【大豆とじゃこの炒り煮】電気圧力鍋で大豆ふっくら、やさしい味

大豆とじゃこの炒り煮の写真

給食でこどもに人気らしい、大豆とじゃこの炒り煮。電気圧力鍋で大豆の水煮から作ると、大豆が甘くてホクホクでとってもおいしく仕上がります。圧力調理で大豆をゆでこぼし、甘辛の煮汁と合わせて煮込みモードに。仕上げにじゃこと白ごまをあえて完成です。

電気圧力鍋で大豆をゆでる

まずは大豆の水煮を作りましょう。
自分でゆでるのは少し手間だけど、電気圧力鍋なら、ほったらかせるから大丈夫。そして、おいしさは格別です。

乾燥大豆を水で一晩戻す

乾燥大豆はやさしく水洗いしたら、豆の4倍くらいの量の水に入れて一晩放置。水に浸して戻します。

豆がふくらんで表面の凸凹やしわがなくなれば、吸水が終わった合図です。

浸し水ごと圧力調理

水で戻した大豆は、浸し水ごと電気圧力鍋に入れて、

圧力調理・3分にセット。
圧力ピンが下がると、大豆はふっくらやわらかです。

大豆をざるに上げ、アクの浮いたゆで汁は切りましょう。

この後も煮込みモードで電気圧力鍋を使うので、電気圧力鍋の釜は洗っておきます。

ちりめんじゃこの下ごしらえ

ちりめんじゃこは、熱湯にさらして、さっと塩抜きをします。
ボウルにざるを重ねて、ちりめんじゃこを入れ、熱湯を注いだら、

ざるごと引き上げて水気を切って。

さらに、油を敷かないフライパンで乾煎りし、水気を飛ばせば完了。

やさしい塩気のちりめんじゃこに変身です。

大豆の水煮と煮汁を電気圧力鍋へ

具材の下ごしらえが終わったら、電気圧力鍋で炒り煮を作ります。
大豆の水煮を電気圧力鍋に入れて、

水、醤油、酒、砂糖、サラダ油を混ぜ合わせた煮汁をまわしかけて、煮込み・10分にセット。

煮込みモードで煮詰める

煮汁がなくなるまで、煮込みモードでふつふつと煮詰めましょう。

煮汁が減ってきたら、焦げ付かないようにシリコンスプーンなどでかき混ぜて。
大豆がまんべんなく茶色く色付くように、煮汁をしっかり飛ばします。

煮汁がなくなったら、煮込みは終了。

ちりめんじゃこと白ごまを和える

仕上げに、ちりめんじゃこと、

白ごまを加えて、

混ぜ混ぜ。しっかり和えたら、完成です。

大豆ホクホクやわらかな大豆とじゃこの炒り煮。

ほんのり甘みのある大豆に、やさしい塩気のちりめんじゃこ。
薄めの甘辛味にすると飽きが来ず、作り置きしてもおいしく食べ切れますよ。

【レシピ】大豆とじゃこの炒り煮

それでは最後にレシピを記しておきますね。
電気圧力鍋でゆでた大豆は、ホクホク甘くてコスパよし。
素朴な炒り煮がほっこりおいしい栄養に変身です!

■材料(4人分)
乾燥大豆 75g(約1/2カップ)
水 2カップ
ちりめんじゃこ 30g
白ごま 大さじ2
★水 1/4カップ
★醤油 小さじ2
★酒 小さじ2
★砂糖 小さじ2
★サラダ油 小さじ1/2


■作り方(圧力調理・3分→煮込み・10分)※パナソニック製の電気圧力鍋を使用。


1. 乾燥大豆はやさしく水洗いし、水に一晩浸す。


2. 1を浸し水ごと電気圧力鍋に入れ、圧力調理・3分にセットする。
大豆と浸し水を合わせた量が、釜の目盛「豆ここまで」等の記載を越えないようにします(爆発等の事故の原因となるため)。


3. 圧力ピンが下がったら、ざるに上げて水気を切る。


4. ちりめんじゃこは熱湯にさらし、水気を切って乾煎りする。


5. 電気圧力鍋に大豆の水煮を入れ、★の材料を混ぜ合わせて加える。


6. 煮込み・10分にセットし、ときどきかき混ぜながら煮詰める。


7. 煮汁がなくなったら煮込みを停止し、4と白ごまを和える。


※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、加圧時間の調整が必要かもしれません。


【参考文献】

レシピは、こちらのサイトを参考にしました。
お弁当のおかず(だいずとじゃこの炒り煮) | よこはま学校食育財団 (ygs.or.jp)
大豆とじゃこの炒り煮の他にも、給食でこどもに人気のレシピが多数載っていて、とっても参考になります。

【電気圧力鍋でヘルシーごはん】
このブログでは、ふだん使いで、なるべく手間のかからない電気圧力鍋レシピを研究中。おいしくできた料理をコツコツ公開しています。加圧時間や食材の組み合わせなど、電気圧力鍋を使うときのちょっとしたヒントにして頂けましたら幸いです。

電気圧力鍋料理の写真