【豚肉とさつまいもの甘辛煮】電気圧力鍋でホクホクやさしい甘み

豚肉とさつまいもの甘辛煮の写真

電気圧力鍋で作るボリュームおかず、豚肉とさつまいもの甘辛煮。さつまいもとしめじ、豚肉を無水調理で酒蒸しにしたら、甘辛の調味液を絡めて煮込みモードで煮詰めて完成。さつまいもは煮崩れにくい鳴門金時や紅はるかを使うと、ホクホク食感に仕上がりますよ。

豚肉は下味を付けて炒める

豚肉は、切り落とし肉やこま肉を用意。
食べやすい大きさに切ったら酒をもみ込んで下味を付け、小麦粉をまぶします。

それからフライパンにごま油を熱して、表面が白っぽくなるまで軽く炒めましょう。

豚肉は赤い部分がところどころ残っていても大丈夫。小麦粉を付けて、さっと炒めてほぐしておくと、圧力調理しても塊にならず、とろんとやわらかく仕上がりますよ。

さつまいもは水にさらす

さつまいもは圧力調理すると煮崩れやすいので、煮崩れにくい品種(紅はるかや鳴門金時)を使うのがおすすめ。
よく洗ったら、皮付きのまま一口大の乱切りにして、水にさらしてアク抜きをしましょう。

皮付きにしておくと、煮崩れ予防になりますよ。

しめじ→さつまいも→豚肉の順に電気圧力鍋へ

豚肉とさつまいもの下ごしらえが終わったら、電気圧力鍋で無水調理。
水分が出やすい食材順(しめじ→さつまいも→豚肉の順)に電気圧力鍋に入れていきましょう。
しめじは石突きを切り落とし、ほぐして並べ入れて。

それから、水気を切ったさつまいもに、

豚肉を並べ入れましょう。

酒をまわしかけて無水調理

具材を入れたら、酒をまわしかけて、

無水調理・1分にセット。酒蒸しで具材に火を通します。

甘辛の調味液を絡めて煮詰める

圧力ピンが下がったら、ふたを開けて。

醤油、みりん、砂糖を混ぜ合わせた調味液をまわしかけ、

調味液が全体に絡まるように、ざっくりとかき混ぜたら、

煮込み・8分にセット。
ときどきやさしくかき混ぜて、甘辛味を絡めながら水分を飛ばしていきましょう。

そして、煮込みが停止したら完成です。

豚肉やわらか、さつまいもホクホク。食べ応えのあるボリュームおかず。

さつまいもの甘みが引き立つ、やさしい甘辛味です。

お弁当にも便利

さつまいもは冷めてもホクホクで甘いから、お弁当に入れてもおいしいですよ。

【レシピ】豚肉とさつまいもの甘辛煮

それでは最後にレシピを記しておきますね。
食べ応えのあるおかずを作りたいときや、大きなさつまいもの消費にもおすすめ。
煮崩れにくい鳴門金時や紅はるかを使って、ぜひ一度お試しください~。

■材料(4人分)
豚肉(切り落とし肉/こま肉)200g
さつまいも(大)1本
しめじ 1/2株
酒 大さじ3
【豚肉下ごしらえ】
酒 大さじ1
小麦粉 小さじ1
ごま油 小さじ1
【煮込み調味液】
★醤油 大さじ2
★みりん 大さじ1
★砂糖 大さじ1


■作り方(無水調理・1分→煮込み・8分)※パナソニック製の電気圧力鍋を使用。


1. 【豚肉下ごしらえ】豚肉は食べやすい大きさに切り、酒をもみ込んで小麦粉をまぶす。


2.【豚肉下ごしらえ】フライパンにごま油を熱し、1をほぐしながら軽く炒める。


3. さつまいもは一口大の乱切りにし、水にさらす。


4. しめじは石づきを切り落としてほぐす。


5. 電気圧力鍋にしめじ→水気を切ったさつまいも→豚肉の順に並べ入れる。


6. 5に酒をまわしかけ、無水調理・1分にセットする。


7. 圧力ピンが下がったら、★の材料を混ぜ合わせて加え、全体に絡まるようにざっくりと混ぜる。


8. 煮込み・8分にセットして、ときどきかき混ぜながら煮詰める。


※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、加圧時間の調整が必要かもしれません。


【電気圧力鍋でヘルシーごはん】
このブログでは、ふだん使いで、なるべく手間のかからない電気圧力鍋レシピを研究中。おいしくできた料理をコツコツ公開しています。加圧時間や食材の組み合わせなど、電気圧力鍋を使うときのちょっとしたヒントにして頂けましたら幸いです。

電気圧力鍋料理の写真