【焼き豚】電気圧力鍋で豚肩ロースの塊肉をやわらかく香ばしく仕上げる方法

焼き豚(電気圧力鍋使用)

豚肩ロースの塊肉を、圧力調理で香ばしく仕上げる、わが家の焼き豚のメモです。

前日に砂糖・醤油・みりんで下味を付け、表面に焼き色を付けてから蒸す3ステップ。
煮るのではなく蒸すことで、やわらかく、肉のうまみを残します。

仕上げに漬け汁を煮詰めたたれをかければ、ごはんにも麺類にも合わせやすい一品に。
特別感のある日のメイン料理に、くり返し作っているレシピです。

※このレシピは、一般的な家庭用の電気圧力鍋で調理した記録です。

※本記事は筆者の家庭料理の個人的なメモであり、特定製品やメーカーの評価・推奨を目的としたものではありません。※記事内の手順や時間は、家庭環境によって調整が必要です。

おおまかな手順&肉の選び方

お肉は、豚肩ロースの塊肉を使います。

豚肩ロースは、わが家の電気圧力鍋の場合は、煮るより蒸すほうがやわらかく仕上がります。
そこで、この焼き豚のレシピでは、

【1】砂糖醤油で下味を付ける
【2】フライパンで焼き色を付ける
【3】電気圧力鍋で塊肉を蒸す

の3ステップで作ります。

豚肩ロースの塊肉は、脂身の量によっても、仕上がりの食感が変わります。
脂身が多めのものは、ぷりっとした食感で、市販の焼き豚ぐらいのやわらかさ。
脂身が少なめのものは、繊維に沿ってほぐれる食感で、こちらも割とやわらかく仕上がります。

トレーにのせた豚肩ロースの塊肉。電気圧力鍋の焼き豚に使用する部位

加圧時間について

大きさは320~340g、厚み4cm弱、縦横12~13cm程度のものを使うと、加圧時間は6分です。

なお、ネット付きで売られている豚肩ロースは、糸で縛られているため厚みが出やすく、4cm以上あることが多いです。
そのため、ネット付きのものは、加圧時間は12分を目安にすると安心です。

作り方の詳しい手順(写真付き)

ここからは写真付きの詳しい作り方です。

シンプルなレシピと分量は記事後半にあります。
詳細を飛ばしたい方は

砂糖醤油で下味を付ける(調理前日)

それでは、詳しい作り方です。

豚肩ロースの塊肉は、調理の前日に砂糖醤油で下味を付けましょう。
塊肉を保存袋に入れたら、

豚肩ロースの塊肉を砂糖醤油で下味を付けるため保存袋に入れた様子。焼き豚の仕込み工程

砂糖、醤油、みりんを入れて全体になじむように揉み込んで。

保存袋の豚肩ロースの塊肉に、砂糖・醤油・みりんを加えたところ。焼き豚の下味付け工程

袋の口をしっかり閉じたら、冷蔵庫で保存しましょう。

砂糖醤油だれに漬けた豚肩ロースの塊肉を保存袋に入れ、密封して冷蔵保存している様子。焼き豚の下味保存工程

漬ける時間は、20時間~丸1日がいい感じです。

フライパンで焼き色を付ける

下味を付けた塊肉は、電気圧力鍋に入れる前に、フライパンで表面に焼き色を付けると香ばしく、見た目もおいしそうになりますよ。

テフロン加工などのくっつかないフライパンなら、油は敷かなくても大丈夫。
フライパンを熱したら、漬け汁をしっかり切ってから、塊肉を入れましょう。
(なお、漬け汁は、たれの材料に使うので、捨てずに取っておきます。)

下味を付けた豚肩ロースの塊肉をフライパンで焼いて表面に焼き色を付けている様子。香ばしさと見た目をアップする工程

フライパンに入れた塊肉は、片面に焼き色が付いたら裏返し、裏面もこんがり焼いて、

豚肩ロースの塊肉を裏返して焼いているところ。表面に香ばしい焼き色が付いた状態

側面にもじゅうじゅうと焼き色を付けます。

トングで豚肩ロースの塊肉を持ち上げ、側面にも焼き色を付けている様子。全体を香ばしく仕上げるための焼き工程

すべての面に焼き色を付けたら、下ごしらえは完了です。

塊肉を蒸す(基本6分)

焼き色を付けた塊肉は、電気圧力鍋で蒸しましょう。
釜に蒸し板を敷いて、水(蒸し水)を入れて。

電気圧力鍋の内鍋に蒸し板をセットし、水を入れた状態。焼き豚を蒸す準備工程

蒸し板の上に塊肉を置いたら、

焼き色を付けた豚肩ロースの塊肉を電気圧力鍋の蒸し板にのせた様子。蒸し調理の直前工程

圧力調理・6分にセット。
(ネット付きのものは12分が目安です。)

