【いちごジャム】電気圧力鍋で簡単!砂糖控えめ&香り豊かに仕上がるレシピ

いちごジャム(電気圧力鍋使用)

電気圧力鍋で簡単&時短で作れる「いちごジャム」のレシピをご紹介します。いちごを半分に切って加圧2分、あとは煮込みモードで煮詰めるだけ。中圧の電気圧力鍋を使えば、いちごがとろとろにやわらかく仕上がり、香りも抜群。ほったらかしで本格的な味わいのジャムが完成します。

このレシピは、パナソニック電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)でおいしく作れます。

レシピの詳しい手順とポイント

ここからは写真付きで詳しく解説していきます。

番号付きのシンプルなレシピは記事後半にあります。
解説は飛ばしてレシピだけ見たい方は

いちごの下ごしらえ

ジャムにするいちごは、小粒のものが安価でお手軽。いちごは多過ぎると煮込み時間が長くなってしまうので、1パックぐらいを使うのがおすすめ。1パックで、小さめの瓶1個分ぐらいのジャムができますよ。

小粒いちごが入ったパック。ジャムの材料の準備工程

いちごは洗ったら、へたを切り落として、縦半分に切りましょう。

縦半分に切った小粒いちごをまな板の上に並べた様子

そして、砂糖の分量を決めるため、いちごの重さをはかります。

カットいちごをボウルに入れて、はかりで計量している様子。重さの数値は251.0g

砂糖はいちごの重さの30~40%がいい感じ。30%だと甘さ控えめで、ゆるいジャムになります。(この記事では、いちご251gに対して、砂糖の量は30%にしたので、砂糖は251×0.3≒75gを使いました。)

電気圧力鍋でいちごを煮る(加圧2分)

砂糖の量を決めたら、電気圧力鍋の出番です。
いちごと砂糖の半量を、電気圧力鍋に入れましょう。(砂糖の残り半量は、圧力調理後に加えます。)

電気圧力鍋の内釜にカットいちごと砂糖を入れた様子。加圧前の下準備

それから、酸味やとろみをつけるためのレモン汁を加えたら、

電気圧力鍋の内釜のいちごと砂糖に、レモン汁をまわしかけている様子

いちご全体に砂糖がなじむように、シリコンスプーンなどでよく混ぜ合わせて、

電気圧力鍋の内釜のいちごを混ぜて、砂糖をなじませた様子

圧力調理・2分にセットします。

残りの砂糖を加えて煮詰める(煮込み20分)

圧力ピンが下がったら、ふたを開けましょう。いちごから水分がたくさん出ています。

圧力調理後の内釜のいちご。やわらかく煮えて赤い果汁が出ている様子

ここに残りの砂糖を加えたら、電気圧力鍋のふたを開けたまま、煮込み・20分にセット。

圧力調理後のいちごに砂糖を加え、これから煮詰める工程

加熱が進むと白い泡が出てくるけれど、かき混ぜると消えてなくなります。えぐみを感じることもないので、気にしなくて大丈夫。シリコンスプーンなどを使って、かき混ぜながら煮詰めましょう。

赤い果汁が広がり、いちごが崩れてとろりと煮えている工程

ほどよく水分が飛んで、とろみがついたら煮込みモードを停止して完成。

仕上がったいちごジャムをスプーンですくった様子。ツヤととろみがわかる状態

できあがったジャムは、とってもいい香り!

丸みを帯びた小瓶に詰めたいちごジャム。鮮やかな赤色と透明感が際立つ仕上がり

そして、やわらか、ツヤツヤ、とろとろ。

小瓶のいちごジャムをスプーンですくい上げた様子。ツヤと透明感がわかる仕上がり

お手頃価格の食パンだって…、自家製のいちごジャムを塗れば、ごちそうに変身です!

いちごジャムを塗った食パン。いちごジャムがつややかな見た目

【レシピまとめ】いちごジャム

最後にレシピをまとめておきますね。
いちごジャムは電気圧力鍋で作ると、とろとろやわらか。すっごく香りがよくておいしいです。
ぜひ一度お試しください~。

■材料
いちご 1パック
レモン汁 大さじ1
砂糖 いちごの重さの30~40%

*砂糖30%だと甘さ控えめで、ゆるいジャムになります。


■作り方(圧力調理・2分→煮込み・20分)※パナソニック製の電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)を使用。


1. いちごは洗い、へたを切り落として縦半分に切る。


2. いちごの重さをはかり、砂糖の量を決める。


3. 電気圧力鍋に、いちごと砂糖の半量を入れる。


4. 電気圧力鍋にレモン汁を加え、よく混ぜ合わせる。


5. 圧力調理・2分にセットする。


6. 圧力ピンが下がったら、残りの砂糖を加える。


7. 電気圧力鍋のふたを開けたまま、煮込み・20分にセットする。


8. やさしくかき混ぜながら煮詰め、とろみがついたら、煮込みモードを停止する。


※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、必要に応じて加圧時間を調整してください。

【覚え書き】レモン汁を加える工程について

レモン汁は圧力調理時に加えるパターンと、煮込み時に加えるパターン、2つの手順を検証しました。どちらにしても、とろみ加減は同じでした。レシピでは、圧力調理時に入れる方法で記載しています。


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キーワード:いちご、イチゴ、苺