電気圧力鍋で、カレールーを使った無水カレーに挑戦しました。中くらいの大きさの玉ねぎをまるっと3個使って玉ねぎの水分を引き出すと、玉ねぎの甘みと辛味が絶妙なバランスで凝縮。そこにカレールーを加えると、とろとろでコクのあるカレーになりました。
参考にしたレシピ
ハウス食品のサイトに掲載の「初めての無水カレーレシピ」をお手本にして、電気圧力鍋用に材料をちょこっとアレンジして作ってみました。
玉ねぎはまるっと3個使う
4人分のカレーを作るときは、中くらいのサイズの玉ねぎをまるっと3個使うと、無水調理でちょうどいい量の水分が出てきます。
玉ねぎは薄切りにして、スタンバイです。
玉ねぎ半量と豚肉を炒める
玉ねぎを切ったら、半量はフライパンにオリーブオイルを熱して炒めます。
玉ねぎがしんなりしてきたら、
豚肉を加えて、さらに炒めて。(豚肉はスーパーでカレー用として売られている豚もも肉を使うと、電気圧力鍋でホロホロにやわらかく煮られておいしいですよ。)
豚肉の表面が白っぽくなったら、火を止めましょう。
玉ねぎ→炒めた玉ねぎと豚肉→人参・じゃがいもの順に入れる
材料の下ごしらえが終わったら、電気圧力鍋の出番です。
まずは、炒めなかった玉ねぎを電気圧力鍋に入れ、
その上に、炒めた玉ねぎと豚肉をのせます。
次に、一口大に切った人参と、
じゃがいも。(じゃがいもは切った後、水にさらしてアク抜きを済ませておくと、仕上げの煮込み時にアクが出にくくてラクでした。)
白ワイン(または水)をまわしかけて無水調理
最後に、焦げ付き予防に白ワインをまわしかけたら、無水調理・1分にセットしましょう。
白ワインがなければ、代わりに水を使ってもよいと思います。
カレールーを加えて煮込む
圧力ピンが下がったら、ふたを開けて。
想像より水分が少ない?!と不安になるかもしれないけれど、
具材をかき混ぜると、カレールーを溶かすのにちょうどいい量の水分が出ていることがわかります。
ここにカレールーを適量加えたら、
煮込み・7分にセットして、加熱しながらカレールーを溶かして。
カレールーは最初は少なめに入れておき、後から足して、味やとろみ加減を調整しても。
ときどきかき混ぜながら様子を見て、カレールーがしっかり溶けたら煮込みを停止。
ごはんの上に、とろりとかけて頂きましょう。
玉ねぎをたっぷり使った無水カレーは、玉ねぎの甘みと辛味が絶妙なバランス。
玉ねぎの後引く辛味で、ちょこっと大人味です。玉ねぎの半量を炒めて、半量は炒めない工程の意味を実感できました。
【レシピ】玉ねぎたっぷり無水カレー(ルー使用)
それでは最後にレシピを記しておきますね。
時間のかかる無水カレーも電気圧力鍋を使えば、とってもお手軽。
ほぼほったらかしで作れてラクちんで、加熱時間も短縮できます。
■材料(4人分)
玉ねぎ(中)3個
豚もも肉(カレー用)300g
人参(中)1/2本
じゃがいも(中)2個
オリーブオイル 少々
白ワイン(または水)1/4カップ
カレールー 適量
■作り方(無水調理・1分→煮込み・7分)※パナソニック製の電気圧力鍋を使用。
1. 玉ねぎは薄切りにする。
2. 人参は皮をむいて一口大に切る。
3. じゃがいもは皮をむいて一口大に切り、しばらく水にさらしたら、ざるに上げて水気を切る。
4. 豚もも肉は一口大に切る。
5. フライパンにオリーブオイルを熱し、玉ねぎの半量を炒める。
6. 玉ねぎがしんなりしてきたら豚もも肉を加えてさらに炒め、肉の表面が白っぽくなったら火を止める。
7. 電気圧力鍋に、炒めていない玉ねぎ→炒めた玉ねぎと豚もも肉→人参、じゃがいもの順に入れる。
8. 白ワイン(または水)をまわしかけ、無水調理・1分にセットする。
9. 圧力ピンが下がったらカレールーを加え、煮込み・7分にセットする。
10. ときどきかき混ぜながら煮込み、カレールーが溶けたら煮込みを停止する。
※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、加圧時間の調整が必要かもしれません。
【電気圧力鍋でヘルシーごはん】
このブログでは、パナソニック電気圧力鍋を使ったレシピを研究・公開しています。加圧時間早見表も随時更新中。ぜひぜひのぞいてみてください!