電気圧力鍋で鶏むね肉をやわらかくするなら低温調理が定番だけど、加熱不足がちょっと心配。そんなときにおすすめなのが、鶏むね肉に下味を付けて圧力調理で蒸す方法。特に、はちみつを使って下味を付けると、よりふっくらやわらかでジューシー!
このレシピは、パナソニック電気圧力鍋の新製品(NF-PC400)と旧製品(SR-MP300)どちらでもおいしく作れます。
【調理前日】鶏むね肉の下ごしらえ
鶏むね肉は下味をしっかり付けるとおいしいです。できれば調理前日に、下味付けの下ごしらえをしておきましょう。
鶏むね肉の厚みを半分にする
鶏むね肉は皮を取り除いたら、一番厚みのある部分に横から包丁を入れ、2つに切り分けます。
鶏むね肉は厚みを半分にすると加圧時間が短くできるうえ、下味も付きやすくなりますよ。
はちみつと醤油をもみ込む
それから、両面にフォークをぷすぷすと刺して穴を開け、下味をしみ込みやすくして。
鶏むね肉をビニール袋や容器に入れたら、はちみつと醤油を加えてよくもみ込みます。
冷蔵庫に一晩置く
鶏むね肉に調味料をまんべんなくなじませたら、冷蔵庫に入れて一晩置きましょう。
【調理当日】鶏むね肉を電気圧力鍋で蒸す
鶏むね肉に下味を付けたら、電気圧力鍋で蒸す準備です。
鶏むね肉をアルミホイルで包む
鶏むね肉の切り身1枚をアルミホイルの上にのせ、
アルミホイルで包んで、口をしっかり閉じましょう。
こんなふうに鶏むね肉の枚数分、ホイル包みを作ります。
圧力調理・1分で蒸す
ホイル包みができたら、電気圧力鍋の釜に蒸し板を敷いて、水(蒸し水)を入れ、
ホイル包みを並べ入れます。
そして、圧力調理・1分にセット。
鶏むね肉ふっくらやわらか!
圧力ピンが下がったら、ふたを開けて、
ホイル包みをオープン。
鶏むね肉はふっくら!アルミホイルの底にたまった黄金色のスープも、鶏のうまみがたっぷりです。
食べやすく切ってスープをかける
アルミホイルにたまったスープは容器に取り出して、
鶏むね肉は薄切りに。ふっくらやわらかで包丁がスッと通る感じです。
切ったお肉は器に盛り付け、取っておいたスープをさっとかけたら完成です。
電気圧力鍋でふっくらジューシー!蒸し鶏はちみつ醤油漬け。
はちみつのおかげで鶏むね肉はやわらか、醤油味もまろやか。食べ応えのある、おいしいメイン料理になってくれます。
【レシピ】蒸し鶏はちみつ醤油漬け
それでは最後にレシピを記しておきますね。
圧力調理で硬くなりがちな鶏むね肉は、はちみつで下味を付けて蒸すと、ふっくらやわらか。とってもおいしいので、ぜひ一度お試しください~。
■材料(4人分)
鶏むね肉(大きめのもの:約440g)1枚
★醤油 大さじ2
★はちみつ 大さじ1
蒸し水 電気圧力鍋で定められた量*
*蒸し水の量(パナソニック製の電気圧力鍋の場合) | |
NF-PC400 | 3/4カップ |
SR-MP300(旧製品) | 1/2カップ |
■作り方(圧力調理・1分)※パナソニック製の電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)を使用。
1. 鶏むね肉は横から包丁を入れ、厚みが半分になるように2つに切り分ける。
2. 鶏むね肉の両面にフォークを数か所刺して穴を開ける。
3. ビニール袋などに2を入れ、★を加えてよくもみ込み、冷蔵庫に一晩置く。
4. アルミホイルに鶏むね肉の切り身を1枚置き、アルミホイルで包んで口をしっかり閉じる(切り身の枚数分、ホイル包みを作る)。
5. 電気圧力鍋に蒸し板を敷き、蒸し水を入れる。
6. 蒸し板の上にホイル包みを並べ入れ、圧力調理・1分にセットする。
7. 圧力ピンが下がったら、電気圧力鍋のふたを開け、ホイル包みを開く。
8. アルミホイルの底にたまったスープを容器に取り出し、鶏むね肉は薄切りにする。
9. 鶏むね肉を器に盛り付け、取っておいたスープをかける。
※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、加圧時間の調整が必要かもしれません。
このレシピは、パナソニック電気圧力鍋の新製品(NF-PC400)と旧製品(SR-MP300)どちらでもおいしく作れます。
パナソニック電気圧力鍋の新製品(NF-PC400)はこちら↓
パナソニック電気圧力鍋の旧製品(SR-MP300)はこちら↓
余ったスープの使い道
アルミホイルにたまったスープは量多めなので、鶏むね肉にかけるだけでは使い切れず、なんだかもったいない…。そんなときは、汁物のだしに使うとお手軽です。余ったスープに水と塩を加えて、具材をさっと煮るだけ。
上の写真は、トマトと卵を入れて煮ました。鶏のうまみと香りがたっぷりな汁物がとってもかんたんにできちゃいます。
【電気圧力鍋でヘルシーごはん】
このブログでは、パナソニック電気圧力鍋を使ったレシピを研究・公開しています。加圧時間早見表も随時更新中。ぜひぜひのぞいてみてください!