電気圧力鍋で作る「さつまいもの甘煮」は、ホクホク食感で作り置きにも便利な副菜。ただ、さつまいもは煮崩れしやすく、仕上がりがべちゃっとなりがち。そこで本記事では、煮崩れを防ぐ品種選び(鳴門金時・紅はるかなど)や切り方など、失敗なく作るポイントを詳しく解説します。
さつまいもの煮崩れを防ぐコツ
さつまいもを電気圧力鍋で圧力調理すると、ホロホロに煮崩れてしまった経験はありませんか?
さつまいもの煮崩れを防ぐには、加圧時間を短くする、大きめに切るなど対策がいくつかあります。
なかでも効果的なのが、さつまいもの品種を選ぶこと。鳴門金時や紅はるか、新品種の栗かぐやなどは、煮崩れにくくておすすめです。
特に、鳴門金時は皮が薄いので、皮を残して煮物にしても、皮の食感が気にならずおいしいです。

一方で、紅はるかは糖度が高いので、煮物にすると甘い香りが楽しめます。
栗かぐやは水分が少なめで、名前の通り、栗のようなホクホク感が特徴です。煮崩れにくく、食べごたえのある仕上がりになりますよ。
レシピの詳しい手順とポイント
ここからは写真付きで詳しく解説していきます。
番号付きのシンプルなレシピは記事後半にあります。
解説をスキップしてレシピだけ見たい方は
電気圧力鍋で煮る(加圧1分)
それでは、詳しい作り方です。
さつまいもは皮をむかず、厚め(約1.5cm)の輪切りにしても煮崩れを防げます。
さつまいもは切ったら、さっと水にさらしてアク抜きをして。水気を切ったら、電気圧力鍋に入れましょう。

写真のさつまいもは面取りをしていますが、面取りは見た目重視で、品種を選べば煮崩れには直接関係しません。
また、お好みでレーズンを加えると、ほんのりとした甘酸っぱさがアクセントになりますよ。(ない場合や苦手な方は、省いてもおいしく仕上がります。)

具材を入れたら煮汁です。
だし汁に砂糖、みりん、醤油を混ぜ合わせた煮汁を、ひたひたになるまで注いだら、

圧力調理・1分にセットしましょう。
圧力ピンが下がったら、しばらく置いてあら熱を取りつつ、味をなじませれば完成です。

しっとりホクホク!黄金色で見た目もきれいな、さつまいもの甘煮。

ほぼ煮崩れなく仕上げれば、作り置きにも便利です。
【レシピまとめ】さつまいもとレーズンの甘煮
最後にレシピをまとめておきますね。
電気圧力鍋で作るさつまいもの甘煮は、煮崩れにくい品種(鳴門金時、紅はるか、新品種の栗かぐやなど)を使うと、とってもおいしく仕上がります。ぜひ一度お試しください~。
■材料(4人分)
さつまいも(中)2本
レーズン(お好みで)大さじ2*
★だし汁 2カップ
★砂糖 大さじ2
★みりん 大さじ3
★醤油 大さじ1
*レーズンは省いても大丈夫です。
■作り方(圧力調理・1分)※パナソニック製の電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)を使用。
1. さつまいもは1.5cmくらいの厚さで輪切りにし、水にさらす。
2. 電気圧力鍋の釜に、水気を切った1と、レーズンを入れる。
3. ★の材料を混ぜ合わせて電気圧力鍋に加える。
4. 圧力調理・1分にセットする。
5. 圧力ピンが下がったら、しばらく置いて味をなじませる。
※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、加圧時間の調整が必要かもしれません。
このレシピは、パナソニック電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)でおいしく作れます。
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キーワード:さつまいも、さつま芋、薩摩芋、サツマイモ