ぶり大根は、ぶりのあらを圧力調理後、煮込みモードで煮汁を煮詰めます。加熱が長くなると、脂少なめの魚は硬くなってしまうため、脂ののった養殖ぶりを使うのがおすすめ。また、大根は圧力調理で水分が出るので、煮汁はひたひたより少なくて大丈夫です。
このレシピはパナソニック電気圧力鍋の旧製品(SR-MP300)でおいしく作れます。
ぶりを霜降りする
それでは、さっそく作り方をご紹介しますね。
ぶりのあらは臭みがあるので、霜降りをして臭みを取ります。
ぶりのあらを大き目のボウルに入れたら、
熱湯を少し冷まして注ぎ入れて。
お湯が白く濁ったら、ざるに上げて水にさらして、
ぶりのあらをさっと洗ったら完了です。このとき血や汚れをしっかり取り除いておくと、より臭みが取れるそうです。
ぶり、大根、生姜、煮汁を入れる
霜降りが終わったぶりは、電気圧力鍋の釜に、なるべく重ならないように並べ入れます。
(ぶりが重なった部分は身がくっつくこともあるけれど、ごった煮なので、それほど気にしなくても大丈夫。)
大根は2cmぐらいの厚さで半月切りにして入れ、薄切りにした生姜と煮汁を加えましょう。
水、酒、醤油、みりん、砂糖を混ぜ合わせた煮汁は、ひたひたより少なめに加えます。大根は圧力調理すると水分がけっこう出てくるので、煮汁を少なくおさえておくと、仕上げのときに煮詰めやすくなりますよ。
また、生姜は煮汁に浸かるように入れて。大根は平らにならして並べ入れておくと、味がしみ込みやすくなります。
圧力調理後に煮汁を煮詰める
材料を入れたら、圧力調理・3分にセットしましょう。
そして圧力ピンが下がったら、ふたを開けて。このままだと味が薄いので、
煮込みモードで煮詰める準備。
煮汁から飛び出た大根は、色の薄い面が煮汁に浸かるように裏返します。
そうして、煮込み・10分にセット。煮汁を煮詰めていきましょう。
煮込みが終わったら、しばらく置いて味をさらにしみ込ませて、
あら熱が取れたら完成です。
脂ののったぶりは、圧力調理しても、とってもやわらか!
大根も味しみしみでやわらかくって、おいしいですよ。
【レシピ】ぶり大根
それでは最後にレシピを記しておきますね。
しょっぱすぎない、あっさりとした味付け。生姜は臭みをやわらげるので、入れるのがおすすめです。
ぶりがおいしい季節に、ぜひお試しください~。
■材料(4人分)
ぶり(あら)300g
大根 8cm
生姜 一片
★水 1/2カップ
★酒 大さじ3
★醤油 大さじ3
★みりん 大さじ2
★砂糖 大さじ1と1/2
■作り方(圧力調理・3分→煮込み・10分)※パナソニック製の電気圧力鍋(SR-MP300)を使用。
1. ぶりは霜降りをする。
2. 大根は皮をむき、2cmぐらいの厚さで半月切りにする。
3. 生姜は皮付きのまま薄切りする。
4. 電気圧力鍋に1を並べ入れたら、2、3を入れ、★の材料を混ぜ合わせて加える。
5. 圧力調理・3分にセットする。
6. 圧力ピンが下がったら、煮汁から飛び出た大根は裏返し、色の薄い部分が煮汁に浸かるようにする。
7. 煮込み・10分にセットして、煮汁を煮詰める。
8. 煮込みが終わったら、しばらく置いて味をなじませる。
※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、加圧時間の調整が必要かもしれません。
【電気圧力鍋でヘルシーごはん】
このブログでは、パナソニック電気圧力鍋を使ったレシピを研究・公開しています。加圧時間早見表も随時更新中。ぜひぜひのぞいてみてください!