電気圧力鍋で簡単!さばがふっくらやわらかく仕上がる「さばの煮付け」の作り方をご紹介します。臭みをとったさばを、醤油やみりんのシンプルな煮汁で調理するだけで、うま味たっぷりの本格的な味わいに。初心者でも失敗しにくい、おすすめレシピです。
このレシピは、パナソニック電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)でおいしく作れます。
レシピの詳しい手順とポイント
ここからは写真付きで詳しく解説していきます。
番号付きのシンプルなレシピは記事後半にあります。
解説は飛ばしてレシピだけ見たい方は
さばの下ごしらえ
それでは、詳しい作り方です。まずは、さばの下ごしらえを済ませましょう。
さばは洗って臭みを取る
さばはあらかじめ水で洗って臭みを取ると、よりおいしく仕上がります。
水を張ったボウルの中で、切り身をていねいに洗いましょう。
(熱湯に浸す霜降りも試してみましたが、水でよく洗うだけでも臭みが取れる印象でした。)

皮目に切り込みを入れる
さばは水で洗ったら、お好みで、皮目に十字の切り込みを入れましょう。

特に、中骨(中央の太い骨)のない三枚おろしを使う場合は、切り込みを入れると身が縮みにくくなります。(味のしみ具合は、切り込みを入れても入れなくても変わりません。)
電気圧力鍋で煮る(加圧1~2分)
さばの下ごしらえが終わったら、電気圧力鍋の出番です。
さばは皮目を上にして入れると、身が煮汁に浸かり、味がよくしみ込みます。切り身同士は重なると加熱でくっついてしまうことがあるので、皮目を上にして、なるべく重ならないように並べ入れましょう。

それから、皮付きのまま薄切りにした生姜を入れて、

水、酒、醤油、みりん、砂糖を混ぜ合わせた煮汁をひたひたになるまで加えたら、

圧力調理にセット。加圧時間は切り身の大きさによって変わります。
厚みのある大きな切り身(中骨がある切り身)を使う場合は2分。厚みがなく小ぶりの切り身(中骨のない切り身)を使う場合は、1分が目安です。
煮汁を煮詰める(煮込み7分)
圧力ピンが下がったら、ふたを開けて。このままでは味が少し薄いので、

煮込み・7分にセットして、煮汁を煮詰めましょう。

煮込みモードが終わったら、しばらく置いてあら熱を取りつつ、味をなじませれば完成です。

さば、ふっくらやわらか。シンプルな煮付けだからこそ、うまみもたっぷり感じられます。
【レシピまとめ】さばの煮付け
最後にレシピをまとめておきますね。
新鮮な旬のさばを使えば、うまみがすごい!おいしくなること間違いなしです。さばがおいしい季節にぜひお試しください~。
■材料(4人分)
さば(切り身)4切れ*
生姜 1片
★水 3/4カップ
★酒 大さじ2
★醤油 大さじ2
★みりん 大さじ2
★砂糖 大さじ1と1/2
*NF-PC400は、6切れ(フィレ3枚分)までOK。
■作り方(圧力調理*→煮込み・7分)※パナソニック製の電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)を使用。
1. さばは水でよく洗い、お好みで皮目に十字の切り込みを入れる。
2. 生姜は皮付きのまま薄切りにする。
3. 電気圧力鍋に、さばを皮目を上にして、なるべく重ならないように並べ入れる。
4. 電気圧力鍋に生姜を入れ、★の材料を混ぜ合わせて加える。
5. 圧力調理*にセットする。(*加圧時間は切り身の大きさにより異なる。下表を参照)
| 切り身の大きさ | 加圧時間 |
| 厚みがあり大きい(中骨あり) | 2分 |
| 薄くて小さめ(中骨なし) | 1分 |
6. 圧力ピンが下がったら、ふたを開け、煮込み・7分にセットする。
7. 煮込みが終わったら、しばらく置いて味をなじませる。
※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、必要に応じて加圧時間を調整してください。
この記事で使用している電気圧力鍋(NF-PC400)はこちら↓
この記事で使用している電気圧力鍋(SR-MP300)はこちら↓
【補足】さばの骨は電気圧力鍋でやわらかくできる?
さばは骨までやわらかくなるのか?試してみたところ、パナソニック製の電気圧力鍋(SR-MP300)では、60分加圧しても、背骨にはキシキシとした硬さが残り、やわらかくなりませんでした。
さばの背骨はとても太くて頑丈なため、高圧機能のない一般的な電気圧力鍋では、骨までやわらかく煮るのは難しいみたいです。そのため、さばの場合は、骨までやわらかくすることを目指すよりも、短時間の圧力調理で身をふっくらと仕上げる調理法がおすすめです。
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