 4カップ
★顆粒コンソメ 大さじ2
★酒 大さじ2


■作り方(圧力調理・2分→煮込み・5分)※パナソニック製の電気圧力鍋を使用。


1. じゃがいもは皮をむき、大き目(一口大の2倍ぐらいの大きさ)に切って面取りをする。


2. 人参は皮をむき、厚さ1cmぐらいの斜め切りにする。


3. キャベツは芯を切り落とし、大き目のくし切りにする。


4. しめじは石づきを取ってほぐす。


5. 電気圧力鍋の釜に1、2、3、4を敷き詰めるように入れ、★の材料を混ぜ合わせて加える。


6. 圧力調理・2分にセットして、スタートボタンを押す。


7. 圧力ピンが下がったら、ウインナーを加え、煮込み・5分で加熱する。


※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、加圧時間の調整が必要かもしれません。


【電気圧力鍋でヘルシーごはん】
このブログでは、ふだん使いで、なるべく手間のかからない電気圧力鍋レシピを研究中。おいしくできた料理をコツコツ公開しています。加圧時間や食材の組み合わせなど、電気圧力鍋を使うときのちょっとしたヒントにして頂けましたら幸いです。

電気圧力鍋料理の写真