塊肉をホロホロにゆで、ゆで汁もめんのスープに使う。そんなレシピを見かけて、さっそく電気圧力鍋で挑戦しました。分厚い塊肉は加圧に時間がかかるから、鶏もも肉で作ってみたら、お手軽なうえに絶品。ゆで汁は、めんにも雑炊にも使えて最高~!
鶏もも肉の下ごしらえ
それでは作り方をご紹介しますね。まずは鶏もも肉の下ごしらえから。
鶏もも肉は皮を取り除き、カロリー・脂控えめに。
取り切れないところは、キッチンばさみで切ると、きれいに取り除くことができますよ。
皮を取り除いたら、電気圧力鍋に入れやすいように半分に切って。
鶏もも肉、長ねぎの青い部分、生姜を入れる
下ごしらえした鶏もも肉は電気圧力鍋に入れ、
長ねぎの青い部分と、生姜の薄切りを入れましょう。
生姜の量は一片で大丈夫。スープに割としっかり風味がつきますよ。
水、酒、塩を入れて圧力調理
さらに、水、酒、塩を入れたら、圧力調理・1分にセット。
鶏もも肉は圧力調理すると縮むので、ゆで汁から多少飛び出ていても大丈夫です。
圧力ピンが下がったら、しばらく置いて、あら熱がとれたら鶏もも肉を取り出しましょう。
ゆで鶏を薄切りする
ゆであがった鶏もも肉は、ホロホロやわらか!塩気があって鶏ハムみたいな味わいです。
このゆで鶏を薄切りにしたら、
器に移して、しばらく待機。
次は、鶏だしたっぷりのゆで汁を使って、めんや雑炊を作りましょう。
ゆで汁を薄めて、めんや雑炊のスープに
ゆで汁は、長ねぎの青い部分と生姜を取り除いて使います。
ゆで汁は少し塩気が強いので、水で薄めて。水さえ加えれば、めんや雑炊のスープに早変わりです。
たとえばフォー風きしめんを作るなら、水で薄めたゆで汁できしめんを煮込み、薄切りしたゆで鶏と、お好みの具材をトッピング。
めんはもちろん、雑炊にしてもおいしいですよ。
水で薄めたゆで汁で、冷やごはんを煮込んだら、ゆで鶏をのせ、小ねぎを散らして。
さっぱり雑炊のできあがり~。
フォー風めんに、雑炊に。ゆで鶏はもちろん、ゆで汁まで使えば、お腹を満たしてくれる一皿がちゃちゃっと作れて助かります!
【レシピ】ゆで鶏
電気圧力鍋で作る、ゆで鶏のレシピ。ほったかしでかんたんです。
■材料(2人分)
鶏もも肉 1枚
長ねぎの青い部分(10cmぐらい)適量
生姜 一片
★水 1と1/4カップ
★酒 1/4カップ
★塩 小さじ1/2
■作り方(圧力調理・1分)※パナソニック製の電気圧力鍋を使用。
1. 鶏もも肉は皮を取り除き、半分に切る。
2. 生姜は薄切りにする。
3. 電気圧力鍋に1、長ねぎの青い部分、2の生姜を入れ、★の材料を加える。
4. 圧力調理・1分にセットする。
5. 圧力ピンが下がったら、しばらく置いてあら熱をとり、鶏もも肉を取り出して薄切りにする。
(ゆで汁はとっておく。)
※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、加圧時間の調整が必要かもしれません。
【アレンジレシピ】フォー風きしめん
ゆで鶏のゆで汁も使って、フォー風にアレンジ。
■材料(2人分)
きしめん 2袋
【ゆで汁スープ】
★ゆで鶏のゆで汁 全量
★水 1/2カップ
【トッピング】
ゆで鶏(薄切り)
お好みの具材
■作り方(普通の鍋を使用)
1. ゆで汁は長ねぎの青い部分と生姜を取り除き、水を加える。
2. 1のスープを鍋で煮立て、きしめんを入れて煮込む。
3. きしめんとスープを器に移し、ゆで鶏とお好みの具材をトッピングする。
【参考書】「ミニマル料理」
このレシピは、稲田俊輔さんの「ミニマル料理」という本を参考にしました。ロジカルな解説が面白く、写真もきれい。何度読み返しても学びや発見がある本です。
【電気圧力鍋でヘルシーごはん】
このブログでは、パナソニック電気圧力鍋を使ったレシピを研究・公開しています。加圧時間早見表も随時更新中。ぜひぜひのぞいてみてください!