【大豆と昆布の煮物】電気圧力鍋でとってもやわらか!やさしい味わい

大豆と昆布の煮物の写真

圧力調理でやわらかく煮られる、乾燥大豆と乾燥昆布。この2つを組み合わせて電気圧力鍋で煮物を作ると、やわらか味しみ、格別のおいしさ!圧力調理で大豆の水煮を作り、次は昆布だけを圧力調理。仕上げに大豆の水煮を加えて、煮汁を煮詰めてできあがりです。

大豆の水煮を作る

乾燥大豆を水で戻す

アクの多い大豆はゆでこぼしたいから、大豆と昆布は別々に圧力調理でやわらかくします。
まずは1度目の圧力調理。大豆の水煮を作りましょう。
乾燥大豆はやさしく水洗いしたら、豆の4倍くらいの量の水に一晩浸します。

乾燥豆は水にしっかり浸しておくと、短い加圧時間でやわらかくゆでられますよ。

浸し水ごと圧力調理

水で戻した大豆は、浸し水ごと電気圧力鍋に入れ、圧力調理・3分にセット。

大豆をざるに上げる

圧力ピンが下がったら、

大豆をざるに上げて、アクの混じったゆで汁はしっかり切りましょう。

これで、大豆の水煮はできあがりです。
この次は、圧力調理で昆布を煮るので、電気圧力鍋のふたやノズルは掃除して、釜も洗っておきましょう。

圧力調理で昆布を煮る

乾燥昆布を水で戻す

乾燥昆布は圧力調理する前に、30分ほど水に浸して戻します。

昆布を食べやすい大きさに切る

水で戻した乾燥昆布は、食べやすい大きさで角切りにして。

昆布の戻し汁は煮物のだし汁として使うので、捨てずにとっておきましょう。

煮汁と一緒に圧力調理

昆布を切ったら、電気圧力鍋に入れて、

昆布の戻し汁、醤油、みりん、砂糖を混ぜ合わせた煮汁を加えて、圧力調理・4分にセット。
圧力調理後に大豆の水煮を加えて煮詰めるので、煮汁の量は多めにしておきます。

大豆の水煮を加えて煮詰める

圧力ピンが下がったら、あらかじめ作っておいた大豆の水煮を加えて、

煮込み・10分にセット。
アクが出たら丁寧に取り除いて、煮汁を煮詰めていきましょう。

煮込みが停止したら、電気圧力鍋から釜を取り出して。
しばらく置いて、味をなじませれば完成です。

昆布はやわらか味しみしみ、大豆はしっとりホクホク!

電気圧力鍋で作る、大豆と昆布の煮物はやさしい食感。昆布だしの利いた味わいもまろやか。格別のおいしさです。

【レシピ】大豆と昆布の煮物

それでは最後にレシピを記しておきますね。
少し手間はかかるけど、大豆の水煮から手作りすると、とってもおいしく仕上がります。
ぜひ一度お試しください~。

■材料(4人分)
乾燥大豆 75g(約1/2カップ)
水 2カップ
乾燥昆布(12~14cm)2枚
★昆布の戻し汁 1と1/2カップ
★醤油 大さじ2
★みりん 大さじ2
★砂糖 大さじ1


■作り方(圧力調理・3分→圧力調理・4分→煮込み・10分)※パナソニック製の電気圧力鍋を使用。


1. 乾燥大豆はやさしく水洗いし、水に一晩浸す。


2. 1を浸し水ごと電気圧力鍋に入れ、圧力調理・3分にセットする。
*大豆と浸し水を合わせた量が、釜の目盛「豆ここまで」等の記載を越えないようにします(爆発等の事故の原因となるため)。


3. 圧力ピンが下がったら、ざるに上げて水気を切る(電気圧力鍋のふたやノズルを掃除し、釜は洗う)。


4. 乾燥昆布は水(分量外)に30分ほど浸す。


5. 4の昆布を食べやすい大きさで角切りにする(戻し汁は取っておく)。


6. 電気圧力鍋に昆布を入れ、★の材料を混ぜ合わせて加える。


7. 圧力調理・4分にセットする。


8. 圧力ピンが下がったら、大豆の水煮を加える。


9. 煮込み・10分にセットして煮汁を煮詰め、アクが出たら取り除く。


10. 煮込み停止後、しばらく置いて味をなじませる。


※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、加圧時間の調整が必要かもしれません。


【電気圧力鍋でヘルシーごはん】
このブログでは、ふだん使いで、なるべく手間のかからない電気圧力鍋レシピを研究中。おいしくできた料理をコツコツ公開しています。加圧時間や食材の組み合わせなど、電気圧力鍋を使うときのちょっとしたヒントにして頂けましたら幸いです。

電気圧力鍋料理の写真