電気圧力鍋の圧力調理でチキンカレーを作るコツ。それは、鶏もも肉の表面を軽く焼いてから圧力調理することと、野菜から水分が出るので水は控えめに入れること。圧力調理後にカレールーを加えて煮込めば、野菜のうまみたっぷりなカレーに仕上がりますよ。
鶏もも肉をフライパンで軽く焼く
鶏もも肉は生のまま圧力調理すると、肉同士がくっついて仕上がってしまうので、あらかじめ表面に軽く火を通しておくのがおすすめです。
鶏もも肉は皮を取り除いて一口大に切ったら、熱したフライパンで油を敷かずに、両面をさっと焼きましょう。
肉の表面が白っぽくなったら火を止めて。
肉に赤い部分がところどころ残っていても大丈夫です。
電気圧力鍋に野菜と鶏もも肉を入れる
鶏もも肉の下ごしらえが終わったら、電気圧力鍋に具材を入れましょう。
まずは、水分が出やすい玉ねぎをくし切りにして並べ入れ、
一口大に切った人参と、
一口大に切ったじゃがいもを入れます。
じゃがいもは水にしばらくさらして、水気を切ってから入れましょう。
野菜を入れ終わったら、鶏もも肉を並べ入れます。
水を加えて圧力調理
圧力調理すると、玉ねぎから水分がたっぷり出てくるので、水は控えめに加えます。
水の量の目安は、具材の量の半分くらいのイメージです。
電気圧力鍋は蒸気を逃しにくいので、野菜から出た水分もスープに生かすことができますよ。
ここまでできたら、圧力調理・1分にセットしましょう。
最後にカレールーを加えて煮込む
圧力ピンが下がったら、ふたを開けて。
野菜も肉もやわらかで、水分がたくさん出ています。
さっとかき混ぜると、玉ねぎは溶けてしまうものもあるけれど、気にしなくて大丈夫。その分、玉ねぎのうまみや甘みがスープに凝縮しています。
仕上げに、カレールーを加えて、
煮込み・4分にセットしましょう。
カレールーを溶かすように、シリコンスプーンなどでやさしくかき混ぜながら加熱して、
カレールーがしっかり溶けたら完成です。
電気圧力鍋でかんたん、ラクちん、チキンカレー。
鶏もも肉も野菜もやわらか。野菜から出た水分を逃さず生かして、うまみもたっぷり。
とってもおいしいです!
【レシピ】ルーを使ったチキンカレー
それでは最後にレシピを記しておきますね。
鶏もも肉にさっと火を通すひと手間と、水を控えめに入れることで、とってもおいしいカレーになります。
ぜひ一度お試しください~。
■材料(3人分)
鶏もも肉 280g
玉ねぎ(中)1個
人参(中)1本
じゃがいも(中)2個
水 1カップ
カレールー 適宜(目安:3個)
■作り方(圧力調理・1分→煮込み・4分)※パナソニック製の電気圧力鍋を使用。
1. 鶏もも肉は皮を取り除き、一口大に切る。
2. フライパンを熱し、1の両面を軽く焼く。
3. 玉ねぎはくし切りにする。
4. 人参は皮をむいて一口大に切る。
5. じゃがいもは皮をむいて一口大に切り、しばらく水にさらしたら、ざるに上げて水気を切る。
6. 電気圧力鍋に玉ねぎ→人参→じゃがいも→鶏もも肉の順に入れる。
7. 電気圧力鍋に水を加え、圧力調理・1分にセットする。
8. 圧力ピンが下がったら、カレールーを加え、煮込み・4分にセットする。
9. シリコンスプーンなどでかき混ぜながら、カレールーを溶かす。
※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、加圧時間の調整が必要かもしれません。
【電気圧力鍋でヘルシーごはん】
このブログでは、パナソニック電気圧力鍋を使ったレシピを研究・公開しています。加圧時間早見表も随時更新中。ぜひぜひのぞいてみてください!