【トマトとツナの無水カレー】電気圧力鍋で手軽に。野菜のうまみ凝縮

トマトとツナの無水カレーの写真

とろける玉ねぎの甘みとトマトのさわやかな酸味が引き立つ、トマトとツナの無水カレー。電気圧力鍋の無水調理モードで、野菜のおいしさを引き出せば、カレールーや特別なスパイスを使わなくても、カロリー・塩分控えめでおいしいカレーが作れます。

大きくて赤いトマトを湯むきする

トマトを使った無水カレーは、2つのコツでおいしくなります。
ひとつ目は、大きくて赤い、熟れたトマトを使うこと。
ふたつ目は、無水調理の前にトマトを湯むきすること。
トマトは電気圧力鍋で加熱しても、皮の食感が残ってしまうので、湯むきで皮を取り除いて、なめらかな口当たりに仕上げましょう。

ちなみに、湯むきはとってもかんたん。
トマトのお尻に包丁で十字に切り込みを入れたら、15秒ぐらい熱湯に浸けます。
皮がめくれてきたら、水にとって冷やして。するするっとかんたんに皮がむけますよ。

トマトは湯むきしたら、1.5cm角ぐらいの角切りにしておきます。

玉ねぎ、トマト、ツナ、調味料の順に入れて無水調理

トマトの下ごしらえが終わったら、玉ねぎをみじん切りして、電気圧力鍋に材料を入れましょう。
無水調理するときは焦げ付きを防ぐため、水分を多く含む食材から順に入れていきます。
なので、まずは、みじん切りの玉ねぎを入れて。

それから、湯むきして角切りしたトマトを入れます。

さらに、ツナ水煮缶を缶汁ごと加えたら、

カレー粉、ケチャップ、ウスターソース、砂糖、少量のオリーブオイル、酒を入れ、無水調理・1分にセットします。

煮込みモードで、とろみをつける

圧力ピンが下がったら、ふたを開けて。
玉ねぎとトマトの水分がたっぷり出ていて、恐ろしくしゃばしゃばだけど大丈夫。
煮込みモードにセットして、小麦粉でとろみをつけましょう。

小麦粉はダマにならないように、水でよ~く溶いてから加え、

煮込み・5分にセットしたら、シリコンスプーンなどでやさしくかき混ぜながら、とろみをつけます。
加熱が進むと、とろとろのスープがふつふつと跳ね上がってくるので、ヤケドに注意。

とろみがついたら、カレーは完成!
ほかほかごはんに添えましょう。

“野菜のうまみ凝縮カレー”で、ごはんがパクパク食べられますよ。
(カレーをカロリー控えめにしても、ごはんが進んでしまうという…。)

【レシピ】トマトとツナの無水カレー

それでは最後にレシピを記しておきますね。
電気圧力鍋でちゃちゃっと作れる、トマトとツナの無水カレー。
カレールーも特別なスパイスも使ってないけど、「なんちゃってカレー」なんて言わせない!
野菜のおいしさがたっぷり溶け込んだヘルシーカレー、ぜひお試しください~。

■材料(3人分)
トマト(大)1個
玉ねぎ(大)1個
ツナ水煮缶 1缶
★カレー粉 小さじ1と1/2
★ケチャップ 大さじ1
★ウスターソース 小さじ1
★砂糖 小さじ1/2
★オリーブオイル 小さじ1/2
★酒 大さじ3
水溶き小麦粉(小麦粉 大さじ1、水 大さじ3)


■作り方(無水調理・1分→煮込み・5分)※パナソニック製の電気圧力鍋を使用。


1. トマトは湯むきして、1.5cm角ぐらいの角切りにする。


2. 玉ねぎはみじん切りにする。


3. 電気圧力鍋の釜に、玉ねぎ、トマト、ツナ水煮缶の順に入れ、★の材料を加える。


4. 無水調理・1分にセットして、スタートボタンを押す。


5. 圧力ピンが下がったら、水で溶いた小麦粉を加える。


6. 煮込み・5分にセットして、やさしくかき混ぜながら、とろみをつける。


※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、加圧時間の調整が必要かもしれません。


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【電気圧力鍋でヘルシーごはん】
このブログでは、ふだん使いで、なるべく手間のかからない電気圧力鍋レシピを研究中。おいしくできた料理をコツコツ公開しています。加圧時間や食材の組み合わせなど、電気圧力鍋を使うときのちょっとしたヒントにして頂けましたら幸いです。

電気圧力鍋料理の写真