【鶏ひき肉の袋煮】電気圧力鍋でじゅわっと味しみ。めんつゆで手軽に

鶏ひき肉の袋煮の写真

油揚げは電気圧力鍋料理にもってこい。油抜きした油揚げを煮汁と一緒に圧力調理すると、やわらか~く味しみしみになるから、袋煮だってお手のもの。鶏ひき肉に刻んだ野菜を混ぜ込んで、油揚げの中を開いて詰めたら、めんつゆを使って気軽に煮ましょう。

油揚げは中を開く

袋煮は電気圧力鍋で作れば、ほったらかしで煮られるので、下ごしらえだけ頑張って。
油揚げは半分に切り、中を開きましょう。

開きにくいものは、上から菜箸を当ててコロコロ転がすと開きやすくなりますよ。

2分ほど湯がいて油抜きする

油揚げは中を開いたら、油抜きをしましょう。圧力調理する前に油抜きを済ませておくと、味のしみ込みがよくなります。
鍋に熱湯を沸かして油揚げを入れたら、ぐつぐつと2分ほどゆで、

ざるに上げて水気を切ったら、しばらく置いてあら熱を取ります。
その間に、油揚げに詰めるたねを作りましょう。

鶏ひき肉のたねを作る

たねは鶏ひき肉に、みじん切りした人参、小口切りした長ねぎ。

さらに、つなぎの片栗粉と、味付けの塩。

たねの材料をすべてボウルに入れたら、こねるようによく練り混ぜます。

油揚げに、たねを詰める

たねができたら、あら熱の取れた油揚げに詰めましょう。たねは片手で丸めながら入れると、やりやすいです。

たねを入れ終わったら、いなりずしのように油揚げの口をぱたんと閉じて。

電気圧力鍋に並べ入れる

油揚げは折りたたんだ口を下向きにして、電気圧力鍋に並べ入れます。

ひたひたより多めの煮汁で圧力調理

煮汁はお手軽に、めんつゆを使って。
水、めんつゆ、みりんを混ぜ合わせたら、電気圧力鍋に加えましょう。
なお、油揚げは圧力調理すると煮汁を吸うので、煮汁の量は、ひたひたより少し多めがおすすめです。

ここまでできたら、圧力調理・1分にセットしましょう。

しばらく置いて味をなじませる

圧力ピンが下がったら、ふたを開けて。
油揚げがヒラヒラふわふわしていて、見た目が心配だけど大丈夫です。

しばらく置いてあら熱を取りつつ、煮汁の味をなじませたら、シリコンスプーンなどを使って一つひとつ取り出しましょう。
ヒラヒラふわふわしていた油揚げの形は、器に移すと落ち着きますよ。

じゅわっと味しみで、やわらかな鶏ひき肉の袋煮。
袋煮は包丁で半分に切って中を見せるように盛り付けると、彩りがいい感じです。

【レシピ】鶏ひき肉の袋煮

それでは最後にレシピを記しておきますね。
袋煮はたねを詰めるのが手間だから、煮汁はめんつゆを使ってお手軽に。
下ごしらえさえ頑張れば、ボリュームのあるおかずがほったらかしで、できあがります。

■材料(作りやすい分量:6個)
油揚げ 3枚
鶏ひき肉 180g
人参(中)2/3本
長ねぎ 1/2本
片栗粉 大さじ1
塩 小さじ1/4
★水 2カップ
★めんつゆ(3倍濃縮)大さじ4
★みりん 大さじ2


■作り方(圧力調理・1分)※パナソニック製の電気圧力鍋を使用。


1. 油揚げは半分に切り、中を開く。


2. 鍋に湯を沸かし、1を入れて2分ほど煮たら、ざるにあげて、あら熱を取る。


3. 人参は皮をむいてみじん切りに、長ねぎは小口切りにする。


4. ボウルに鶏ひき肉、3の人参と長ねぎ、片栗粉、塩を入れてよく練り混ぜる。


5. 4のたねを6等分し、2の油揚げに詰め、油揚げの口を折りたたんで閉じる。


6. 5の油揚げの口を下にして、電気圧力鍋に並べ入れ、★の材料を混ぜ合わせて加える。


7. 圧力調理・1分にセットする。


8. 圧力ピンが下がったら、しばらく置いて味をなじませる。


※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、加圧時間の調整が必要かもしれません。


【電気圧力鍋でヘルシーごはん】
このブログでは、ふだん使いで、なるべく手間のかからない電気圧力鍋レシピを研究中。おいしくできた料理をコツコツ公開しています。加圧時間や食材の組み合わせなど、電気圧力鍋を使うときのちょっとしたヒントにして頂けましたら幸いです。

電気圧力鍋料理の写真