はちみつは万能調味料?料理の「いつも同じ」を減らす使い方メモ

はちみつで下味を付けて焼いた鶏ささみ肉。やわらかで照りのある仕上がり

毎日ごはんを作っていると「またこの味付けか…」「変えたいけど、失敗したくない」そんな迷いが、少しずつ溜まってきますよね。

この記事では、

  • はちみつって、甘くするだけの調味料なの?
  • 砂糖の代用以外に、何をしてくれるの?

そんな疑問をきっかけに、甘みを付けるだけではない「はちみつの使いどころ」を、実際に試して整理してみました。

はちみつを使うと、料理のどこが変わる?

はちみつというと、トーストやお菓子のイメージが強いですが、 調べてみると、普段のごはん作りの悩みを少し軽くしてくれそうな点がいくつかありました。

ガラス容器に入れたはちみつをスプーンですくっている様子

毎日の料理にそのまま使える甘み

はちみつには、オリゴ糖やグルコン酸が含まれていて、 腸内環境を整える働きがあると言われています。それは言い換えると、特別な健康食を用意しなくても、いつもの料理にそのまま組み込めるということにもなります。

「体にいいことをしなきゃ」と構えずに使えるって、助かりますね。

はちみつは、お肉をやわらかくしてくれる

鶏むね肉やささみなど、 安いけれど火を通すと硬くなりやすい肉。これらの肉の下味に、はちみつを少し加えると、 加熱後も水分が抜けにくく、食感が安定しやすい印象がありました。

  • 節約したいけど、食感で失敗したくない…

そんな日の、ひとつの選択肢として、はちみつが使えそうです。

鶏ささみ肉に、はちみつ醤油で下味を付けている工程

魚の下処理を増やさずに臭みをおさえられる

魚料理で気になるのが、「焼いたあとに臭みが出ないか」という点。
はちみつを下味としてなじませておくと、 特別な下処理をしなくても、臭みが出にくいケースがありました。
工程を増やさずに済むのは、平日のごはん作りでは大きなメリットですよね。

目分量でも味がまとまりやすい

たとえば、はちみつ+マスタード+マヨネーズ。
この組み合わせでドレッシングを作ってみると、分量が多少おおざっぱでも、味が決まりやすいと感じました。
「ドレッシングを切らしている」「いつものサラダの味に飽きた」そんな場面でも活躍してくれました。

ガラス容器にはちみつ・マスタード・マヨネーズを入れ、スプーンで混ぜ合わせた様子

ドレッシングやソースなら、混ぜるだけで手早く作れて、普段の料理を簡単に味変できるし、いろんな料理に添えられるから、はちみつを最後までちゃんと使い切ることもできそうですね。

実際に作ってみた「はちみつ料理」メモ

ここからは、 普段のごはん作りで試して、再現しやすいと感じた例をご紹介します。

鶏ささみの照り焼き・親子丼

鶏ささみ肉=火を通すとパサつく。
そんな前提で「鶏ささみの照り焼き」や「鶏ささみの親子丼」を作りましたが、肉の下味にはちみつを少し加えると肉が縮みにくく、食感がやわらかくなりました。

→ 鶏ささみ肉の下味付けに、はちみつを使うのもアリ

はちみつ醤油で下味を付けた鶏ささみの照り焼き。火を通しても縮みにくい様子
はちみつ醤油で下味を付けた鶏ささみを使った親子丼
メモ:下味付けの分量の目安

ここではレシピとしての作り方ではなく、味や食感が安定したときの分量メモを残しています。

鶏ささみ肉 3本 に対して――
★醤油 大さじ2
★みりん 大さじ1
★はちみつ 小さじ2
★砂糖 小さじ1(甘みの種類をバランスよくするため)

※鶏ささみ肉に★の材料をもみ込んだら、冷蔵庫に1時間以上置く。

鮭のはちみつ味噌漬け

下味が味噌だけだと塩味が立ちやすいですが、 はちみつを足すと、角の取れた味になりました。
生鮭を、はちみつと味噌を合わせた調味料に漬け込んで焼いたら、身しっとり!食感も安定してくれました。

魚の下味付けのマンネリ解消に、はちみつを使うのもアリ

はちみつ・味噌・醤油の下味を付けた生鮭を焼いた一品。照りのある見た目
メモ:下味付けの分量の目安

ここではレシピとしての作り方ではなく、味や食感が安定したときの分量メモを残しています。

生鮭切り身 2枚 に対して――
★味噌 大さじ1
★はちみつ 小さじ1と1/2
★醤油 小さじ1

※生鮭に★の材料をなじませたら、冷蔵庫に1時間以上置く。
※調味液をぬぐい、グリルなどで焼く(はちみつを入れると焦げ付きやすいので弱火にする)。

新玉ねぎのハニーマスタードマリネ

粒マスタードの使い切りを兼ねて作った一品。新玉ねぎを、粒マスタード、はちみつ、顆粒コンソメのドレッシングで和えてみました。
はちみつを加えると 酸味や辛味が出すぎず、上品な甘みで香りも良くなりました。

和え物やサラダの味付けに迷ったら、はちみつを使うのもアリ

新玉ねぎのスライスをはちみつ・粒マスタード・顆粒コンソメで和えたマリネ
メモ:ドレッシングの分量の目安

ここではレシピとしての作り方ではなく、味や食感が安定したときの分量メモを残しています。

粒マスタード・はちみつ・塩で作ったハニーマスタード

【1人分】
★粒マスタード 大さじ1
★はちみつ 小さじ2
★塩 小さじ1/3

さつまいもとハムのハニーマヨサラダ

はちみつを使ったドレッシング「ハニーマヨネーズ」で、加熱したさつまいもとハムを和えてみました。いつもと違ったドレッシングの味で、料理の味変ができました。

さつまいもとハムをはちみつ・マヨネーズ・ポン酢で和えたサラダ
メモ:ドレッシングの分量の目安

ここではレシピとしての作り方ではなく、味や食感が安定したときの分量メモを残しています。
一般的に、ハニーマヨネーズの材料は、はちみつ・マヨネーズ・レモン汁が基本のようですが、わが家ではレモン汁をポン酢で代用しています。

【1人分
★マヨネーズ 大さじ1
★はちみつ 小さじ1
★ポン酢 小さじ1

はちみつを使うときの注意点

なお、はちみつは

  • 1歳未満の乳児には与えない(乳児ボツリヌス症のリスクがあります)
  • 焦げやすいため、加熱する場合は弱めを意識する

この2点を押さえて使いましょう。

まとめ|はちみつで料理の失敗が減った

はちみつをいろいろな料理に使って試してみたところ、次のような場面で特に役立つことが分かりました。

  • 肉が硬くなりやすいとき
  • 魚の臭みが気になるとき
  • 料理の味がマンネリ化してきたとき

甘みを付けるだけではない、はちみつの使いどころ。日々の料理で悩んだときのささやかなヒントになればうれしいです。


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