たれを作る

電気圧力鍋で塊肉を蒸す間に、焼き豚のたれを作りましょう。

取っておいた肉の漬け汁を、普通の鍋に入れて、中火にかけて。
沸騰したらやや弱火に。

焼き豚の漬け汁を鍋で煮詰めて、たれを作っている様子。中火にかけて加熱中

水分がほどよく飛んだら、火を止めます。
煮詰めすぎると苦くなるので、ほどよいところで火を止めましょう。

煮詰めた焼き豚のたれをスプーンですくい、濃さを確認したところ。火を止めた直後

焼き豚を切り、たれをかける

電気圧力鍋の圧力ピンが下がったら、ふたを開けて。
香ばしい匂いが立ち上ります。

電気圧力鍋で蒸し上がった焼き豚。蒸し板の上にのった豚肩ロースの塊肉が、ふっくら仕上がっている様子

できあがった焼き豚は、食べやすいように薄切りに。

電気圧力鍋で調理した焼き豚を薄切りにしている工程。8mm幅ほどでカットされ、断面が見える

お肉はやわらかく、包丁がすっと入る感じです。

やわらかく火が通った焼き豚を薄く切り並べた様子。しっとりとした断面の質感から、やわらかさが伝わる

焼き豚の中心は味が少し薄いので、作ったたれをかけましょう。

薄切りにした焼き豚を白い皿に盛り付けて、たれをかけた完成品

作り置きする場合も、容器に入れたら、たれをかけておくのがおすすめ。

保存容器に入れた焼き豚にたれをかけて作り置きした様子。冷蔵保存前

焼いてから蒸した焼き豚は、香ばしさの中に、うまみがあります。

そのままご飯のおかずにしてもよし。
ラーメンにのせても、主役級のおいしさです。

醤油ラーメンに電気圧力鍋で作った焼き豚をトッピングした盛りつけ例。青菜を添えて彩りよく

【レシピまとめ】焼き豚

最後にレシピをまとめておきますね。
圧力調理で蒸す焼き豚は、うまみたっぷり。
満足感のある仕上がりになります。

■材料(4人分)
豚肩ロース(塊肉)320~340g(厚さ4cm弱・縦横12~13cm)
★醤油 大さじ2
★砂糖 大さじ1
★みりん 大さじ1
蒸し水 電気圧力鍋で定められた量

*お使いの調理器具で定められている最低必要量。
※蒸し水の量や安全上の注意は、各調理器具の取扱説明書に従ってください。


■作り方(圧力調理・6分*厚さが4cmを超える場合やネット付きで厚みが増している場合は12分が目安。


【調理前日:下味付け】
1. 豚肩ロースは保存袋などに入れ、★の材料を揉み込み、冷蔵庫に1日(20~24時間)置く。


【調理当日:圧力調理で蒸す】
2. 漬け汁を切った豚肩ロースは、熱したフライパンで表、裏、側面に焼き色を付ける
(漬け汁は取っておく)。


3. 電気圧力鍋に蒸し板を敷き、蒸し水を入れる。


4. 蒸し板の上に、豚肩ロースを置き、圧力調理・6分にセットする。


5. 【たれを作る】漬け汁を普通の鍋に入れて中火にかけ、沸騰したら、やや弱火にして、ほどよく煮詰める。


6. 圧力ピンが下がったら、豚肩ロースを薄切りにする。


7. 器に盛り付け、5のたれをかける。


※加圧の強さや鍋の容量、食材の状態によって仕上がりは変わるため、必要に応じて時間や分量を調整してください。

【補足❶】たれについて

肉の漬け時間が長いと、漬け汁にたんぱく質が溶け出し、煮詰めた際に白っぽい泡やかたまりが出ることがあります。
これは豚肉のたんぱく質なので、味や安全性には問題ありません。

見た目が気になる場合は、泡をすくい取るか、下記の分量でたれを作り直すと、すっきりした味に仕上がります。

たれの分量
★醤油 大さじ2
★砂糖 大さじ1
★みりん 大さじ1

【補足❷】中がまだ赤かったときの対処法

豚肉は生食NGなので、焼き豚を切ったときに中がまだ赤かったり、血がにじむ場合は、追加で火を通してください。

簡単で失敗しにくい方法は、電気圧力鍋を使った「追い蒸し」です。
切ってから蒸すと、肉は多少縮みますが、短時間の加圧で中までしっかり火が通ります。

追い蒸しの手順
1.
 電気圧力鍋に蒸し板と蒸し水を入れる。
2. スライスした焼き豚を金属製のざるに入れ、蒸し板の上に置く。
3. 圧力調理・1分にセットする。

中が赤かった焼き豚を、電気圧力鍋で追い蒸ししている様子

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キーワード:塊肉、かたまり肉、豚肉、焼豚