【煮小豆】電気圧力鍋を使った小豆の煮方。小豆ホクホクおいしい

煮小豆の写真

ぜんざいはもちろん、かぼちゃ煮に添えてもおいしい煮小豆は、電気圧力鍋で作るとかんたんです。ゆでこぼしてアクを抜いたら、ほったらかしで圧力調理。仕上げに砂糖を加えて、少し煮込めば完成です。冷凍もできるので、まとめて煮ておくと、とっても便利!

このレシピはパナソニック電気圧力鍋旧製品(SR-MP300)でおいしく作れます。

ゆでこぼしてアクを抜く

それでは煮小豆の作り方をご紹介しますね。
小豆(乾燥豆)は水で戻さず、アクをゆでこぼしてから圧力調理します。
普通のお鍋に小豆(乾燥豆)を入れ、豆の3倍くらいの量の水を加えて強火で加熱。

沸騰したら、さし水をして、

もう一度沸騰したら、ざるにあげ、アクの入った煮汁は捨てます。

水を加えて圧力調理・10分

アクをゆでこぼしたら、電気圧力鍋の出番です。
ざるにあげた小豆を電気圧力鍋の釜に移して、

小豆の3倍くらいの量の水を加えます。
(※豆と水を合わせた分量が、釜に記載の「豆ここまで」等の目盛を越えないように注意して。目盛を越えて入れると、爆発事故の原因となるそうです。)

ここまでできたら、圧力調理・10分にセット。

煮汁を捨て、砂糖を加えて煮込む

圧力ピンが下がったら、ふたを開けて、余分な煮汁を捨てます。
一見、煮汁がないように見えても、釜を斜めに傾けると煮汁が現れてくると思います。

煮汁をだいたい捨てたら、砂糖を加えて煮込みましょう。
砂糖は一度に入れると煮崩れの原因になるので、3回ぐらいに分けて加えて。
まずは、砂糖を1/3だけ入れて、煮込み・15分にセット。

煮込み中は、焦げ付かないように全体をときどきかき混ぜて、残りの砂糖を加えていきます。このとき白い泡(アク)が出たら、取り除いて。
水分がほどよく飛んで、お好みのとろみ加減になったら、煮込みを止めます。(冷めると少し固くなるので、ややゆるいかな?と感じるところで煮込みを止めるとちょうどいいです。)

小豆1袋分(250g)を煮ると、できあがりの量はこんな感じ。たくさんだけど、使い切れない分は冷凍できるので大丈夫。保存容器に小分けして、冷凍室で保存しましょう。

煮小豆の使い道

作った煮小豆は、焼いたお餅に添えて、ぜんざいに。

かぼちゃ煮に添えて、いとこ煮風にしても、スイーツ感覚でとってもおいしいですよ。

【レシピ】煮小豆

それでは最後にレシピを記しておきますね。
お正月のぜんざいはもちろん、かぼちゃのいとこ煮風に、小倉トーストに。煮小豆はお正月以外でも使い道があるので、自分好みの甘さで作り置きしておくと、とっても便利です。

■材料
小豆(乾燥豆) 250g
砂糖 210g~(お好みの甘さで調整してください)
水 3と1/2カップ


■作り方(圧力調理・10分→煮込み・15分)※パナソニック製の電気圧力鍋(SR-MP300)を使用。


1. 鍋に小豆(乾燥豆)と、豆の3倍ぐらいの量の水(分量外)を入れて強火にかける。


2. 沸騰したら、さし水をして、もう一度沸騰したら小豆をざるにあげて、煮汁は捨てる。


3. 電気圧力鍋の釜に、2の小豆と水を入れる
*豆と水を合わせた分量が、釜の目盛り「豆ここまで」等の記載を越えないようにします。(爆発等の事故の原因となるため)


4. 圧力調理・10分にセットする。


5. 圧力ピンが下がったら釜の煮汁を捨て、煮込み・15分にセットする。


6. 全体をときどきかき混ぜながら、砂糖を3回に分けて加え、アクが出たら取り除く。


7. お好みのとろみ加減になったら、煮込みを止める。


※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、加圧時間の調整が必要かもしれません。

このレシピはパナソニック電気圧力鍋旧製品(SR-MP300)でおいしく作れます。


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【電気圧力鍋でヘルシーごはん】
このブログでは、ふだん使いで、なるべく手間のかからない電気圧力鍋レシピを研究中。おいしくできた料理をコツコツ公開しています。加圧時間や食材の組み合わせなど、電気圧力鍋を使うときのちょっとしたヒントにして頂けましたら幸いです。

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