生姜を買っても、いつも最後まで使い切れない――そんなときにおすすめなのが、電気圧力鍋で簡単に作れる「生姜の佃煮」です。加圧前にゆでこぼせば、辛味はほどよくおさえられます。甘辛味がしっかりしみた、ごはんが進む作り置き生姜レシピです。
このレシピは、パナソニック電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)でおいしく作れます。
レシピの詳しい手順とポイント
ここからは写真付きで詳しく解説していきます。
番号付きのシンプルなレシピは記事後半にあります。
解説をスキップしてレシピだけ見たい方は
生姜の下ごしらえ
生姜は一般的な1袋分、70~80g前後を使います。
生姜は皮ごと佃煮にしたいので、まずは水でよく洗いましょう。

皮の黒いところや汚れは、スプーンでこそぎ落とします。

生姜を切る
生姜をきれいにしたら、細切りにする下準備です。まずは、皮の縞模様に対して直角に、繊維に沿っ薄切りにしましょう。

薄切りにした生姜は、

食べやすい長さで細切りにしましょう。


生姜をゆでこぼす
生姜は一度ゆでこぼしてから電気圧力鍋で煮ると、辛味がほどよく抜けて食べやすいです。
生姜を普通の鍋に入れ、たっぷりの水を注いで、中火にかけて。

沸騰したら、火を止めて、

ざるに上げて、水気を切りましょう。

電気圧力鍋で生姜を煮る(加圧1分)
生姜をゆでこぼしたら、電気圧力鍋の出番です。電気圧力鍋に生姜を入れて、

水、酒、醤油、砂糖、みりんを混ぜ合わせた煮汁を加えましょう。

それから、シリコンスプーンなどを使って、生姜と煮汁をよく混ぜ合わせたら、

圧力調理・1分にセット。
煮汁を煮詰める(煮込み10分)
圧力ピンが下がったら、ふたを開けましょう。

このままだと味がやや薄いので、電気圧力鍋のふたを開けたまま、煮込み・10分にセット。焦げ付かないように、ときどきかき混ぜながら煮汁を煮詰めて。

煮汁がなくなってきたら、煮込みを止めてできあがりです!

できたてから、しっかり味しみ。生姜の佃煮。

甘辛味で、歯ごたえほどよく、いい香り。ごはんのお供に大活躍です!

【レシピまとめ】生姜の佃煮
最後にレシピをまとめておきますね。
生姜の佃煮は電気圧力鍋で作ると、ほったらかしで味しみしみ。使い切れない生姜も、おいしく消費できます。ぜひ一度お試しください~。
■材料
生姜 70~80g(1袋)
★水 1/4カップ
★酒 大さじ1
★醤油 大さじ2
★砂糖 大さじ2
★みりん 大さじ2
■作り方(圧力調理・1分→煮込み・10分)※パナソニック電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)を使用。
1. 生姜は皮ごとよく洗い、皮の汚れをスプーンでこそげ落とす。
2. 生姜を皮ごと細切りにする。
3. 生姜を普通の鍋に入れ、たっぷりの水を入れて中火にかける。
4. 沸騰したら、生姜をざるに上げて水気を切る。
5. 電気圧力鍋に生姜を入れ、★の材料を混ぜ合わせて加える。
6. 生姜と煮汁をよく混ぜ合わせ、圧力調理・1分にセットする。
7. 圧力ピンが下がったら、電気圧力鍋のふたを開けたまま、煮込み・10分にセットする。
8. ときどきかき混ぜながら煮詰め、煮汁がなくなったら煮込みを止める。
※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、加圧時間の調整が必要かもしれません。
このレシピは、パナソニック電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)でおいしく作れます。
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【備忘録】生姜の切り方
佃煮を作るときの生姜の切り方は「繊維に沿って切る」「繊維を断ち切って切る」と諸説あったので、どちらも試してみました。結果を記録しておきます。
- 生姜は繊維を断ち切ると、味がしみやすくなるそうですが、電気圧力鍋を使う場合は、どちらの切り方でも味はよくしみ込みます。
- 食感は、繊維を断ち切ったほうがやわらかく仕上がります。
生姜の切り方 | 切りやすさ | 味しみ加減 (電気圧力鍋の場合) | 食感 |
繊維に沿う | ◎切りやすい | ◎味がしみる | 歯ごたえが残る |
繊維を断ち切る | △切りにくい | ◎味がしみる | やわらかい |
この記事のレシピでは、切りやすさと歯ごたえを重視して「繊維に沿う」切り方でご紹介しています。